Eメールの応答性を維持するためのヒント

注意: クラシック・デザイン・エディタで作成されたすべてのEメールおよびランディング・ページはレガシー・アセットになりました。これらは現在表示専用で、編集できません。ユーザーは、デザイン・エディタおよびソース・エディタを使用してEメールおよびランディング・ページを作成できます。詳細は、製品に関するお知らせを参照してください。Eメール用のエディタランディング・ページ用のエディタの違いの詳細を参照してください。

Oracle Eloquaのデザイン・エディタを使用すると、応答性Eメールを簡単に作成できます。ただし、共有コンテンツや動的コンテンツなどの再利用可能なコンポーネントが適切に設計されていない場合は、応答性が損なわれる可能性があります。再利用可能なコンポーネントには次のものがあります。

  • Eメールのヘッダーとフッター
  • 共有コンテンツ
  • 動的コンテンツ
  • 署名レイアウト

応答性を常に意識する

再利用可能なコンポーネントの応答性を高めるために、次のヒントを使用してください。

  • イメージの柔軟性を維持します。再利用可能なコンポーネントの中でイメージを使用する場合は、画面サイズに応じて拡大および縮小されるようにします。Oracle Eloquaに備えられたイメージ応答性設定を使用すると、イメージが各種デバイスで適切に拡大および縮小されます。この設定を使用してイメージの応答性を確保する方法の詳細を参照してください。
  • レイアウトの柔軟性を維持します。たとえば、再利用可能なコンポーネントを1列構成の設計にすると、各種画面サイズに適合します。より複雑なレイアウトにするために表を使用している場合は、設計を変更するか、HTMLおよびCSSコードを使用して同じ結果を実現することを検討してください。

再利用可能なコンポーネントを作成する場合は、応答性の問題が発生しないかどうか、リッチ・テキスト・エディタですべてのコンテンツがチェックされます。考えられる問題は、次の説明を参照してください。

応答性の問題に注意する

Eメール・デザイン・エディタとリッチ・テキスト・エディタでは、すべてのコンテンツを対象として、応答性の問題が発生しないかどうかがチェックされます。ツールでは、コンテンツの次の要素がチェックされます。

  • 表の使用。再利用可能なコンテンツでやむを得ず表を使用する場合がありますが、表は応答性がない可能性があるため、常にOracle Eloquaによってフラグ付けされます。
  • 応答性設定を使用していないイメージ。この設定を使用していないイメージは拡大および縮小されない可能性があるため、Oracle Eloquaによってフラグ付けされます。この設定を使用してイメージの応答性を確保する方法の詳細を参照してください。
  • 長いテキスト文字列。長いテキスト文字列を使用すると、表示画面に収まらなくなる可能性があります。このような問題を回避するために、文字列内でCSSや強制改行を使用できます。長い文字列はEメールで必ずしも問題にはならないものの、確認のためにOracle Eloquaによってフラグ付けされます。

これらの要素が原因で、コンテンツが各種画面サイズに適合しなくなる可能性があります。これらの要素の使用がOracle Eloquaによって妨げられることはありませんが、最終的なコンテンツは様々な画面サイズで確認する必要があります。

最終的なコンテンツをテストする

再利用可能なコンポーネントをEメールに追加する場合は、最終的なコンテンツを様々な画面サイズやEメール・クライアントでプレビューおよびテストすることが特に重要になります。可能な場合は、ユーザーがEメールをどのような方法で表示しているかを調べ、ターゲットのEメール・クライアントと画面サイズでテストします。テストEメールの送信の詳細を参照してください。

関連項目

Eメール作成

リッチ・テキスト・エディタの使用

Eメールのプレビュー

テストEメールの送信