接続の構成

アプリケーションの「接続」タブでは、1つ以上の接続を構成したり、接続を変更できます。

前提条件

接続アプリケーションの作成

次の手順は、Salesforce Classicに基づいています。Lightning ExperienceおよびClassicの詳細は、Salesforceの接続アプリケーションのドキュメントを参照してください。

Salesforceで接続アプリケーションを作成する手順は、次のとおりです。

  1. https://login.salesforce.com/に移動し、Salesforceアカウントにログインします。
  2. プロファイル・ドロップダウン・リストから、「Setup」を選択します。
  3. 「App Setup」セクションで、「Create」 > 「Apps」を選択します。「Apps」ページが表示されます。
  4. 「Connected Apps」セクションで、「New」をクリックします。「New Connected App」ページが表示されます。
  5. 次の必須値を入力し、必要に応じてオプション値を入力します。
    • Connected App Name: 「Eloqua Integration」などのわかりやすい名前を入力します。
    • API Name: デフォルト値をそのまま使用するか、別の名前を入力します。
    • Contact Email: 接続アプリケーションの管理を担当するユーザーのEメール・アドレスを入力します。
  6. 「API (Enable OAuth Settings)」セクションで、「Enable OAuth Settings」を選択します。追加オプションが表示されます。デフォルトで選択されている「Require Secret for Web Server Flow」オプションをそのままにします。
  7. 「Callback URL」にOracle EloquaのコールバックURLを入力します。コールバックURLは、使用しているEloquaポッド番号によって異なります。
    ポッドコールバックURL
    ポッド1https://apps.p01.eloqua.com/eloqua/salesforce/callback
    ポッド2https://apps.p02.eloqua.com/eloqua/salesforce/callback
    ポッド3https://apps.p03.eloqua.com/eloqua/salesforce/callback
    ポッド4https://apps.p04.eloqua.com/eloqua/salesforce/callback
    ポッド6https://apps.p06.eloqua.com/eloqua/salesforce/callback
    ポッド7https://apps.p07.eloqua.com/eloqua/salesforce/callback
  8. 「Selected OAuth Scopes」セクションで、適切なスコープを選択するか、使用可能なすべてのスコープを選択します。

    重要: 少なくとも、3つのSalesforce OAuthスコープが必要です。詳細は、「FAQ」を参照してください。

  9. 「保存」をクリックします。
  10. 「Create」 > 「Apps」を選択します。

    注意: アプリケーション構成では、実際のSalesforceベースURLを使用する必要があります。アプリケーション名は、ラベル付けおよび識別の目的でのみ使用されます。

  11. 「Connected Apps」セクションのリストで、該当する接続アプリケーションを探し、その名前をクリックします。
  12. 接続アプリケーションの「API (Enable OAuth Settings)」セクションで、「Consumer Key」「Consumer Secret」の値を記録します。

