登録者のアップロード

カスタム・オブジェクト内では、カスタム・オブジェクト・レコード情報をアップロードするオプションがあります。カスタム・オブジェクト・レコードのアップロード・ウィザードを使用すると、そのステップを順に実行できます。

注意: 初めてウィザードを実行するとき、最後のステップで設定を保存しておくと、後で追加情報をアップロードする場合に、これらの設定を使用することでアップロードの一貫性を維持できます。ただし、使用されるフィールドはカスタム・オブジェクト間で異なるため、保存した設定は、同じカスタム・オブジェクトについてのみ使用できます。保存した設定は異なるカスタム・オブジェクト間で共有できず、特定のカスタム・オブジェクト用に少なくとも1つの設定のセットを保存するまでは、オプションとして表示されません。

カスタム・オブジェクト・レコード・アップロード・ウィザードを使用する手順は、次のとおりです。

  1. 「オーケストレーション」 「オーケストレーション」アイコンのイメージです。 > 「ツール」にナビゲートして、「イベント」をクリックします。
  2. 既存のイベントをオープンするか、または新しいイベントを作成します。
  3. 右パネルで「イベント・オプション」をクリックしてから、「登録者のアップロード」をクリックします。

    登録者アップロード・ウィザードがオープンします。

  4. ステップ1の「データ・ソース」で詳細を構成します。
    1. 「名前」フィールドにアップロードの名前を入力します。
    2. (オプション)「摘要」フィールドに摘要を入力します。
    3. アップロードするソース・ファイルのタイプを選択します。オプションは次のとおりです。
      • Microsoft Excel .xls/.xlsx 97-2010
      • 区切りファイル(タブ、ファイル、セミコロン)
      • SFTPを介したリモート・ファイル

        注意: SFTPサーバーからOracle Eloquaへのアップロードは5GBを超えることはできません。

    4. 「次」をクリックします。

    注意: 選択内容に応じて、これ以降のステップの設定が変わる可能性があります。この例の手順では、Excelファイルからデータをアップロードするものと仮定します。

  5. ステップ2の「データ・ソースのアップロード」で、データ・ファイルを選択します。
    1. 参照をクリックして目的のファイルを特定し、「オープン」をクリックします。
    2. 「データのアップロードおよびプレビュー」をクリックします。ファイルがアップロードされ、「転送済データ」の下にファイル内のデータのプレビューが表示されます。
    3. 「次」をクリックします。
  6. ステップ3の「フィールド・マッピング」で、データ・ソースからのフィールドとEloqua内のフィールドを照合します。
    1. 「一意の一致」領域で、2つのうちいずれかのオプションを選択する必要があります。
      • 「一意に一致」を選択してから、「イベント・フィールド」ドロップダウンからフィールドを選択します。
      • 特定のフィールド(隣接するフィールドのドロップダウンから選択します)に適用する、Eloquaによって提供される一意の識別子を生成することを選択します。

      注意: 一意の識別子オプションを選択した場合は、一意のIDに基づき、後でカスタム・オブジェクト・レコードをエクスポートしたり、データを変更したり、再度アップロードすることができます。このことを行うには、アップロード・ファイルに「一意のID」列のためのヘッダーを含める必要があります。この場合、値はEloquaで生成されるため、空白にできます。

      また、この方法を実行する場合、このフィールドをEloquaでのターゲット・フィールドにマップすることはできません。

    2. 「ソース・フィールド」列内のすべてのフィールドについて、「ターゲット・フィールド」列で対応するドロップダウン・ボックスをクリックし、適切なフィールドを選択します。
    3. (オプション)「フィールドの自動マップ」をクリックします。Eloquaにより、最も一致するフィールドが選択され、誤りがある場合には手動で修正できます。
    4. (オプション)「拡張オプション」をクリックして、定数値などのインポート・データを処理するための拡張オプションを表示し、フィールドごとにオプションを上書きします。
    5. 「次」をクリックします。
  7. ステップ4の「アップロード処理」で、特定のアップロード・パラメータを設定します。
    • カスタム・オブジェクト: この名前は読取り専用で、イベントと同じ名前になります。
    • イベントに対して現在アップロード中のすべてのカスタム・オブジェクト・レコードについて、アップロードされたカスタム・オブジェクト・レコードのステータス(登録済、進行中、保留中、取消し済または待機リスト)を設定できます。
    • 既存のデータ・カードのステータスの上書き: アップロード中のデータを使用して、システムにすでに存在するカスタム・オブジェクト・レコードのステータスを変更します。
    • 新しいカスタム・オブジェクト・レコード(データ・カード)を読取り専用に設定して、別のユーザーが、これらのカスタム・オブジェクト・レコードを削除することを防ぎます。
    • 「カスタム・オブジェクト・レコードのマップ」を選択して、既存のデータ・エンティティ(コンタクト、見込み客、会社)とカスタム・オブジェクト・レコード間でフィールドを自動的にマップします。コンタクトを参照する場合、現在のカスタム・オブジェクト・レコードなど、そのコンタクトがマップされているすべてのカスタム・オブジェクト・レコードを表示できます。
    • 「エンティティ・タイプ」(コンタクト、見込み客または会社)を選択し、次に、「エンティティ・フィールド」が、一意に一致する適切なフィールドに設定されていることを確認します。
    • コンタクトをマップする場合は、「ソース・フィールド」をEメール・アドレスなどの一意のフィールド値に設定します。会社または見込み客をマップする場合、「ソース・フィールド」を「リードID」や会社IDなどの他の値に設定し、一意の識別子コードによってマップできます。
    • 大/小文字を区別する照合を選択して、照合の一部として同じ大文字/小文字が使用されるようにします。
    • アップロードされたカスタム・オブジェクト・レコードを「プログラム・ステップ」に追加する場合、「プログラム・ステップ検索」ダイアログ・ボックスで、「プログラム・ステップに追加」アイコンのイメージです。 ボタンをクリックしてプログラム・ステップを選択します。プログラム名またはステップ名で検索して、選択したプログラムを編集したり、新規プログラムを作成したり、使用可能なすべてのプログラム・ステップを表示することができます。ステップのリストが表示された後、いずれかをクリックして選択し、「OK」をクリックして、そのステップをアップロードしたカスタム・オブジェクト・レコードに関連付けます。
  8. 「次」をクリックします。
  9. ステップ5の「要約」でアップロードを確認し、完了します。
    • 「アップロード設定」を表示します。アップロードの完了時に通知を受け取る「通知Eメール」アドレスを設定することもできます。最後に、「これらの設定を使用して1回実行」を選択してアップロードの設定を1回のみ使用するか、「これらの設定を再使用のために保存」を選択して選択した設定の再使用可能なテンプレートを保存するかを選択し、表示されるフィールドで名前を指定できます。
  10. 「終了」をクリックします。

登録者が、選択されたプログラムにアップロードされます。アップロードが正常に実行されたかどうかを確認するEメールが、指定されたEメール・アドレスに送信されます。