統合に向けた事前のOracle Eloqua設定
重要: Salesforceネイティブ統合は、2021年2月1日に非推奨になります。お客様は、
Salesforce統合を開始する前に、Oracle Eloquaで次の事前タスクを完了します。
注意: Oracle Eloquaで事前の統合設定を完了する前に、統合に向けた事前のSalesforce設定のタスクを完了します。統合機能にアクセスして構成タスクを実行するには、Oracle Eloquaの顧客管理者セキュリティ・グループのメンバーである必要があります。
Oracle Eloqua統合へのアクセスの確認
Oracle Eloquaの統合機能にアクセスできることを確認する必要があります。Oracle Eloquaインスタンスで統合が有効化されていないことがわかった場合は、My Oracle Supportにログインして、サービス・リクエストを作成してください。
Oracle Eloquaの統合領域へのアクセスを確認する手順は、次のとおりです
- 「設定」
をクリックします。
- 「プラットフォーム拡張機能」で「統合」をクリックします。
この機能が使用不可の場合、サポートに問い合せる必要があることが画面に示されます。
統合ウィザードの初回実行
「CRM統合の設定」ウィザードは、統合プロセスを開始するために役立ちます。ウィザードによってSalesforceへの接続が確認され、デフォルト構成が設定されます。後で、Salesforceとの統合をカスタマイズできるように、これらのデフォルト構成の一部を無効にします。
注意: 「CRM統合の設定」ウィザードは、1回のみ実行する必要があります。
前提作業:
- Oracle Eloquaの統合機能にアクセスできることを確認します
- Salesforceで事前設定を完了します。詳細は、統合に向けた事前のSalesforce設定を参照してください。
統合ウィザードを実行する手順は、次のとおりです。
- 「設定」
をクリックします。
- 「プラットフォーム拡張機能」で「統合」をクリックします。「CRM統合の設定」ウィザードをまだ実行していない場合は、「CRM統合の設定」ウィンドウが表示されます。
- 「構成」タブをクリックします。
- 統合用に作成されたSalesforceユーザーのユーザー名とパスワードを入力します。これは、Salesforceとの接続のためにOracle Eloquaによって使用されるユーザーです。
- 実稼働インスタンスではなく統合用のテスト環境を使用するには、「サンドボックスの使用」チェック・ボックスを選択します。統合の完了後、ユーザーを実稼働環境にリセットしてデータを再送信します。
注意: Oracle EloquaのEnterpriseトリムを使用している場合は、サンドボックスをリクエストできます。BasicまたはStandardトリムがある場合、これはアドオン機能です。レプリケーション・サンドボックスへのアクセスのリクエスト方法については、アカウント担当者に連絡してください。
- 重大なエラーについて通知される必要がある管理者のEメール・アドレスを「通知Eメール」フィールドに入力します。セミコロン(;)で区切って複数のEメール・アドレスを入力できます。
- 「CRM統合の開始」をクリックします。
ウィザードによって、Salesforceとの標準的なCRM統合が設定されます。Oracle Eloquaによって設定の進行状況が表示されます。次の表は、各設定ステップの詳細を示しています。
設定ステップ 詳細 CRMログインの検証 CRMユーザー名およびパスワードが正確であり、Oracle EloquaがSalesforceシステムと通信できることがチェックされます。 Eloquaビジネス・ロジックの設定 Oracle Eloquaで統合ロジックが設定されます。次のことが指定されます。 - Salesforceのリードが存在しない場合、Oracle EloquaによってSalesforceの新しいリードが作成されます。
- Salesforceのリードが存在する場合、Oracle EloquaによってSalesforceのリードが更新されます。
- Salesforceのコンタクトが存在する場合、Oracle EloquaによってSalesforceのコンタクトが更新されます。コンタクトまたはアカウントは、Oracle Eloquaから作成しないことをお薦めします。
注意: このロジックは、プログラム・ビルダーの自動プログラムを使用して更新およびカスタマイズされます。
CRMシステム構成およびフィールド名の検査 すべてのデータ・オブジェクトおよび関連フィールドが統合のためにSalesforceからプルされます。 注意: ウィザードによって、統合を設定するために必要な外部コールの作成が試行され、アクセスできないフィールドについてエラーが表示されます。指定されたフィールドがSalesforceユーザーにとって読取り可能および書込み可能フィールドとしてアクセス可能であることを確認します。ウィザードは再実行できませんが、手動で外部コールを更新してフィールドを選択およびマップできます。これらのフィールドが、統合される一連のフィールドに含まれていない場合、このエラーは無視できます。
Eloquaデータ・プッシュおよびプル設定の設定 Salesforceを更新し、Salesforceから戻されるデータをOracle Eloquaに対して同期するために、Oracle Eloquaで外部コールが設定されます。 CRMシステムからの自動データ同期の設定 Salesforceからデータをプルする自動同期が設定されます。
Webリンクの作成 Oracle Eloqua Webリンク「コンタクト・アクティビティ概要」およびリード・アクティビティ概要が作成されます。これらをSalesforceのページ・レイアウトに追加できます。このステップでは、Salesforce内のリード・エンティティとコンタクト・エンティティの現在のカスタム・リンクも検出されます。
CRM統合の有効化 CRM統合プロセスが完了し、内部イベントおよび外部コールが有効になります。
終了後: 内部キューおよび外部キューと自動同期を無効にします。
内部キューおよび外部キューの無効化
「CRM統合の設定」ウィザードによって、Oracle EloquaとSalesforceの間のデータ転送をサポートするプロセスが設定されます。統合をカスタマイズできるように、これらのプロセスを無効にする必要があります。これらのプロセスを無効にすると、構成中にデータのインポートおよびエクスポートが停止されます。
内部キューおよび外部キューを無効にする手順は、次のとおりです:
- 「設定」
をクリックします。
- 「プラットフォーム拡張機能」で「統合」をクリックします。
- 「ステータス」タブをクリックします。「レポート」をクリックし、「統合レポート」をクリックします。内部イベント・キューおよび外部イベント・キューのステータスが表示されます。キューのいずれかに「一時停止」が表示されている場合、データ転送はアクティブです。
- 「一時停止」をクリックします。
自動同期の無効化
「CRM統合の設定」ウィザードによって、Salesforceからデータをインポートするプロセスが設定されます。自動同期を無効にして、構成中にインポートを停止する必要があります。
自動同期を無効にする手順は、次のとおりです。
- 「設定」
をクリックします。
- 「プラットフォーム拡張機能」で「統合」をクリックします。
- 「インバウンド」タブをクリックします。「管理」をクリックし、「自動同期」をクリックします。
- リスト内の各自動同期について、ドロップダウン・リストから「自動同期の無効化」を選択します。
終了後: Salesforceからのデータ・インポートの構成に進みます