詳細: Salesforce接続アプリケーションのドキュメント

Salesforce.com統合アプリケーションでの接続の構成

接続を構成する手順は、次のとおりです。

  1. Oracle Eloquaにログインします。
  2. 設定アイコン 黒い歯車で示される「設定」メニュー・アイコンのイメージです。 をクリックします。
  3. 「プラットフォーム拡張機能」セクションで、「アプリケーション」をクリックします。
  4. アプリケーション・リストで、Eloqua用Salesforce統合をクリックします。Eloqua用Salesforce統合ページが表示されます。
  5. 構成アイコン 黒い歯車で示される「設定」メニュー・アイコンのイメージです。 をクリックします。Eloqua用Salesforce統合のアプリケーション構成ページが表示されます。
  6. 「接続」をクリックします。
  7. 「接続の作成」をクリックします。
  8. 接続名を入力し、「接続の作成」をクリックします。「接続アプリケーションの追加」ボタンとデフォルトのフィールド・マッピングが表示されます。
  9. 「接続アプリケーションの追加」をクリックします。
  10. 「接続アプリケーションの追加」セクションで、「コンシューマ・キー」「コンシューマ・シークレット」にSalesforce接続アプリケーションのコンシューマ・キーとコンシューマ・シークレットを入力します。
  11. 「アプリケーションの追加」をクリックします。
  12. 「デフォルトのフィールド・マッピング」セクションで、Salesforceの対応する一意の識別子フィールドにマップするOracle Eloquaフィールドを選択します。
    1. リード: SalesforceコンタクトのリードIDフィールドにマップするEloquaフィールドを選択します。デフォルトの名前は、「SFDCリードID」です。
    2. アカウント: Salesforceアカウントの登録IDフィールドにマップするEloquaフィールドを選択します。デフォルトの名前は、「SFDCアカウントID」です。
    3. コンタクト: Salesforceコンタクトの登録IDフィールドにマップするEloquaフィールドを選択します。デフォルトの名前は、「SFDCコンタクトID」です。
  13. 「接続の保存」をクリックします。

    注意: SFDCリフレッシュ・トークン・ポリシーの値を確認してください。すぐに失効するように設定されている場合、アプリケーションの認証は失敗します。

  14. 「クローズ」をクリックします。「接続」ページには、既存のCRM接続および関連する接続アプリケーションがリストされます。
  15. 新しい接続アプリケーションの横にある「アプリケーションの認証」をクリックします。Salesforceログイン・ダイアログが表示されます。

    ヒント: CipherCloudゲートウェイを介してデータをルーティングすることを選択できます。そのためには、CipherCloudゲートウェイを指すようにログイン・ダイアログを構成します。Oracle Eloquaサーバーからのコールを許可するように、CipherCloudファイアウォール設定を調整する必要がある場合があります。

  16. デフォルトのユーザー名をクリックするか、別のユーザー名でログインします。「Allow Access?」ダイアログが表示されます。
  17. 「Allow」をクリックします。認証が成功すると、接続アプリケーションが使用可能になります。

接続の変更

既存の接続を変更する手順は、次のとおりです。

  1. Salesforce.com統合アプリケーションで、「接続」タブをクリックします。
  2. 接続のメニュー・アイコン 編集アイコンのイメージです をクリックし、次のいずれかのオプションを選択します。
    • 処理の追加: 処理を作成し、それを現在の接続に自動的に関連付ける場合にクリックします。
    • インポートの追加: インポートを作成し、それを現在の接続に自動的に関連付ける場合にクリックします。
    • 新規接続アプリケーションの追加: 接続に別の接続アプリケーションを追加します。
    • デフォルトの構成: 接続設定の一環としてまだ行っていない場合は、デフォルトのインポート、処理およびマーケティング・アクティビティを作成します。
    • 削除: 接続に関連付けられている処理およびインポートがない場合に、接続を削除できます。依存関係がある場合は、確認ダイアログにリストされます。接続を削除する前に、依存する処理やインポートを無効にして削除する必要があります。
    • 編集: 接続を編集モードでオープンし、フィールド・マッピングまたは接続アプリケーションの値を変更できるようにします。コールバックURLは変更できません。
    • ネイティブ・アセットの移行: ネイティブ統合からSalesforce.com統合アプリケーションにアセットを移行できます。
  3. 接続に複数の資格証明がある場合は、ラジオ・ボタンを選択してデフォルトの資格証明を設定できます。一度にアクティブにすることができる資格証明は接続ごとに1つのみです。たとえば、1つの接続アプリケーションで実稼働環境の資格証明を使用すると、別の接続アプリケーションではサンドボックスまたはテスト環境にリンクされた資格証明を使用することになります。

接続のデフォルトの構成

接続を構成したら、「デフォルトの作成」セクションをオープンし、デフォルトのマッピングを使用してデフォルトの処理、インポートおよびマーケティング・アクティビティを作成できます。または、処理インポートおよびマーケティング・アクティビティを手動で構成して作成することもできます。

