フィールド・マージの例

Eメール、件名、ランディング・ページおよびURLにカスタム・フィールド・マージ値を適用することで、顧客がマーケティング販促資料を利用するたびに顧客にあわせてカスタマイズされたエクスペリエンスを提供できます。

フィールド・マージを使用してアセットをパーソナライズする方法の例を次に示します。

例: Eメールの件名へのフィールド・マージの追加

Eメールの件名をパーソナライズすることで、オープン・レートと配信到達性を向上させます。フィールド・マージを使用してコンタクトの名、郡市区、会社または会議への参加状況を追加すると、受信者の興味を喚起する個人的なエクスペリエンスを提供できます。

件名にフィールド・マージを追加する手順は、次のとおりです。

  1. Eメール・エディタで、「フィールド・マージ」 「フィールド・マージ」アイコンのイメージです。 をクリックします。

  2. 「フィールド・マージ・ブラウザ」で、「名」などの、追加するフィールド・マージを入力します。

  3. 件名にフィールド・マージをドラッグ・アンド・ドロップします。

例: URLへのフィールド・マージの追加

顧客のユーザー名を含むフィールド・マージ値を、この値を追加しない場合は静的なURLに追加することで、顧客が自社のWebサイトにより簡単にログオンできるようにします。詳細は、デザイン・エディタでのEメールへのフィールド・マージの追加も参照してください。

注意: URLの一部としてフィールド・マージを使用する場合は、URLの問合せパラメータでフィールド・マージを使用する必要があります。つまり、URL文字列の?の後です。実際のURLパスの一部としてフィールド・マージを使用することはできません。つまり、URL文字列の?の前には使用できません。

フィールド・マージとURLの組合せを使用する場合は、フィールド・マージ値が常にHTMLでエンコードされることを覚えておくことが重要です。これは、イメージ、インライン・フレーム(iframe)およびスクリプトを含む、あらゆるタイプのリンクに適用されます。

HTML EメールでURLにフィールド・マージを追加する手順は、次のとおりです。

  1. Eメール・エディタでHTMLペインを使用して、表示テキストとハイパーリンクをEメールに追加します。

  2. 含めるフィールド・マージの問合せパラメータをURLに追加します。たとえば、?firstname=?acct_number=です。

  3. 「フィールド・マージ」 「フィールド・マージ」アイコンのイメージです。 をクリックし、含めるフィールド・マージを検索します。
  4. 問合せパラメータの後にフィールド・マージをドラッグ・アンド・ドロップします。
  5. Eメールを保存すると、<span>タグがHTML準拠の構文に変更されます。

例: フォームへの非表示の問合せ文字列フィールド・マージの追加

非表示のフィールドで問合せ文字列フィールド・マージを使用して、フォーム提出者の関連情報を渡すことができます。

たとえば、Webセミナー・シリーズをホストしている組織は、問合せ文字列フィールド・マージを使用して、登録者のリージョン情報を非表示のフォーム・フィールドに渡すことができます。こうすることで、コンタクトを適切な地域営業担当にルーティングしたり、エンゲージメントを高めるためにキャンペーンを促進できます。

非表示の問合せ文字列フィールド・マージをフォームに新規作成する手順は、次のとおりです。

  1. 「アセット」 > 「コンポーネント」にナビゲートし、「フィールド・マージ」をクリックします。

  2. 画面の右上隅にある「新規」をクリックして、フィールド・マージ・エディタをオープンします。

  3. Webinar-regionなどのフィールド・マージを識別する名前を入力し、ドロップダウン・リストから「問合せ文字列」を選択します。
  4. regionという単語をキーとして入力し、保存します。
  5. この問合せ文字列フィールド・マージ・タイプを格納するフォーム/ランディング・ページへのリンクを提供するアセットを作成します。各リンクには、フォーム内の問合せ文字列フィールド・マージに移入されるキーと値のペアが含まれます。

    例: https://example.com?region=APACなどのリンクを含むEメールを作成できます。このリンクにより、受信者はOracle Eloquaランディング・ページにアクセスできます。これにより、Webinar-regionフィールド・マージを含むフォーム・フィールドに、APACという値が事前移入されます

  6. 非表示のフィールドを含むフォームを作成します。
  7. 非表示のフィールドの「事前移入」タブで、「フィールド・マージの使用」を選択し、作成したWebinar-regionマージを選択します。

    注意: セキュリティ上の理由から、リダイレクト方法としてフォーム・フィールドの値を使用するように構成されている「Webページへのリダイレクト」フォーム処理ステップでは、問合せ文字列フィールド・マージを含むフォーム・フィールドは選択できません。

  8. ランディング・ページを作成します。URL構成ステップで、フィールド・マージ・エディタで作成されたキーと一致するように、問合せ文字列キーをURLに追加します。たとえば、http://example.com?region=myValueです。
  9. 作成したランディング・ページにフォームを追加します

ランディング・ページがレンダリングされると、Oracle Eloquaマージ・エンジンによりURL内の問合せ文字列キー(region)が検出され、完全にレンダリングされたURLを使用してキーと値のペアが識別されます。ランディング・ページの訪問者ごとに識別される値(http://www.example.com?region=myValue。ここで、myValueは動的に生成されるキーと値の結果です)が、一致するキーを持つ問合せ文字列フィールド・マージを含むフォーム・フィールドに格納されます。フォームにはこの値が事前移入されています。

関連項目

フィールド・マージ