承認ユニット階層への承認グループの割当て

階層に既存の承認グループを割り当てて、その順序を「承認グループの割当」タブで設定できます。また、承認グループがない場合は、「承認グループの割当」タブから承認グループを作成することもできます。

承認ユニット階層には、最大で20個の承認グループを割り当てることができます。

Note:

このトピックで説明するオプションは、承認ユニット階層に承認グループを割り当てるためのものです。プライマリおよびセカンダリのディメンション・メンバーの定義用オプションを含む、「承認ディメンション」タブの全オプションの詳細は、承認ユニット階層の名前、スコープおよびテンプレートの設定を参照してください。

承認ユニット階層に承認グループを割り当てるには:

  1. 承認ユニット階層を作成します。承認ユニット階層の作成を参照してください。
  2. 「ナビゲータ」アイコン「ナビゲータ」アイコンをクリックし、「ワークフロー」で、「承認ユニット」をクリックします。
  3. 「承認ディメンション」タブの詳細を入力します。
    • 「拡張承認フロー」で、「承認グループ」を選択します。

    • 「承認グループ」オプションを承認ユニット階層のすべてのレベルに適用するには、「すべてのレベルでの拡張承認フローの適用」を選択します。

    • 「承認グループの割当」タブで定義したエントリの順序に基づいて、承認ワークフローを段階的に送信するように求めるには、「段階依存」を選択します。

      段階依存とは、「承認グループの割当」タブのリストの最初のエントリが、2番目のエントリより前に移動する必要があることを意味します。両方のエントリを同じレベルにすることはできますが、最初のエントリより前に2番目のエントリを移動することはできないことに注意します。したがって、エントリの順序が重要になります。上矢印と下矢印を使用して順序を変えられます。ステップ4を参照してください。

  4. 承認グループを階層に割り当て、その順序を「承認グループの割当」タブで設定します。
    1. 承認グループを作成するか、既存の承認グループを選択します。
      • 承認グループを作成するには、「作成」アイコンをクリックして、承認グループの定義を参照してください。

      • 既存の承認グループを選択するには、承認グループの追加アイコンをクリックして、追加する承認グループを選択するか、「すべて」をクリックします。

    2. リスト内の承認グループの順序を変更するには、グループを選択して「上へ移動」アイコンまたは「下へ移動」アイコンをクリックします。前のタブで「段階依存」オプションを選択していた場合は、グループを移動する順番で配置する必要があります。
  5. 承認ユニット階層のメンバーを「プライマリ・メンバーの選択」タブで選択します。承認ユニット階層のメンバーの選択を参照してください。
  6. 「所有者の割当」タブで、承認ユニット所有者を割り当てます。承認ユニットの所有者と確認者の割当てを参照してください。

    Note:

    「所有者の割当」タブで、選択した承認グループがエンティティ名の隣に表示されます。たとえば、Sales East: Revenue Accountsのようになります(この場合、Sales EastがエンティティでRevenue Accountsが作成した承認グループの名前です)。

  7. 予算プロセスに含まれるシナリオとバージョンの組合せに対して承認ユニット階層を割り当てます。承認ユニット階層のシナリオとバージョンの組合せの割当てを参照してください。

Note:

「承認グループの割当」タブに情報を入力している場合に「拡張承認フロー」オプションを「承認グループ」以外のオプションに変更すると、「承認グループの割当」タブは非表示になります。ただし、「保存」または「取消」をクリックするまで、入力した情報はシステムで破棄されません。

たとえば、Group A、Group BおよびGroup Cの情報を「承認グループの割当」タブに追加して、その後「拡張承認フロー」オプションを「承認グループ」から「なし」に変更した場合に、「保存」または「取消」をクリックすると、システムで承認グループの情報は破棄されます。

ただし、「拡張承認フロー」オプションを「承認グループ」から「なし」に変更して、その後保存する前に再度「承認グループ」を選択した場合は、「承認グループの割当」タブに入力した情報は維持されるため、最初からやり直す必要はありません。「保存」または「取消」をクリックすると、該当しないすべての情報は破棄されます。