データ・エクスポート・ファイル統合の作成

ファイルへのデータ・エクスポートを使用すると、Oracle Fusion Cloud Enterprise Performance Managementのアプリケーションからデータ・ファイルにデータをエクスポートできます。データ・ファイルを使用してデータをOracle ERP Cloudアプリケーションまたは外部システムにロードできます。

ファイルへのデータ・エクスポート・アプリケーションを作成するときは、次の点に注意してください。

  • ディメンションの作成時には、データ・ファイル内の列の順序が列順序の割当に使用されます。ファイルの最初の列にはACCOUNTデータ列が割り当てられます。

  • 一度に1年のみエクスポートすることをお薦めします。日付範囲が年度をまたぐと、データが重複する可能性があります。

  • POVカテゴリは検証されません。

  • 確認ルールはデータ・エクスポートファイルから作成できます。確認ルールをターゲット値に基づいて作成することはできません。

  • データ・エクスポート・ファイルからライトバックを適用することはできません。

  • 数値データ型のみがサポートされています。テキスト、SmartListおよび日付をエクスポートする必要がある場合、タイプ: "EPMデータ・ファイル"およびデータの抽出オプション"レベル0データ"のEPMデータ・ファイル・アプリケーションを使用します。このアプリケーションを、統合を作成する際のターゲットとして使用します。

    Groovyパブリック・クラスDataExporterを使用することもできます。詳細は、次を参照してください クラスDataExporter

  • ファイルへのデータ・エクスポートのデフォルトのワークフロー・モード設定は「単純」です。Cloud EPMからデータをエクスポートする際、ドリル・サポートがないため、デフォルトのワークフロー・モードは「単純」に設定されます。

    テスト目的でワークベンチにデータを表示する場合、ワークフロー・モードを「完全」に設定します。詳細は、アプリケーション詳細オプションの定義を参照してください。

  • タイムスタンプを追加するには、ターゲット・アプリケーションに新しいエクスポート列を作成し、次の列に対してSQLに類似したマッピングを作成し、スクリプトにCURRENT_TIMESTAMPと入力します。

    この方法では、21-JAN-22 04.14.33.677306 PM +00:00などの完全なタイムスタンプが使用されます。これは、サーバー時間に基づいており、必ずしもローカル時間ではありません。

    タイムスタンプをフォーマットするには、TO_CHAR構文を使用します。詳細は、TO_CHAR (日時)を参照してください。

  • ターゲット値はファイルへのデータ・エクスポート・アプリケーションに対して検証されません。

  • 統合が実行されると、データ統合によってデータがエクスポートされます。データ統合によって出力データ・ファイルが作成されます。データ・ファイルの名前は<Target App Name>_<Process ID>.datです。これは、<APPL ROOT FOLDER>/outboxディレクトリに書き込まれます。データ・ファイルには、「プロセスの詳細」ページのOUTPUT file列からアクセスできます。

  • データ・エクスポートのターゲット・アプリケーション・オプションのダウンロード・ファイル名フィールドを使用すると、ファイルへのデータ・エクスポート統合定義の一部として、データ・エクスポート出力ファイルの生成時に独自のファイル名を指定することもできます(例: PlanExport.csv)。

    出力ファイルは、プラットフォームのinbox/outboxフォルダに作成されます。inbox/outboxフォルダにアクセスするには、ホーム・ページから「アプリケーション」カード、「概要」の順に移動して、「アクション」ドロップダウンから「受信ボックス/送信ボックス・エクスプローラ」を選択します。

    ファイル名の前にフォルダを付加することによって、「データ統合」フォルダの下にファイルを作成することもできます(例: inbox/PlanExport.csvまたはoutbox/PlanExport.csv)。

    注:

    inboxの下のサブフォルダがサポートされています(例: inbox/userx/PlanExport.csv)。outboxの下にサブフォルダを作成することはできません。

    ダウンロード・ファイル名フィールドを空白のままにすると、出力ファイルは<アプリケーション名>_<プロセスID>.datという名前で送信ボックス・フォルダに作成されます。

  • 日次でスケジュールされたデータ・エクスポート・ジョブがあり、出力ファイルを個人に自動的に配布する必要がある場合、Enterprise Performance Management CloudのREST APIアプリケーション・スナップショットのダウンロードを使用して特定のファイルをダウンロードし、applicationSnapshotNameの値としてそのファイルへのパスを指定します。たとえば、受信ボックスのs112.csvというデータ統合ファイルをダウンロードするには、ファイルのパス・パラメータは"inbox/s112.csv"になります。

