フレキシブル勘定科目マッピングの有効化

要員勘定科目対財務勘定科目のマッピングをより柔軟に行うため、「フレキシブル勘定科目マッピング」を有効にします。

要員では、デフォルトで、「定義の同期」または「デフォルトの同期」ルールのいずれかを実行すると、基本給与と功績の両方が財務OFS_Salariesにマップされます。

このデフォルトの統合に使用するデータ・マップの詳細は、ビジネス・プロセスを統合するためのデータのプッシュを参照してください。

「フレキシブル勘定科目マッピング」を有効にすると、要員の給与および功績データを財務の任意の勘定科目にマップできます。給与および功績を同じ勘定科目にマップしたり、異なる勘定科目にマップできます。通常、提供された勘定体系を使用するのではなく、財務で独自の勘定体系を使用する場合、「フレキシブル勘定科目マッピング」を有効にしますが、これは必須ではありません。独自の勘定体系の使用の詳細は、財務の勘定体系についてを参照してください。

「フレキシブル勘定科目マッピング」を追加で有効にできます。

この機能を有効にするために、財務および財務「費用」プランニング・オプションを有効にする必要があります。

マッピング・レベル - 「グローバル」レベル(すべてのエンティティに同じマッピング)または「エンティティ」レベルのどちらでマッピングを実行する必要があるかを指定します。

マッピング・ドライバ - マッピング・ドライバがアプリケーションの「等級」または「デフォルト」のどちらに基づく必要があるかを指定します。「デフォルト」を選択した場合、デフォルト・ドライバ間でマッピングを変化させることができます。たとえば、「粒度」「従業員とジョブ」の場合、「ジョブ」および「組合コード」間でマッピングを変化させることができます。

デフォルトの場合:

  • 粒度が「従業員とジョブ」の場合、デフォルトは「ジョブ」または「組合コード」です。
  • 粒度が「従業員」の場合、デフォルトは「従業員タイプ」または「支払タイプ」です。
  • 粒度が「ジョブ」の場合、デフォルトは「支払タイプ」または「スキル・セット」です。

機能を有効にした後、要員の給与および功績勘定科目を財務の勘定科目にマップします。要員と財務の統合のマッピングのカスタマイズを参照してください。

提供されたデータ・マップを使用して要員から財務にデータをプッシュします。ビジネス・プロセスを統合するためのデータのプッシュを参照してください。