要員の機能を有効化した後で次の構成タスクを実行します。
表6-4 要員の構成オプション
構成 | 説明 |
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コンポーネント |
オプション 選択した「等級」、「税金」、「福利厚生」および「追加所得」をインポートします。これらが要員のコンポーネントとみなされます。コンポーネントをインポートしたら、適切な「構成」オプションを使用して構成します。 ヒント: バッチ・ファイルでメタデータとデータをコンポーネントにインポートできます。データをインポートするためにテンプレートを使用することもできます。データのインポートを参照してください。 |
エンティティ |
必須 部署、コスト・センター、事業部門など、ビジネス階層を反映する「エンティティ」ディメンション・メンバーをインポートします。 |
給与等級 |
必須 インポートした「給与等級」の給与基準(「年次」や「1時間ごと」など)と支給レートを定義します。 |
オプションおよび層 |
オプション 「追加所得」のオプション(残業またはボーナスなど)および「福利厚生」のオプション(医療給付率など)を設定します。「税金」の層(雇用主負担税など)を設定します。オプションと層を設定したら、福利厚生と税金ウィザードを使用して「追加所得」、「福利厚生」および「税金」を構成します。 勘定科目とドライバの追加および管理および「福利厚生」、「税金」および「追加所得」の構成を参照してください。 |
プランニングと予測の準備 |
必須 プランニングおよび予測の時間枠、開始期間および粒度のレベルを設定します。年ごとに異なる基準でプランニングおよび予測できます。 要員プランニングと予測の準備を参照してください。 |
福利厚生と税金 |
必須 「福利厚生」、「税金」および「追加所得」を設定します。コンポーネントは、税金、福利厚生または追加所得です。ウィザードでは、ビジネスに基づく質問に答えることでコンポーネントを設定できます。「福利厚生」、「税金」および「追加所得」の構成を参照してください。 |
要員仮定 |
必須 日、週および年当たりの作業時間数のデフォルトの仮定を設定します。また、部分的な支払係数も設定し、産休ステータスに適用する支払パーセンテージを設定します。これらの仮定は、シナリオ、バージョン、エンティティおよび通貨別に設定できます。詳細は、仮定の設定を参照してください。 |
従業員タイプ |
オプション 組織の従業員タイプをメンバーとして「従業員タイプ」ディメンションにインポートします。提供されている従業員タイプ・メンバーは、「常勤」、「契約社員」および「臨時」です。このオプションは、従業員のみレベルの粒度で使用可能です。 |
支払タイプ |
オプション 組織の支払タイプをメンバーとして「支払タイプ」ディメンションにインポートします。提供されている支払タイプは、「控除」と「非控除」です。このオプションは、従業員のみレベルの粒度で使用可能です。 |
従業員デモグラフィクス |
オプション 従業員デモグラフィクス(最終学歴など)を設定します。デモグラフィクスを使用すると、個々の従業員特性に基づいてデータを分析できます。エスニック・グループなどのデモグラフィクスを選択、追加、インポートまたはエクスポートできます。 「従業員デモグラフィクス」を有効化すると、要員によって「性別」、「年齢層」および「最終学歴」属性が提供されます。退役軍人ステータスなどの従業員デモグラフィクスを追加できます。通常は既存の従業員のデモグラフィクス属性をインポートし、新しい従業員が採用されるとプランナがデモグラフィクスを割り当てます。 要員では、デモグラフィクスなどの情報のレポート用にデータ・マップが提供されます。 勘定科目とドライバの追加および管理を参照してください。 |
従業員プロパティ |
オプション 従業員プロパティ(従業員タイプなど)を設定します。プロパティ(スキル・セット、FT/PT、開始月、功績月、採用ステータスなど)を追加、インポートまたはエクスポートします。その後、従業員プロパティを表示および編集するには、「報酬プランニング」、次に「従業員の詳細の管理」タブを使用します。 勘定科目とドライバの追加および管理を参照してください。 |
非報酬費用 |
オプション 非報酬費用(研修や出張費用など)を設定します。非報酬費用を追加、インポートまたはエクスポートします。非報酬費用を追加したら、フォームにデータを入力します(「その他費用」→「非報酬費用」)。 勘定科目とドライバの追加および管理を参照してください。 |
パフォーマンス・メトリック |
オプション コンポーネントのパフォーマンス・メトリックを追加、インポート、エクスポートまたは削除します。たとえば、パフォーマンス評価(「期待を満たす」や「期待を超える」など)を追加します。 勘定科目とドライバの追加および管理を参照してください。 |
功績レート |
必須 年ごとの功績レートを定義します。功績レートを適用するシナリオ、バージョンおよび通貨を選択します。 |
従業員 |
オプション 組織の従業員名および従業員番号をメンバーとして「従業員」ディメンションにインポートします。 |
ジョブ |
オプション 組織のジョブをメンバーとして「ジョブ」ディメンションにインポートします。 |
スキル・セット |
ジョブの粒度には必須 メンバーのインポートによって、組織で使用されるスキル・セットを「スキル・セット」ディメンションにインポートします。 |
組合コード |
従業員およびジョブの粒度には必須 メンバーのインポートによって、組織で使用される組合コードを「組合コード」ディメンションにインポートします。「組合コード」を追跡しない場合は、ディメンションをビジネスに役立つ名前に変更できます。ただし、名前を変更したディメンションには、これまでどおりデフォルトを割り当てる必要があります。 |
性別 |
オプション メンバーを「性別」ディメンションにインポートします |
最終学歴 |
オプション メンバーのインポートによって、組織で使用される最終学歴を「最終学歴」ディメンションにインポートします。 |
年齢層 |
オプション メンバーを「年齢層」ディメンションにインポートします。従業員の年齢は、経時的な変化に伴って計算され、年齢層に割り当てられます。 注: 独自の年齢層をロードするのではなく、デフォルトの年齢層を使用することをお薦めします。 注: 既存の顧客は、引き続き既存の年齢層およびメンバーを使用してください。 |
<カスタム・ディメンション名、「Projects」など> |
オプション メンバーをディメンションにインポートすることによって、追加したディメンション(プロジェクトなど)をアプリケーションに移入します。 |
グローバル仮定 |
必須 複数通貨アプリケーションの外国為替レートを設定します。 |
インポート・データの詳細は、データのインポートを参照してください。ディメンション・エディタを使用してメンバーを追加することもできます。
ディメンションとメンバーをインポートしたら、ディメンション・エディタで階層構造を確認できます。
次の点に注意してください。
「プロパティ」ディメンションにメンバーを割り当てることはできません。