ディメンション・マップの作成

ディメンションをマッピングするには:

  1. 「データ統合」ホーム・ページから、統合の右側にあるイメージは「選択」アイコンを示します。をクリックし、「ディメンションのマッピング」を選択します。
  2. 「インポート・フォーマット」から、統合で使用するインポート・フォーマットの名前を選択します。

    ユーザー定義のインポート・フォーマット名を追加することもできます。

  3. ファイルベース・ソースのみ: 「タイプ」から、ファイルのフォーマットを選択します。

    使用可能なオプション:

    • 区切り - 区切りファイル・フォーマットから数値データをロードします。

    • 複数列の数値 - 選択したディメンションの複数のディメンション・メンバーの数値データを、1行のデータでロードします。ロードするメンバーの定義は、ロード・ファイルのヘッダー・レコードまたはインポート・フォーマット定義に含めることが可能です。

      注:

      複数列フォーマット・タイプは、EPM統合エージェントを使用して、オンプレミス・データ・ソースからデータまたはメタデータのサブセットをインポートしてOracle Enterprise Performance Management Cloudに直接ロードする場合は使用できません。かわりに、各金額を単一行にピボットする必要があります。ディメンションのピボットの詳細は、データ・エクスポートのターゲット・アプリケーション・オプションを参照してください。
    • 区切り - すべてのデータ型 - 区切りファイル・フォーマットからすべてのデータ型をロードします。

    • 複数列 - すべてのデータ型 - 選択したディメンションの複数のディメンション・メンバーのすべてのデータ型を、1行のデータでロードします。ロードするメンバーの定義は、ロード・ファイルのヘッダー・レコードまたはインポート・フォーマット定義に含めることが可能です。

      注:

      現時点では、「固定幅 - 数値データ」および「固定幅 - すべてのデータ型」はサポートされていません。
  4. : 「ドリルURL」で、ドリルスルーに使用するURLを指定します。

    注:

    Oracle Enterprise Performance Management CloudおよびOracle ERP Cloud GLのデータ・ソースには該当しません。
  5. ファイルベース・ソースのみ: 「区切り文字」から、出力ファイルの列の区切りに使用する文字を選択します。

    区切りファイルには1つ以上のレコードが含まれ、指定した区切り文字で各レコードの間隔が設定されます。

    使用可能なオプション:

    • カンマ(,)

    • パイプ(|)

    • 感嘆符(!)

    • セミコロン(;)

    • コロン(:)

    • タブ

    • チルダ(~)

  6. マッピング・グリッドで、ソース・データロード・ファイルのソース列をターゲット・アプリケーションのディメンションにマッピングします。

    ターゲット・アプリケーションのディメンションが自動的に移入されます。

    ファイルに対してインポート・フォーマットがすでに定義されている場合、ソース列とターゲット列が自動的にマッピングされます。

    新規のインポート・フォーマットを追加する場合や、既存のインポート・フォーマットを編集する場合は、次の手順を実行します:

    • 「列」で、ファイルからインポートするフィールド番号を指定します。

    • 「ソース・ディメンションの選択」で、ターゲット・アプリケーションに割り当てるソース・ディメンションの名前を指定します。

      同じディメンションの複数のソース列をターゲット・ディメンションにマッピングできます。たとえば、4つの"Account"ソース列をマッピングできます。

    • ソースまたはターゲットの式を追加します。ソースまたはターゲットから直接値を操作する式を割り当てます。

      ソース式の使用およびターゲット式の使用を参照してください。

  7. オプション: カンマ区切りファイルの場合、行の右側にある イメージは「行の追加」アイコンを示します。をクリックし、追加する行をドロップダウンから選択することにより、インポート・フォーマットにマッピングする追加行を選択します。

    使用可能な行:

