クラシック・デザイン・エディタのフォーム・フィールドのタイプ

重要: 20Aリリース(2020年2月)以降、クラシック・フォームのデザイン・エディタを使用して新規アセットを作成したり、クラシック・フォームのデザイン・エディタで作成したアセットをコピーすることはできなくなります。ただし、すべてのレガシー・フォーム・アセットは、同じクラシック・フォームのデザイン・エディタを使用して引き続き編集可能です。ユーザーは、これらのフォームを編集して、現在行っているのと同様にフォームへの変更を保存できます。また、クラシック・フォームはランディング・ページで引き続き機能し、フォーム提出データを取得します。この移行の準備を前もって始めておくことをお薦めします。お客様は、クラシック・フォームに対して「別名保存」機能と「テンプレートとして保存」機能を活用して、それらのフォームを新しいデザイン・エディタで応答フォームとして保存できます。詳細は、製品に関するお知らせを参照してください。

フォーム・エディタでは、次の4つの異なるタイプのフォーム・フィールドを使用できます。

これらのフィールドをフォームに追加した後、ニーズにあわせて構成できます。フォーム・フィールドの構成の詳細を参照してください。

コンタクト・フィールド

コンタクト・フィールドは、フォームで最も一般的に使用されるフィールドです。これらのフィールドは、名前や住所など、コンタクトに関する情報を提供します。情報を再使用できるように、これらのフィールドの多くはコンタクト・レコードのフィールドにマップされます。コンタクト・フィールドのフィールド・マージを使用することで、情報がコンタクトのレコードからフォームに事前に移入され、必要に応じてフィールドを選択して更新できるように現在の情報が表示されます。

選択できるコンタクト・フィールドは、「設定」 > 「フィールドおよびビュー」領域で作成されます。コンタクト・フィールドの作成の詳細を参照してください

カスタム・フィールド

カスタム・フィールドは、特別な機能のためにその他のフィールドを追加する場合に使用します。たとえば、フォーム提出者が説明などの一連のテキストを挿入する必要がある場合は、段落テキストのフィールドを追加できます。また、フォーム提出者がチェックボックスを使用して複数のオプションのいずれかを選択するようにできます。非表示フィールドを使用して、提出者に表示されない管理情報(フォームID番号など)を追加することもできます。

次に、カスタム・フィールドに使用可能なタイプのリストを示します。

  • 単一行テキスト: 既存のコンタクト・データに接続せずにユーザーが短いテキスト・データを入力できるフィールドを挿入します。
  • 段落テキスト: 既存のコンタクト・データに接続せずにユーザーがより長いテキスト・データ部分(段落)を入力できるフィールドを挿入します。
  • 単一ピックリスト: ユーザーが単一のオプションを選択できるドロップダウン・リスト(ピックリスト)を挿入します。
  • 複数ピックリスト: ユーザーが1つ以上の選択肢を選択できるオプションのリストを挿入します。
  • ラジオ・ボタン: ユーザーが1つのオプションのみを選択できる一連のラジオ・ボタンを挿入します。
  • 単一のチェックボックス: ユーザーがクリックできる単一のチェックボックスを挿入します。このフィールドは、特定のEメール・グループについての提出者の登録ステータスまたはそのグローバル登録ステータスが事前に移入されるように構成できます。
  • チェックボックス: ユーザーが複数の選択肢を選択できる一連のチェックボックスを挿入します。
  • キャンペーンIDフィールドの非表示: フォームを提出するときにユーザーには表示されませんが、キャンペーンに関連する追加のデータを収集する機会が得られる非表示のキャンペーンIDフィールドを挿入します。キャンペーンIDは、特定のキャンペーンのURLを表示することで取得できます。

    : 次のURLのキャンペーンIDは2781です。https://qasecure.eloquacorp.com/Main.aspx#campaigns&id=2781
    この情報を使用して、コンタクトがランディング・ページにアクセスする際に利用したパスをトラッキングできます。

  • 非表示フィールド: フォームを提出するときにユーザーには表示されませんが、有用なデータが得られる非表示のフィールドを挿入します。たとえば、その他のフォーム・データと一緒に提出できるように、フォームにフォーム番号を配置できます。
  • セクション・タイトル: フィールド・セクションのタイトルを挿入します。

フィールド・グループ

姓名、Eメール・アドレス、郵便番号など、標準的な一連のフィールドに関するフォームをコールする場合は、事前構成された複数の使用可能なグループがあり、フォームを作成するたびにグループを再作成する必要はありません。

次に、使用可能なフィールド・グループのリストを示します。

  • コンタクト基本情報: 「名」、「姓」および「Eメール・アドレス」
  • コンタクト拡張情報: 「タイトル」、「名」、「姓」および「Eメール・アドレス」
  • 住所フィールド・グループ: 「住所1」、「住所2」、「郡市区」、「都道府県」、「郵便番号」および「国」
  • カスタムの2列: 各列に1つずつ2つの空白のフィールド
  • カスタムの3列: 各列に1つずつ3つの空白のフィールド

注意: 「カスタムの2列」および「カスタムの3列」のグループを使用すると、横に並ぶ2つ(または3つ)のフィールドのグループを簡単に追加できます。たとえば、「カスタムの2列」グループを使用して、フォームに「郡市区」および「郡」のフィールドを横に並べて配置できます。フィールド・グループのカスタム設定はそのフォームに対してのみ有効で、将来使用するための設定の保存は行われません(再度作成する必要があります)。グループ内の個々のフィールドは削除できませんが、デフォルトの設定を変更せずにニーズにあわせてフィールドを編集できます。

プログレッシブ・プロファイル

「プログレッシブ・プロファイル」を選択すると、コンタクト・フィールドおよびカスタム・フィールドをドラッグ・アンド・ドロップできるフィールド・グループが作成されます。表示するフィールド数、フィールドをランダム化するかどうか、空のフィールドのみを表示するかどうか、フィールドの幅など、フィールド・グループの様々な設定を変更できます。ランディング・ページに表示すると、設定した数のフィールドが表示され、より簡単にレイアウト設計およびプレビューできます。プログレッシブ・プロファイル・フィールドのランダム化によって、常に新しいフォーム・フィールドでコンタクトに表示できます。「プログレッシブ・プロファイル」フィールド・グループにないフィールドは、コンタクトに常に表示されます。フォームの個々のフィールドは、ニーズにあわせて構成できます。

フォーム・フィールドの構成の詳細を参照してください。

関連項目

クラシック・フォームのデザイン・エディタへの移行

フォーム・データの処理

クラシック・デザイン・エディタでのフォーム・フィールドの構成

フォームの作成

フォーム