F データ統合に関するよくある質問(FAQ)

このFAQには、データ統合およびデータ管理の管理タスクに関するよくある質問のリソースへのリンクが用意されています。

よくある質問

Note:

複数のEPM Cloudドキュメント・リソースに含まれている、Oracle Enterprise Performance Management Cloudに関連する様々なトピックを網羅する一連のよくある質問(FAQ)とその回答については、『Oracle Enterprise Performance Management Cloud管理者スタート・ガイド』よくある質問を参照してください

EPM統合エージェントが「401 Unauthorized」エラーで起動に失敗する場合の対処方法

Gen 2データ・センター以外は、CLOUD_DOMAINパラメータが必要です。Gen 2データ・センターでEPM統合エージェントを使用している場合、CLOUD_DOMAINフィールドのドメインを削除することにより、このエラーを解決できます。他のドメインについては、agentparams.iniファイルでCLOUD_DOMAINパラメータを指定する必要があります。詳細は、EPM統合エージェントの開始パラメータの構成を参照してください。

EPM統合エージェントによってデータが抽出されない場合の対処方法

JDBC URLの入力が正しくないために、このことが発生する場合があります。オンプレミス・データ・ソースからのデータの抽出で説明されているフォーマットでURLが入力されていることを確認してください。

EPM統合エージェント - Teradata DB - ERROR [AIF]: Unexpected Error In ImportData: EPM Agent Failed To Extract Data

Teradataデータベースに接続されたEPM統合エージェントを使用してデータをインポートしようとすると、EPM統合エージェントがデータの抽出に失敗します。このエラーは、JDBC URL構文が正しくないために発生しました。

Teradataデータベースには次のJDBC URLを使用します: jdbc:teradata://database=<DB_Name>。その後、agentparams.iniファイルで次の行を更新します: CUSTOM_CLASS_PATH=C:\Oracle\EPMAgent\lib\*

詳細は、EPM統合エージェントの開始パラメータの構成を参照してください。

「java.lang.RuntimeException」、EPMエージェントがデータの抽出に失敗した

ユーザーがProfitability and Cost Managementからデータベースにデータを抽出できません。最初のステップであるインポートと検証は正しく機能しますが、エクスポート・フェーズで次のエラーが生成されます:

ERROR [AIF]: Failed request or response. Request status:QUEUED
INFO [AIF]: Appending EPM agent log to process: BEGIN
DEBUG [AIF]: Updating Agent Processes: FAILED
INFO [AIF]: Appending EPM agent log to process:: END
ERROR [AIF]: Unexpected error in importData:EPM agent failed to extract data.
ERROR [AIF]: java.lang.RuntimeException: EPM agent failed to extract data.
ERROR [AIF]: The script has failed to execute:
FATAL [AIF]: Error in Comm.executeJythonScript

このエラーは、ファイル名(appname.cred)がデータ・ソース・アプリケーション名と完全に一致するために発生しました。

この問題を修正するには:

  1. ファイル名(appname.cred)をデータ・ソース・アプリケーション名と完全に一致させます。
  2. JDBC URLをjdbcurl=jdbc:oracle:thin:@host:port/serviceというフォーマットにします。

データ・ソース・ターゲット・アプリケーションでファイルに設定された資格証明ストアを使用しているときにEPMエージェントがデータの抽出に失敗した

データ・ソース・ターゲット・アプリケーションでファイルに設定された資格証明ストアを使用しているときにEPMエージェントがデータの抽出に失敗しました。次のエラー・メッセージが返されます: Exception: java.lang.RuntimeException: EPM agent failed to extract data.