    • ソース期間
      • 期間
      • 期間番号
    • 通貨
    • 属性
    • 説明
    • ディメンション行
      • 勘定科目
      • バージョン
      • エンティティ
      • 表示
    インポート定義のオプション 説明
    スキップ

    「スキップ」オプションは、スキップする入力ファイル内の行を指定する場合に使用します。たとえば、データがない行や負の数の行、あるいは特定の勘定科目の行です。スキップ行の指定は、データ行と同じ方法で定義されます。システムは、入力ファイル内の指定されたロケーションで、「式」フィールドに入力されたテキストと完全に一致するテキストを検索します。

    データ統合は、金額のロケーションにスペースや数値以外の文字がある入力ファイルの行を自動的にスキップします。このため、スキップの指定が必要になるのは、入力ファイルの行の金額と同じロケーションに金額以外のデータが存在する場合のみです。たとえば、入力ファイルに"date"という名前のラベルが含まれる場合があります。エントリをスキップ行に追加して、テキスト"date"の開始列、テキスト長、照合のための正確なテキストを指定します。

    「スキップ」行オプションは、固定と区切りのどちらのファイル・タイプでも使用できます。
    属性

    ファイルまたはその他のデータ・ソースから最大40個の属性フィールドをインポートできます。ファイルについては、入力フィールドの場所を指定し、その他のデータ・ソースについては、ソース・アプリケーションからソース・ディメンションを指定できます。式を使用して固定値を代入することもできます。

    属性フィールドは、通常はドリルスルーURLの作成や、履歴またはドキュメントのニーズのために使用されます。

    注:

    Financial Consolidation and CloseまたはTax Reportingのソースを明示期間マッピング・タイプと統合する場合、マッピング年(SRCYEAR)およびマッピング期間(SRCPERIOD)がATTR2列に、年がATTR3列に格納されます。このため、Financial Consolidation and CloseまたはTax Reportingからデータをインポートするときは、属性列ATTR2およびATTR3を他のディメンション・マッピングに使用しないでください。

    同様に、増減のソース属性をターゲット・ディメンションにマップするときは、増減をATTR1列にマップするための別のマップが自動的に作成されます。

    説明

    2つの説明列をインポートし、これらの列を属性列と同じ方法でロードできます。説明を含む入力行にロケーションを指定するか、明示的な値を指定できます(マッピング表の「式」フィールドに値を入力)。

    通貨

    データ統合では、選択したロケーションのデフォルト通貨と異なる通貨のデータをロードできます。このオプションを使用すると、入力行に、関連する金額フィールドの通貨を指定するロケーションを指定できます。ファイル・インポート・フォーマットでは、データの各行に通貨を指定するか、選択したインポート・フォーマットを使用するロケーションに通貨を指定します。

    注:

    通貨が正しく指定されない場合は、データをロードするときに問題が発生することがあります。

    ソース期間 期間ディメンションは、データ・ファイルの列としてサポートされます。1つのファイルに複数期間のデータがある場合、ターゲット・アプリケーションにロードされるデータ・ファイルの各データ行に年と期間を含めることができます。インポート・フォーマットからロード定義を定義し、統合の実行時にソース期間を選択することによって、データ・ファイルから期間を列としてロードします。
    ディメンション行

    データ統合では、ディメンション指定が同じ行の複数のロケーションに渡るときに、インポート・フォーマットで1つのディメンションに複数のエントリを指定できます。この機能を使用すると、ファイルベースのデータのフィールドを連結できます。このオプションを使用するには、ディメンションを選択して、開始位置と終了位置および式を選択します。

  8. オプション: インポート・フォーマットの行を複製するには、複製する行の右側にあるイメージは「行の追加」アイコンを示します。をクリックし、ドロップダウンから「複製」をクリックします。
  9. オプション: インポート・フォーマットから行を削除するには、削除する行の右側にあるイメージは「行の追加」アイコンを示します。をクリックし、ドロップダウンから「削除」をクリックします。
  10. 「保存」をクリックします。