固定資産フォームの操作

「固定資産」フォームでは、IFRSレポート企業の固定資産に対する貸借対照表方式が提供されます。

「固定資産」フォームは、有形固定資産、投資資産、オペレーティング・リースなどの固定資産カテゴリ(BVT)の帳簿(IFRS)と課税価格をロールフォワードします。帳簿データは会計レコードから導出され、税金データは税務アナリストによって決定されます。これらの詳細は、選択した期間に対してエンティティ別に取得されます。

固定資産データをTax Reportingにロードし、計算に使用できます。補助勘定科目をTax Reportingまたは補足データ・マネージャに追加できます。ロードした後は、税金自動化を使用してデータを自動化するか、補助データからデータをマップできます。Tax Reportingでは、貸借対照表アプローチ(つまり、帳簿と税務基準の対比分析)と、帳簿上の減価償却が追加し直されて税務上の減価償却が控除される損益計算書アプローチの両方がサポートされます。

「固定資産」フォームにアクセスする際には、固定資産/負債で使用するBVT (帳簿価額と課税価格の比較)勘定科目を選択します。こうすることにより、無形資産合計などの親を選択できるようになり、下の行にはその子孫のみが表示されるようになります。

「期首残高」には、必ず前年度の期末残高が移入されます。

次の各データ・ソースに値を入力します。

  • 帳簿基準は、US GAAPおよびIFRSに準拠した資産の帳簿価額と修繕や減価償却などの他の要因の調整に基づく資産の価値です。
  • 税務基準は、管轄の法令に準拠した課税対象となる資産の価値で、減価償却などの税金関連の引当金に対して調整されます。
  • IRE(当初認識免除) - 入力された値は、会計原則/税法による免除に従って消去できます。金額は、UK GAAPなどの会計原則に基づいて免除されます。
  • 正味BVT勘定 - これは、正味帳簿価額と課税価格(BVT)の比較で、税務基準から帳簿基準とIREを減じて求めることができます。

換算値を表示するには:

  1. 「アクション」「換算」の順に選択します。
  2. レポート通貨とその他必要なディメンション(シナリオや期間など)を入力します。

明細表では、次の換算値がすべて計算されます。

  • FXレート - 期首レート、平均レートおよび期末レートの各列は期首レートで換算されます。
  • すべての変動列(「現在の年」や前の年など)は平均レートで換算されます。
  • 期末残高は期末レートで換算されます。

固定資産明細表

次の項を参照してください: