営業ツールでのEloquaコンタクト・ビューの構成

コンタクト・ビューとは、Eloquaで定義して、プロファイラおよびエンゲージの両方の営業ツール製品内の特定のユース・ケースで使用できるコンタクト・フィールドの表示設定です。

  • プロファイラ–コンタクトのプロファイルの「詳細」セクション内で営業ユーザーが表示できるコンタクト・フィールドをカスタマイズします。ニーズに応じて、ユーザーがアクセスできるコンタクトに関する1つ以上のビューを指定できます。 を参照してください
  • エンゲージ–営業ユーザーにコンタクトの作成権限がある場合は、エンゲージの作成ウィンドウで、コンタクトの作成時に営業ユーザーが値を設定する必要がある一連のコンタクト・フィールド(コンタクト・ビュー)を選択できます。ビューでは、フィールドがコンタクトで必須かどうかに関するフィールド・レベルの設定が保持されます。 を参照してください

営業ユーザーに対して1つ以上のビューを有効にできます。ただし、1つのビューのみを有効にして、単純で合理化されたユーザー・エクスペリエンスを営業ユーザーに提供することがベスト・プラクティスとなります。

営業ツールでコンタクト・ビューを表示するための前提条件

営業ツールでのコンタクト・ビューの構成は2段階のプロセスです。

  1. ビューの作成: 最初のステップは、営業ツール内で使用するコンタクト・ビューの作成です。コンタクト・ビューをまだ作成していない場合は、Eloquaヘルプ・センターで「コンタクト・ビューの作成」のトピックを参照してください。
  2. 特定の営業ユーザー・セキュリティ・グループのアクセスの有効化: コンタクト・ビューを作成したら、適切な営業ツール製品で適切なユーザーにビューが表示されるようにする必要があります。特定のセキュリティ・グループに、ビューに対するアクセス権を付与する必要があります。詳細は、「コンタクト・ビューの編集」を参照してください。

この2段階の構成を完了したら、営業ツール製品でのユーザー・エクスペリエンスをレビューして、設定が自分の要件を満たしていることを確認できます。

Oracle Eloqua Profilerでのコンタクト・ビューの使用

プロファイラでコンタクトのプロファイルを表示するときに、ユーザーはコンタクト・ビューを変更して、「詳細」タブでコンタクトの異なるフィールド情報を表示できます。

プロファイラでコンタクト・ビューを変更する手順は、次のとおりです。

  1. プロファイラでコンタクトのプロファイルをオープンします。
  2. 「詳細」タブをオープンします。
  3. 「ビュー」ドロップダウンからコンタクト・ビューを選択します。

    「コンタクト詳細」セクションに、選択したコンタクト・ビューに応じて異なる情報が表示されます。

Oracle Eloqua Engageでのコンタクト・ビューの使用

エンゲージでEメールを作成する際、コンタクトを作成する権限を持つ営業ユーザーは、マーケティングがビューで定義した一連のフィールドに値を設定する必要があります。

エンゲージで新しいコンタクトを作成するときにコンタクト・ビューを変更する手順は、次のとおりです。

  1. エンゲージをオープンします
  2. 「構成」をクリックして、テンプレートを選択します。
  3. 「宛先」フィールドに、新しいコンタクトのEメール・アドレスを入力し、[Enter]を押します。
  4. Eメール・アドレスをダブル・クリックします。

    「コンタクトの作成」ダイアログがオープンします。

  5. ユーザーが値を設定するフィールドを含む、ユーザー用に設定したビューが表示されます。

    注意: 営業ユーザーが新規コンタクトを作成するために使用するビューを1つ作成することがベスト・プラクティスとなります。複数のビューが使用可能な場合は、使用可能なビューがリストされたドロップダウンがユーザーに表示されます。これは技術的には可能ですが、継続的なトレーニングが複雑になり、Salesforce内のユーザーの導入プロセスにおける抵抗の原因となる可能性があります。

    「コンタクトの作成」ダイアログのイメージです

    「コンタクトの作成」ダイアログで入力のために表示されるコンタクト・フィールドは、選択したコンタクト・ビューに応じて異なります。必須として設定したフィールドは、営業ユーザーに対して明示的に必須と表示されることに注意してください。

関連項目

コンタクト・ビューの作成

コンタクト・ビューの編集

デフォルトのコンタクト・ビューの設定