名前別のディメンション・マッピングのエクスポート(EDMCS)ジョブ・タイプの使用

名前別のディメンション・マッピングのエクスポート(EDMCS)ジョブ・タイプを使用すると、特定のOracle Enterprise Data Management Cloudディメンションおよびロケーションのマッピング・ルールをステージング領域のファイルまたは接続で定義されているターゲット環境にエクスポートできます。

名前別のディメンション・マッピングは、カンマ区切りテキスト・ファイル(CSV)にのみエクスポートできます。ディメンション・マッピングをエクスポートできるアプリケーション・タイプのリストは、アプリケーション・タイプの理解を参照してください。

ファイルはデータ交換のinboxフォルダにエクスポートされるため、Oracle Enterprise Performance Management Cloudアプリケーションにエクスポートされたマッピングは、データ統合内で「明示」マッピングとしてインポートできます。パイプラインで「マッピングのインポート」ジョブ・タイプを使用して、インポートを実行できます。詳細は、「マッピングのインポート」ジョブ・タイプの使用を参照してください。

名前別のディメンション・マッピングのエクスポート(EDMCS)ジョブ・タイプのパラメータには、次のものが含まれます:

Table 12-11 名前別のディメンション・マッピングのエクスポート(EDMCS)ジョブ・タイプのパラメータ

名前別のディメンション・マッピングのエクスポート(EDMCS)ジョブ・タイプのパラメータ 説明
接続

パイプラインでこのジョブ・タイプに使用するOracle Enterprise Data Management Cloud接続を選択します。

このジョブ・タイプは、リモート操作(非ローカル接続)でのみサポートされます。接続は「その他のWebサービス・プロバイダ」接続タイプとして定義する必要があります。

接続内のURLの形式は、https://hostname.com/epmである必要があります。「epm」以外の接尾辞で終わるURLは正しく機能しません。

新しいOracle Enterprise Data Management Cloud接続を作成するには、Financial Consolidation and Closeの管理EPM Cloud内での事前作成済の統合の追加を参照してください。

名前

Oracle Enterprise Data Management Cloud接続のアプリケーションを選択します。

ドロップダウンに移入されるアプリケーションのリストは、使用可能なOracle Enterprise Data Management Cloudアプリケーションに基づきます(詳細は、Enterprise Data Management Cloudの管理および操作アプリケーション接続の作成を参照してください)。

簡単に見つけられるように、ドロップダウン・リストの各アプリケーションにはアプリケーション・タイプが付加されています。

ディメンション名

エクスポートするOracle Enterprise Data Management Cloudディメンション・マッピングの名前を指定します。

ディメンションは、各ディメンションのCSVファイルにエクスポートできます。

ファイル名

ディメンション・マッピングをエクスポートするターゲット・ファイル名をCSV拡張子付きで指定します(例: mappings.csv)。

この場合、「ファイルのダウンロード」操作を使用して、Oracle Enterprise Data Management Cloudステージング領域からローカルのinboxフォルダにファイルをダウンロードできます。ファイル操作ジョブ・タイプの使用を参照してください。

EDMCSマッピング・ロケーション マッピング・ルールをエクスポートするOracle Enterprise Data Management Cloudのロケーションを指定します。
EDMCSアプリケーション接続

オプション Oracle Enterprise Data Management Cloudアプリケーションで定義されているアプリケーション接続名を指定します。

アプリケーション接続は、汎用アプリケーション・タイプではサポートされておらず、使用できません。

指定された場合、エクスポート・ファイルはターゲット環境にエクスポートされます(たとえば、EPM Cloudアプリケーションのinbox)。

Oracle Enterprise Data Management Cloudアプリケーション接続が提供されない場合、エクスポート・ファイルはOracle Enterprise Data Management Cloudアプリケーションのステージング領域に書き込まれます。

ファイルは常に、汎用アプリケーション・タイプのステージング領域にエクスポートされます。この場合、「ファイル操作」ジョブ・タイプを使用して、ステージング領域からファイルをダウンロードできます(詳細は、ファイル操作ジョブ・タイプの使用を参照してください。)

名前別のディメンション・マッピングのエクスポート(EDMCS)ジョブ・タイプのパラメータのサンプルを次に示します。このサンプルでは、「勘定科目」ディメンション名がAccount.csvファイルにエクスポートされ、Fusion US-Planロケーションにエクスポートされます。

イメージは名前別のディメンション・マッピングのエクスポート(EDMC)のジョブ・タイプ・パラメータのサンプルを示します。