Tax Reportingでは、セキュリティ・レイヤーをいくつか実装してセキュリティを確保しています。Oracleによって実装および管理されるインフラストラクチャ・セキュリティ・コンポーネントは、ビジネス・プロセスに対する安全性の高い環境を作成します。ビジネス・プロセスでは、パスワードで保護されたシングル・サインオンと、データおよびアーティファクトに対する役割ベースのアクセスによってセキュリティが保証されます。
セキュリティの設定には次のタスクが必要です。
表4-1 セキュリティの要素
名前 | 実行者および説明 | リンク |
---|---|---|
ユーザーを作成してアプリケーションに対するアクセス権を割り当てます | アイデンティティ・ドメイン管理者は、ユーザーを作成してアプリケーションに対するアクセス権を割り当てます。 | 管理者用スタート・ガイドのユーザーの作成を参照してください |
アプリケーションに対する事前定義済役割のアクセス権のユーザーへの割当て | アイデンティティ・ドメイン管理者は、アプリケーションに対する役割のアクセス権をユーザーに割り当てます: サービス管理者、パワー・ユーザー、ユーザー、参照者。 | 管理者用スタート・ガイドの事前定義済役割の理解およびTax Reportingを参照してください |
グループを作成および管理します | 管理者は、「アクセス制御」の「グループの管理」を使用して、グループを定義してユーザーを移入できます。 | グループの作成および管理については、管理者用スタート・ガイドのグループの管理を参照してください |
アーティファクトに対するアクセス権をユーザーに割り当てます | ユーザーは、アプリケーションのアーティファクトに対するアクセス権を割り当てられます。これらのアーティファクトには、フォーム、タスク・リストおよびレポートが含まれます。このアクセス権は、アーティファクトの作成者またはサービス管理者によってユーザーに付与されます。 |
アーティファクトへのユーザー・アクセス権の割当てを参照してください。 |
データに対するアクセス権をユーザーに割り当てます | 管理者は、ディメンション・メンバーに対するアクセス権を介してデータに対するアクセス権を割り当てます。ユーザーは、ディメンションのメンバーに対する「変更」、「表示」または「なし」のアクセス権を割り当てられます。 | データへのユーザー・アクセス権の割当てを参照してください |
セキュリティの概要は、次のビデオを参照してください。 概要: Oracle Cloud EPMのセキュリティと役割