ローリング予測を使用したプランニング

管理者がローリング予測を有効にした場合、標準予測に加えて、または標準予測のかわりにローリング予測を使用して計画できます。ローリング予測を使用すると、1年の期間を超えて計画できるように継続的なプランニングを実行できます。管理者がどのようにローリング予測を設定したかに応じて、週次レベル(13週、26週または52週)、月次レベル(12か月、18か月、24か月、30か月、36か月、48か月または60か月)あるいは四半期レベル(4四半期、6四半期または8四半期)で継続的に計画できます。13期間カレンダを使用したアプリケーションでは、期間レベル(13期間または26期間)で継続的にプランニングできます。

管理者が現在の期間を更新すると、ローリング予測のフォームおよびダッシュボードが自動的に更新されます。期間が追加または削除され、更新されたローリング予測範囲を反映します。新しく追加された期間にトレンドおよびドライバが移入されます。

ローリング予測を使用したプランニングでは、次のものを使用できます:

• ドライバ・ベースおよびトレンド・ベースのプランニング。
• ローリング予測値の手動入力。

各コンポーネント(「収益」、「費用」、「貸借対照表」または「キャッシュ・フロー」)で、ローリング予測範囲を使用したフォームおよびダッシュボードが使用可能です。

レポートのためにKPIを使用できます。

• TTM (12か月の証跡)。このシナリオは、前の12か月のフローに基づいた勘定科目のアクティビティをレポートします。
• 「予測済12」。フロー・タイプ勘定科目に対して、このシナリオは、(現在の期間 + 11個の将来の期間)の合計についてレポートします。残高タイプ勘定科目に対して、このシナリオは将来のメンバー値12期間についてレポートします。