処理およびインポートのレポート・データの表示

Salesforce.com統合アプリケーションの処理およびインポートの個別レポートには、当日(過去の日付も選択可能)の特定の処理またはインポートのアクティビティが表示されます。レコードの作成件数、更新件数、失敗件数、実行時間などの詳細を含め、各処理またはインポートの実行状況が表形式で表示されます。データは、3か月間保持されます。処理またはインポートの日次レポート・データを表示する場合は、「処理」タブまたは「インポート」タブを使用するか、グローバル・レポート・ダッシュボードを使用します。

処理またはインポートのレポート・データを表示する手順は、次のとおりです。

  1. Salesforce.com統合アプリケーションで、「処理」または「インポート」をクリックします。キャンペーン処理のレポートを表示するには、「キャンペーン処理」タブをクリックします。
  2. レポート・データを表示する処理またはインポートを探し、リストをクリックして、「レポートの表示」を選択します。

グローバル・レポート・ダッシュボードから処理またはインポートのレポート・データを表示する手順は、次のとおりです。

  1. Salesforce.com統合アプリケーションで、「ステータスおよびレポート」タブにナビゲートします。
  2. バーの「失敗」(赤)セクションをクリックして、失敗したインポートおよび失敗した処理を表示します。
  3. インポートまたは処理のいずれかを含むインポートをクリックして、その日のレポート・データをオープンします。

処理のレポート・データ

処理レポートは、ステップ処理とキャンペーン処理で使用できます。これらのレポートでは、Oracle EloquaからSalesforceに転送されるレコードに関する情報が提供されます。

ステップ処理については、作成または更新されたレコードの件数、1時間当たりに処理された件数、所要時間および成否を確認できます。処理のテスト実行に使用されるテスト・ペイロードを除外するには、「テスト・コンタクトによる実行の非表示」をクリックします。

キャンペーン処理については、Oracle EloquaからCRMにエクスポートされたキャンペーンが成功したかどうか、およびキャンペーン・エクスポートの日次履歴を確認できます。

表の行をクリックすると、送信されたデータの詳細、送信日およびエラー・メッセージが表示されます。

インポートのレポート・データ

インポート・レポートでは、インポートの実行状況を把握できるように、レコードの作成件数、更新件数、インポート失敗件数がグラフ化されます。CRMからOracle Eloquaキャンペーンにインポートされたオブジェクトの数、どれが成功したか、および失敗した件数を確認することもできます。

各レポートには、インポートのスケジュールの開始時刻、所要時間、成否、およびレコードの作成件数、更新件数、失敗件数が表示されます。インポートの実行中に、インポートをクリックすると進捗を確認できます。

次のようなインポートのステータスが表示されます。

  • インポート・データ
  • インポート開始時間
  • インポート完了までにかかった時間
  • 各ステータスのレコード件数

正常なインポートには4つのステージがあります。

  1. Oracle EloquaがSalesforceに問い合せます。
  2. Salesforceからレコードが取得されます。
  3. レコードの重複が除去されます。
  4. レコードがOracle Eloquaにアップロードされます。

「Salesforceから取得しています」というメッセージは、インポートが正常に実行されていることを示します。

インポートが実行中で、まだ「Eloquaにアップロードしています」ステップに達していなければ、手動で停止できます。「Eloquaにアップロードしています」ステップが開始されると、インポートを停止することはできず、完了するまで続行されます。停止したインポートを再開することはできません。インポートを再度実行する必要があります。インポートの作成およびスケジュールの詳細を参照してください。

関連項目

レポート・データの表示

Salesforce.com統合アプリケーション

処理のテスト実行の構成