キャンペーン処理の作成
処理とは、Oracle EloquaとSalesforceの間のデータ・トランザクションです。「キャンペーン処理」ページでは、キャンペーンでステータスが変更された場合にデータをSalesforceに送信するための処理を作成します。これらの処理は、新しく作成されたキャンペーンをSalesforceに送信する場合のみでなく、既存のキャンペーンの更新をSalesforceに送信する場合にも使用されます(EloquaキャンペーンにSalesforceキャンペーンIDがある場合)。
ヒント: キャンペーンをSalesforceと同期するには、キャンペーンの拡張設定(キャンペーンをオープン > 「オプション」 > 「キャンペーン設定」 > 「拡張」)で「CRMと同期」チェック・ボックスを選択します。Oracle EloquaがSalesforceと初めて同期された後、「CRMキャンペーンID」フィールドにデータが移入されます。このフィールド(CRM ID)は、キャンペーン処理の一意の識別子として使用されます。「CRM Id」のほかに、少なくとも1つのフィールドをマップしてください。
また、SalesforceのキャンペーンをEloquaにインポートすることで、2つのアプリケーション間における双方向の更新が可能になります。キャンペーン処理が有効になると、異なる接続を使用しているキャンペーン・インポートは自動的に無効になります。
前提条件
キャンペーン処理を作成する手順は、次のとおりです。
- Salesforce.com統合アプリケーションで、「キャンペーン」をクリックします。
- 「キャンペーン処理」タブで、「キャンペーン処理の追加」をクリックし、新しい処理を作成する接続を選択します。
- 処理の詳細を入力します。
注意: 処理ごとに、最大249個のフィールドをマップできます。詳細は、「Eloqua開発者ヘルプ・センター」を参照してください。
- 処理名: 処理の名前を入力します。
- オブジェクト・マッピング: 「Eloquaオブジェクト」は「キャンペーン」に設定されており、変更できません。使用可能なフィールドを表示するには、「Salesforceオブジェクト」リストからトップレベル・オブジェクトを選択します。
- Salesforce.comフィールドの更新: 一意の識別子は、「オブジェクト・マッピング」セクションのEloquaオブジェクトとSalesforceオブジェクトによって自動的に決まります。Eloquaの一意の識別子は、CRM IDです。「フィールド・マッピングの追加」をクリックして、少なくとも1つのマッピングを追加する必要があります。フィールドの各セットについて、EloquaコンタクトにマップするSalesforceフィールドを指定します。マッピングを削除したり、フィールド・タイプを静的テキスト、静的日付または動的日付に切り替えるには、メニュー
をクリックします。 - Eloquaフィールドの更新: 一意の識別子は、「オブジェクト・マッピング」のEloquaオブジェクトとSalesforceオブジェクトによって自動的に決まります。Eloquaの一意の識別子は、CRM IDです。さらにマッピングを追加するには、「フィールド・マッピングのインポートの追加」をクリックします。フィールドの各セットについて、SalesforceコンタクトにマップするEloquaフィールドを指定します。マッピングを削除したり、Salesforceからのフィールド・タイプを静的テキスト、静的日付または動的日付に切り替えるには、 メニューをクリックします。
- 「キャンペーン処理の作成」をクリックしてから、「クローズ」をクリックして「キャンペーン処理」ページに戻ります。
処理を変更するには、そのメニューをクリックしてオプションを選択します。処理を編集、有効化、無効化、複製したり、処理のレポート・データを表示できます。一度に有効にすることができるキャンペーン処理は1つのみです。新しい処理を有効にすると、既存のものは無効になります。無効になった処理は削除できます。