ステップ処理の作成

注意: このページでは、Salesforce.com統合アプリケーションでステップ処理を作成する方法を概説します。キャンペーン処理レスポンス処理の作成方法を参照してください。

処理とは、Oracle EloquaとSalesforceの間のデータ・トランザクションです。「ステップ・アクション」ページでは、アプリケーションを使用するときにプログラムまたはキャンペーンで使用される処理のタイプを作成します。「Create」「Update」の2つのタイプの処理を作成できます。「作成」を選択した場合、Salesforceに新規レコードが作成され、「更新」を選択した場合、既存のOracle Eloquaコンタクトが取得され、Salesforceでその情報が更新されます。事前構成されたコンタクトを使用するテスト実行によって処理を実行できます。

前提条件

ステップ処理を作成する手順は、次のとおりです。

  1. Salesforce.com統合アプリケーションで、「処理」をクリックします。
  2. 「処理の追加」をクリックし、新しい処理を作成する接続を選択します。
  3. 処理の詳細を入力します。

    注意: 処理ごとに、最大249個のフィールドをマップできます。詳細は、「Eloqua開発者ヘルプ・センター」を参照してください。

    • Name: 処理の名前を入力します。
    • 処理タイプ: コンタクト・レコードを作成するか、更新するかに応じて、リストから処理タイプを選択します。
    • オブジェクト・マッピング: マッピングに使用可能なフィールドを表示するには、EloquaオブジェクトとSalesforceオブジェクトを選択します。Salesforceインスタンスのトップレベル・オブジェクトが「Salesforce.comオブジェクト」リストに表示されます。

      「作成」または「更新」処理タイプの対象として「Salesforce.comオブジェクト」リストから「Lead」オブジェクトを選択した場合、「トリガー割当ルール」オプションが表示されます。「はい」を選択した場合、新しいEloquaコンタクトが追加され、それに応じてSalesforceでリードが作成されるときに、デフォルトの割当ルールがトリガーされます。「はい」を選択するのは、Salesforceでリード割当ルールを使用している場合のみにしてください。「はい」に設定すると、処理の実行時間が長くなり、SalesforceのAPI使用率が上がります。

    • Salesforce.comフィールドの更新: フィールドの各セットについて、Oracle EloquaコンタクトにマップするSalesforceフィールドを指定します。コンタクト・レコードを更新する場合、一意の識別子がこのリストに表示される最初のマッピングです。さらにマッピングを追加するには、「フィールド・マッピングの追加」をクリックします。マッピングを削除したり、フィールド・タイプを静的テキスト、静的日付または動的日付に切り替えるには、編集アイコンのイメージです メニューをクリックします。
    • Eloquaフィールドの更新: フィールドの各セットについて、SalesforceコンタクトにマップするEloquaフィールドを指定します。コンタクト・レコードを作成する場合、一意の識別子がこのリストに表示される最初のマッピングです。

      注意: 処理でリード・スコアリング・モデルをマッピングすると、その処理でのマッピングに他のモデルを使用できなくなります。ユーザーは、別の処理を作成して、別のリード・スコアリング・モデルをマップする必要があります。

      さらにマッピングを追加するには、「フィールド・マッピングのインポートの追加」をクリックします。マッピングを削除したり、Salesforceからフィールド・タイプを静的テキスト、静的日付または動的日付に切り替えるには、メニュー 編集アイコンのイメージです をクリックします。編集アイコンのイメージです メニューから「拡張モード」を選択した場合、複数のオブジェクト(「Eloquaオブジェクト」「日付」または「動的日付」)を入力して1つのSalesforceフィールドに送信できます。必要に応じて、ボックスに静的テキストを入力することもできます。コンタクトでは、拡張モードを使用してコンタクトとそのフィールドを選択できます。カスタム・オブジェクトでは、拡張モードを使用して、カスタム・オブジェクトとその関連するコンタクト・フィールドを選択できます。
    • インポート・ルール: データ優先度を指定します。
      • データ優先度: 「バルクAPI」やCRM統合など、インポート時に競合を解決するためのデータの優先度を選択します。リードとコンタクトをOracle Eloquaコンタクトにインポートする場合、同じEメール・アドレスを持つリードとコンタクトが存在するような状況が発生する可能性があります。Eloquaのデータ優先度を使用して、どちらのソース(リードまたはコンタクト)の優先度が高いかをEloquaに指示できます。コンタクトのインポートにリードのインポートよりも高い優先度を設定すると、コンタクトからインポートされたデータが、それよりも優先度が低いリード・データによって上書きされることがなくなります。優先度が高い方のソースが、それよりも優先度が低いソースによって上書きされることはありません。優先度の高いソースが他のインポートからの優先度の低いソースで上書きされないようにするために、処理の一環としてデータ優先度を指定する必要があります。
  4. 「保存」をクリックします。

処理が作成され、プログラムまたはキャンペーンで使用できるようになります。

処理を変更するには、ドロップダウン・リストをクリックします。処理を編集、有効化、無効化、複製したり、処理のレポート・データを表示できます。処理が無効になっている場合、削除できます。キャンバスで使用されている処理を削除しようとすると、警告メッセージが表示されますが、必要に応じて上書きできます。

重要: プログラムまたはキャンペーン内で使用されている処理を無効にすると、処理を有効にするまでコンタクトが処理されなくなります。処理を再び有効にすると、すべてのコンタクトが処理されるようになります。

関連項目

キャンペーン処理の作成

EloquaへのSalesforceフィールドのコピー

アプリケーションの開始

Salesforce.com統合アプリケーション

プログラムまたはキャンペーンでのアプリケーションの使用

処理のテスト実行の構成