この問題は、JDBC URLのフォーマットに起因します

この問題を修正するには:

  1. ファイル名(appname.cred)をデータ・ソース・アプリケーション名と完全に一致させます。
  2. JDBC URLをjdbcurl=jdbc:oracle:thin:@host:port/serviceというフォーマットにします。

Financial Consolidation and Closeにデータをエクスポートするときのドライバ・メンバーのフェッチの失敗エラーを解決する方法

このエラーは、メンバーが有効でないか、メンバーにマッピングがない場合に発生することがあります。このエラーを解決するには、有効なメンバー名を定義してから、データ・ファイルでデータ・ロード・マッピングを定義します。

Fusion ERP GLのデータ・ロードがエラー「Client Commands are Currently Not Being Accepted」で失敗する

Fusion ERP General Ledgerからのデータ・ロード中に、次のエラーでロードが失敗します:

INFO [AIF]: isHarnessTest():: harness flag enable ? false
INFO [AIF]: getOlapserver() :: = fa.oracleoutsourcing.com:11448
INFO [AIF]: ExtractBalanceData:Error::Cannot open cube view. Essbase Error(1051544): message on contacting or from application:
INFO [AIF]: [Wed Mar 9 02:02:53 2022]Local////140107914331904/Error(1013204)
INFO [AIF]: Client Commands are Currently Not Being Accepted

または

INFO [AIF]: ExtractBalanceData:Error::Cannot perform cube view operation. Essbase Error(1024015): Request [MdxReport] from user [FUSION_APPS_GL_ESSBASE_APPID] was terminated by an admin user

このエラーは、「階層の公開」ジョブが同時に実行されるようにスケジュールされていたために発生しました。「階層の公開」では、更新のためにキューブがロックされます。このことにより、残高抽出ESSジョブで問題が発生します。

このエラーを修正するには、Fusion GLからEPM Cloudへのデータ・ロードとFusionの「階層の公開」ジョブが重ならないようにプロセスのタイミングを変更します。

クラウド環境との統合がREST接続エラーで失敗する

クラウド間の統合がREST接続エラーで失敗します。プロセス・ログには次のように表示されます:

ERROR [AIF]: https://epmserver.us2.oraclecloud.com//interop/rest/11.1.2.3.600/applicationsnapshots/MS_IND_2192.log/contents

または

Error encountered while downloading file from remote server、あるいはログでサーバー名の後に二重スラッシュが含まれているエラー。

REST APIでは、URLの末尾のスラッシュが不要になりました。そのため、https://epmserver.us2.oraclecloud.com/を指定するかわりに、https://epmserver.us2.oraclecloud.comを指定してください。

データ管理でログ・レベルを5に設定する方法

データ管理でログ・レベルを"5"に設定する(最も詳細な情報を表示する)には、「システム設定」の「ログ・レベル」「5」を指定します。データ管理でログ・レベルを設定するには、『Oracle Enterprise Performance Management Cloudデータ管理の管理』システムレベルのプロファイルの設定を参照してください。データ統合でログ・レベルを設定するには、システム設定を参照してください。

データ管理でOracle General Ledgerと統合するときのソース初期化エラーに対処する方法

Oracle ERP Cloudで作成したアプリケーション(Oracle General Ledgerなど)をEPM Cloudアプリケーションと統合するときにはまず、アプリケーション・タイプOracle ERP Cloudを指定して、ソース・システムを作成および登録します。詳細は、『Oracle Enterprise Performance Management Cloudデータ管理の管理』Oracle ERP Cloudソース・システムの登録を参照してください。

Oracle Enterprise Performance Management Cloudデータ統合の管理にも追加の役立つ情報があります:

データ管理でFusion GLアプリケーションをソース・システムとして初期化しようとすると、エラーで失敗する。

Oracle General LedgerとEPM Cloudの統合に使用される、Oracle ERP Cloudで必要な"統合ユーザー"の権限がありません。

GLとEPM Cloudの間で使用される"統合ユーザー"についてOracle ERP Cloudで必要とされる役割は、次のとおりです:

  • GL_RUN_TRIAL_BALANCE_REPORT_PRIV – GLからEPMにデータをインポートするため
  • GL_ENTER_BUDGET_AMOUNTS_FOR_FINANCIAL_REPORTING_PRIV – EPMからGLにデータをライトバックするため
  • FUN_FSCM_REST_SERVICE_ACCESS_INTEGRATION_PRIV – 統合の実行に使用されるREST APIを実行するための権限

Note:

カスタム役割、または次にリストされていない役割のいずれかを使用している場合、統合が機能するためには、FUN_FSCM_REST_SERVICE_ACCESS_INTEGRATION_PRIVをその役割に追加する必要があります。

