自動リグレッション・テストのリクエスト

リグレッション・テスト・プログラムでは、オラクル社は、顧客がEPM自動化ベースのスクリプトを作成して、毎月のリグレッション・テストの完了に要する時間を短縮する自動リグレッション・テスト・プロセスの普及を促進することを支援します。

このプログラムでは、オラクル社は顧客のアプリケーションのユース・ケースとデータに基づいてテスト・スクリプトを作成します。その後、カスタム・スクリプトは、月次テスト・サイクルに統合するために顧客に提供されます。

このプログラムが動作する方法

このサービスは、Oracle Enterprise Performance Management Cloudビジネス・プロセスの機能を構築し、テスト・データ(本番データに類似する)をロードした後にのみ開始できます。

  • 顧客がISP参加者の場合(実装成功プログラムへの登録を参照)、ISPリードが顧客にリグレッション・テスト自動化プログラムを紹介します。顧客がISP参加者でない場合、オラクル社の担当者(製品マネージャまたは営業チームのメンバー)が顧客にプログラムを紹介し、顧客はプログラムへの参加を正式にリクエストします。
  • 顧客がISP参加者でない場合、オラクル社はプログラムへの参加リクエストを正式に承認します。ISP参加者はオラクル社の正式な承認を必要としません。
  • 顧客はフィードバックの提供の送信資料を作成し、アプリケーション・スナップショットの送信に同意して、オラクル社が環境のメンテナンス・スナップショットにアクセスすることを許可します。フィードバックの提供の送信資料の作成を参照してください。
  • 顧客がISP参加者でない場合、顧客は、フィードバックの提供の参照番号を識別する技術的サービス・リクエストを作成し、リグレッションについてテストする最も一般的なユース・ケース(3つから5つ)を添付します。技術的サービス・リクエストの送信を参照してください。

    ISP参加者は、ISPで使用されているサービス・リクエストにユース・ケースを添付します。

    ユース・ケースごとに、顧客はユース・ケースを実行する手順(たとえば、特定のフォームを開き、POV/UDVを設定し、データを更新し、フォームを送信する)を提供します。


    データ送信詳細のサンプル

    ビジネス・ルールのデータ送信詳細のサンプル

    Financial Reportingのデータ送信詳細のサンプル

    注:

    オラクル社は、必要な情報の収集と提供に役立つテンプレートを提供する場合があります。
  • オラクル社は、(約) 1時間実行するテスト・スクリプトを開発しています。テスト・スクリプトはユース・ケースをループして、すべての操作をユーザー・エラーなしで実行できることを確認します。
  • オラクル社はアクティビティ・レポートを確認して、テスト結果が顧客の要件と一致することを確認します。
  • オラクル社は、サービス・リクエストを介して顧客にスクリプトを届けます。

注:

EPM Cloud環境に新規更新が適用された場合、テスト・スクリプトを使用して継続的な検証を行うことができます。

オラクル社は、結果を顧客に利用可能にすることなく、テスト・スクリプトを将来のリグレッション・テスト・スイートに追加する権利を有します。