注意: デフォルトを構成できるのは、認証済の接続のみです。

接続に対してデフォルトのインポート、処理およびマーケティング・アクティビティを構成する手順は、次のとおりです。

  1. Salesforce.com統合アプリケーションで、「接続」タブをクリックします。
  2. 接続のメニュー・アイコン 編集アイコンのイメージです をクリックして「デフォルトの構成」を選択します。「デフォルトの作成」ページには、接続で使用可能なすべてのインポート、処理およびマーケティング・アクティビティが表示されます。
  3. この接続に作成するデフォルト・フィールドを選択します。
  4. 「デフォルトの作成」をクリックします。選択したインポート、処理およびマーケティング・アクティビティは、接続名を含む名前を使用して作成されます。インポートを使用するには、事前に有効化する必要があります。そのためには、「インポート」タブに移動し、インポートのメニュー・アイコン 編集アイコンのイメージです をクリックします。インポートが完了したら、フィーダ・サービスを使用してキャンバスを更新できます。インポートとは異なり、処理およびマーケティング・アクティビティはデフォルトで有効化されており、プログラムまたはキャンペーンですぐに使用できます。

注意: 同じ接続に対して同じデフォルトを複数回構成すると、重複する処理、インポートおよびプログラムが作成されます。重複するアセット名には、接続名および「新規インポート」または「新規処理」という単語が含まれます。

サンプル・プログラムの作成

「デフォルトの構成」オプションからサンプル・プログラムを作成できます。このオプションを選択すると、Salesforce.com統合アプリケーションでは、システム - SFDCアプリケーションという名前の事前定義済フォルダに、選択したプログラムが作成されます。Salesforce.com統合アプリケーションでは、これらのプログラムをサポートするために必要なすべてのアセットが作成され、これらのアセットにはプログラム名が含まれます。

注意: プログラムがすでに存在する場合、Salesforce.com統合アプリケーションでは新しいプログラム(および関連するアセット)は作成されません。

サンプル・プログラムを作成する手順は、次のとおりです。

  1. Salesforce.com統合アプリケーションで、「接続」タブをクリックします。
  2. 接続のメニュー・アイコン 編集アイコンのイメージです をクリックし、「デフォルトの構成」を選択します。
  3. 作成するサンプル・プログラムを選択します。異なる種類のプログラムを最大3つ作成できます。

    注意: 3つのサンプル・プログラムのいずれかを選択すると、必要なアセットも自動的に選択されます。たとえば、「一意の作成」サンプル・プログラムを選択すると、「リードの作成」「コンタクトの更新」および「リードの更新」も自動的に選択されます。

    • 一意の作成: このプログラムでは、同じEメール・アドレスを持つコンタクト・レコードまたはリード・レコードがSalesforceに存在しない場合にのみ、Salesforceで新しいリード・レコードが作成されます。既存のコンタクト・レコードがある場合は、「コンタクトの更新」処理で定義されているコンタクト情報によってそのコンタクト・レコードが更新されます。
    • ハイブリッド: このプログラムでは、SFDCに同じEメール・アドレスを持つ未変換のリード・レコードが存在しない場合にのみ、SFDCで新規リードが作成されます。SFDCに存在する未変換のリード・レコードは、「コンタクトの更新」処理で定義されているコンタクト情報によって更新されます。
    • 重要ポイント: 同じEメール・アドレスを持つリードはSalesforceに存在しないが、Salesforceコンタクトはすでに存在する場合に、新しいリード・レコードが作成されます。既存のコンタクト・レコードがある場合は、「コンタクトの更新」処理で定義されているOracle Eloquaからのコンタクト情報によってそのコンタクト・レコードが更新されます。
  4. 「デフォルトの作成」をクリックします。

    ステータス・バーが表示され、サンプル・プログラムの作成が完了すると示されます。

関連項目

Salesforce.com統合アプリケーション

アプリケーションの開始

Salesforce接続アプリケーションのドキュメント