データ・エクスポート・ファイルの統合定義を作成するには:

  1. エクスポートの順序を示す列のリストを含むCSVファイルを作成します。

    注:

    データ・ファイルには「金額」列を含めないでください。含まれている場合は、アプリケーションの作成後に削除できます。

    ファイルの名前はアプリケーションの名前のため、ファイルには適切な名前を指定します。

  2. 「データ統合」ホーム・ページで、「アクション」メニューの「設定」アクション・ドロップダウンから「アプリケーション」を選択します。
  3. アプリケーション・ページで、イメージは「追加」アイコンを示しますをクリックします。
  4. アプリケーションの作成ページで、「カテゴリ」から「データ・エクスポート」を選択します。
    イメージはアプリケーションの作成ページを示します。
  5. 「タイプ」から、ファイルへのデータ・エクスポートを選択します。
  6. 「ファイル」から、アプリケーションの作成元のソース・ファイルの名前を選択します。

    イメージは「検索」アイコンを示します。をクリックして、ファイル・ブラウザ・ページからファイルを検索することもできます。

  7. 「接頭辞」で、アプリケーション名を一意にする接頭辞を指定します。
    接頭辞はファイル名と連結されて、一意のアプリケーション名を形成します。たとえば、アプリケーションに既存のアプリケーションと同じ名前を付ける場合は、接頭辞としてイニシャルを割り当てることができます。
  8. 「OK」をクリックします。

    システムによってアプリケーションが登録されます。

  9. アプリケーション・ページで、データ・ターゲット・アプリケーションの右側にあるイメージは「選択」アイコンを示します。をクリックし、「アプリケーション詳細」を選択します。
  10. 「ディメンション」タブを選択します。
  11. 「アプリケーション詳細」で、「ディメンションの詳細」タブを選択します。
  12. 必要に応じて、「ディメンション名」およびデータ列名を編集します。
  13. 「シーケンス」に、マップが処理される順序を指定します。

    たとえば、「勘定科目」が1、「製品」が2、「エンティティ」が3に設定されているとき、データ統合では、まず「勘定科目」ディメンションのマッピングが処理された後、「製品」、「エンティティ」の順に処理されます。

  14. 「列順序」で、データ・エクスポート・ファイル内の各列の順序を指定します。
    データ統合では、順序の最初の列として「勘定科目」ディメンションがデフォルトで割り当てられます。
  15. 「保存」をクリックします。
  16. 「アプリケーション詳細」で、「オプション」タブを選択します。
  17. データ・エクスポート・ファイルに適用可能なプロパティと値を選択します。
  18. 「保存」をクリックします。
  19. 「データ統合」ホーム・ページで、イメージは「追加」アイコンを示します (作成)をクリックし、「統合」を選択します。

    「統合の作成」ビューに、全般ページが表示されます。

  20. 「名前」および「説明」に、新しい直接統合の名前および説明を入力します。
  21. 「ロケーション」に、新しいロケーション名を入力するか、既存のロケーションを選択して、データのロード先を指定します。

    ロケーションは、ソースおよびターゲットを関連するメンバー・マッピングとともにリンクするために使用されます。異なるオプションおよびフィルタ条件を使用して、複数の統合を同じロケーション内で定義できます。ロケーションは主に、統合へのアクセスを制御するために使用されます。「ロケーションのセキュリティ」を使用して、エンド・ユーザーへのアクセスを制御できます。

    新しいロケーションを入力する場合は、ソースおよびターゲットを指定する必要があります。統合を保存すると、データ統合によってロケーションが自動的に作成されます。

    既存のロケーションを選択した場合は、データ統合によって「ソース」と「ターゲット」の値が自動的に移入され、それらを変更することはできません。

  22. イメージは「ソース」アイコンを示します。 (ソースの選択)をクリックします。
  23. 「ソースの選択」ページから、直接統合ソース・システムを選択します。
  24. イメージは「ターゲット」アイコンを示します。 (ターゲットの選択)をクリックします。
  25. ターゲットの選択ページから、データ・エクスポート・ファイル・ターゲット・アプリケーションを選択します。
  26. 「保存」をクリックします。
  27. 「ディメンションのマッピング」を選択し、ソース・ディメンション・メンバーを対応するターゲット・アプリケーションのディメンション・メンバーにマップします。

    詳細は、ディメンションのマッピングを参照してください。

  28. 統合を実行して、ソース・システムからデータを抽出し、データ・エクスポート・ファイル・ターゲット・アプリケーションにロードします。
    詳細は、次を参照してください 統合の実行