次の事前定義済役割のいずれかを"統合ユーザー"に使用している場合、さらなるアクションは必要はありません。

  • データをインポートする場合

  • 一般会計担当

  • 仕訳管理職務

  • 期間クローズ管理職務

  • データをインポートおよびライトバックする場合

  • 一般会計担当

  • 財務アナリスト

詳細は、Oracle ERP Cloud統合のセキュリティ役割の要件を参照してください

データ管理のロードの問題に関するエラー「ERROR [AIF]: Server returned HTTP response code: 401」

Financial Consolidation and CloseからEPBCSへの実際のデータのエクスポートが失敗します。

このエラーは、データ管理またはデータ統合でターゲット・アプリケーションにおける変更を考慮できない場合に発生します。

この問題を修正するには、ターゲット・アプリケーションのメンバーをリフレッシュします。これを行うには、データ統合で、「アプリケーション」に移動し、ターゲット・アプリケーションを選択して、アプリケーションの右側にあるイメージは「選択」アイコンを示します。をクリックし、「メンバーのリフレッシュ」を選択します。その後、ロードを再度実行します。

詳細は、メンバーのリフレッシュを参照してください

データ・ロード・ルールを実行すると、データ管理でERROR_INVALID_PERIODエラーがスローされる

Financials General Ledgerからデータ管理にデータをプルするときに、"変換"ステップが次のエラーで失敗します: ERROR_INVALID_PERIOD.............. Invalid period specified in the file.期間が正しくマップされ、データが前期間に正常にロードされていても、このエラーが発生します。

このステップは、データの抽出元であるFinancials側で期間がオープンされていなかったために失敗しました。

この問題を修正するには:

  1. Financials General Ledger/データ・ソースにログインします。

  2. たとえば、次に示すように期間をオープンします:

    イメージは会計期間ステータスの編集ページを示します
  3. データ管理でデータ・ロード・ルールを再度実行します。

Fusion Financialsからデータ管理にデータをインポートしようとしたときの不明なメンバー

ユーザーがFusion Financialsからデータ管理にデータをインポートできません。次のエラーで失敗します:

getOlapserver() :: =
bi.oracleoutsourcing.com:10215
ExtractBalanceData:Error::Cannot perform cube view operation. Essbase
Error(1260046): Unknown Member [ACC].[XXX] used in query

このエラーは、Fusion GLからデータ管理に親子関係メンバーのデータをプルするために、データ・ロード・ルールの「ソース・フィルタ」オプションで完全修飾名(FQN)を入力しなかった場合に発生します。

異なる階層で使用可能な同じ親または子メンバーが存在する場合は、完全修飾名(FQN)を使用する必要があります。リーフ・レベル・メンバーを選択するには、Essbaseメンバー関数を使用します。

データ管理のエクスポート・エラー、ExtractBalanceDataエラー: キューブ・ビュー操作を実行できません。Essbaseエラー(1200766)

行数が10,00,000を超えるデータ管理のエクスポート・プロセスでは、次のエラーが発生します:

ExtractBalanceDataエラー: キューブ・ビュー操作を実行できません。Essbaseエラー(1200766): 問合せ結果セルの数がQUERYRESULTLIMIT構成設定で設定された制限値[1000000]を超えています

データ管理を介したソースのFusion ERPからのBI Publisherレポートの抽出がエラーで失敗する

Oracle Business Intelligence PublisherレポートがESSジョブとして作成および登録されており、データ管理で統合を定義した場合、データ管理を介したソースのFusion ERPからのレポートの抽出が次のエラーで失敗します: 「Failure: Due to oracle.xdo.server.ReportException: oracle.xdo.servlet.CreateException: java.lang.SecurityException: Security violation.」

このジョブは、お客様に適切な権限がないために失敗します。

この問題を修正するには:

  1. ソースのFusion ERPアプリケーションにログインします。
  2. ユーザーが持っているカスタム職務/役割に権限GL_RUN_TRIAL_BALANCE_REPORT_PRIV_OBIを追加し、レポートを再実行します。

E-Business Suite E-Business Suite一般会計GLの事前シード済の問合せを変更する方法

Oracle E-Business Suiteの事前シード済の問合せを変更することはできませんが、問合せをコピーし、新しい問合せに基づいて新しいアプリケーションを作成できます。