全アカウント用のキャンペーン・デフォルト

重要: このページを使用できるのは、ページに対するアクセス権がある場合のみです。

「キャンペーン・デフォルト」ページを使用するには:

  1. サイド・ナビゲーション・バーから、「アカウント」を選択します。(サイド・ナビゲーション・バーが表示されていない場合は、「メニュー」ボタン(別名ハンバーガー・メニュー)アイコンをクリックします。)
  2. 「キャンペーン管理」を選択し、「キャンペーン・デフォルト」を選択します。(この選択肢が表示されませんか。アカウント管理の変更点トピックを参照してください。)
  3. 次の項の説明に従って、デフォルト設定を指定します。設定してもその多くは、キャンペーン作成者が個別のキャンペーンを作成または編集するときにオーバーライドできるので、注意してください。
  4. 変更が終了したら、「保存」をクリックして変更内容を保存するか、「変更の破棄」をクリックして前回保存した変更にフォームをリセットします。

全アカウント用のキャンペーン・オプション

次の項では、アカウント管理者のみが定義またはアクセスできる全アカウント用のキャンペーン・デフォルト設定を説明します。

注意: キャンペーンごとにキャンペーン構築者でも設定できるその他のすべてのオプションの詳細は、「キャンペーン・オプションの指定」を参照してください。

Eメール・ヘッダー

次のオプションは、キャンペーン・ドキュメントのEメール・ヘッダーにおいてキャンペーン構築者が利用できるものです。

  • From名 – 全キャンペーンのデフォルトの送信者名を入力します。この名前は、どのキャンペーン構築者でも変更することができます。
  • Fromアドレス – 全キャンペーンで送信元アドレスとして使用されるデフォルトのEメール・アドレスを選択してください。このアドレスは、なんらかの理由で指定受信者に届けることができないためにバウンスしたEメール・メッセージが送信者に戻されるときに、必ず使用されます。
  • 返信先アドレス – Eメール受信者がキャンペーン・メッセージに返信する際に必ず使用されるデフォルトのEメール・アドレスを選択してください。
    • キャンペーンの返信先アドレスを特定のユーザーが編集できないようにするには、ユーザーを編集し、ユーザーにEメール・マーケティング・ディレクタとEメール・マーケティング・マネージャ以外のロールを割り当てるようにします。(これらのロールは両方ともキャンペーンの返信先アドレスを編集できます。)アカウントでレガシー・ロールを使用している場合は、ユーザーに対して「返信先アドレスを編集できません」(デフォルト)が選択されていることを確認します。
    • 返信先アドレスにテキスト置換フィールド($fieldName$)が含まれている場合、そのフィールドは、キャンペーンに関連付けられた配布リストまたはサプリメンタル・データ・ソースに存在している必要があります。
    • 返信先アドレスを定義するには、サイド・ナビゲーション・メニューから「アカウント」を選択し、「キャンペーン管理」を選択し、「自動返信先アドレス・マッピング」を選択します。(この選択肢が表示されませんか。アカウント管理の変更点トピックを参照してください。)
  • デフォルトのBCC受信者となるBCCアドレスを1つ以上選択します。

一般オプション

  • UTF-8エンコーディングを使用してメッセージを送信 – UTF-8エンコーディングを使用してメッセージを送信します。
  • HTMLメールの開封数のトラッキング HTMLメールに対応している各受信者がHTML形式のメッセージを開封した回数と開封時刻を送信済ログに記録します。Oracle Responsysでは、HTMLメールの開封数のトラッキングを行うために、メッセージの最上部または最下部のどちらかに開封トラッキング・ピクセルが配置されます。デフォルトでは、最下部にピクセルが配置されます。最上部にピクセルを配置するように選択することもできます。

    ヒント: 一部のモバイル・デバイスでは、メッセージが長すぎるとメッセージ・コンテンツが切り捨てられます。HTML開封ピクセルが最下部にある場合は、開封イベントが登録されません。このため、最上部にピクセルを配置することをお薦めします。

    このオプションを選択すると、HTML対応のEメール・プログラムを使用している受信者がメッセージを開封した場合に、アカウントの特別な表に有用な情報が追加されます。このオプションは好ましくない効果が生じることはなく、ほとんどのキャンペーンで使用可能にしたほうがよいでしょう。

    注意: HTML対応の受信者がマルチパート/代替Eメール・メッセージを受け取った場合、ライブ・レポートの「マルチ」列に開封したことが表示されます。受信者がHTMLのみのEメールを受け取った場合、ライブ・レポートの「HTML」列に開封したことが表示されます。

  • コンバージョン数のトラッキング リンク・トラッキングが使用可能になっているキャンペーンにのみ適用されます。このオプションを選択すると、受信者がEメールのリンクをクリックして特定のWebページ(「コンバージョン確認ページ」という)まで達した場合に、コンバージョン数をレコードします。

    注意: コンバージョン確認ページには、「キャンペーンURL」ページで使用可能なコンバージョン・トラッキングURLのいずれかを含める必要があります。コンバージョンの詳細は、「コンバージョン・トラッキングの理解」をご覧ください。

  • 受信者がHTML形式のEメールを読めるかどうかが不明な場合は、マルチパートのかわりにテキストを送付しますすべてのメッセージが確実に正しく表示されます。

    通常、HTMLに対応しているか不明な受信者は、マルチパート(MIME)メッセージを受け取ります。MIMEとは、1つのEメールでEメール・メッセージのHTMLとテキスト部分を両方送付することをいいます。これを受け取ったEメール・ソフトウェアは、HTMLバージョンとプレーン・テキスト・バージョンのうち、どちらか適切なメッセージを表示します。Eメール・ソフトウェアがMIME形式Eメールを処理できない場合が、まれにあります。このオプションを選択すると、そのような場合にEメールがテキストとして表示されます。

    このオプションを選択する場合は、以下に留意してください。

  • リストに「Eメール機能」フィールドがあることが必要です。このフィールドに値がない場合、Oracle Responsysは、受信者がHTML形式のEメールを読めるかどうか不明だと見なします。その結果、受信者が実際にはHTML形式のEメールに対応していても、プレーン・テキストのメッセージが表示されることになります。
  • Oracle Responsysは、受信者のHTML形式Eメール対応状況を自動的に検出できません。
  • キャンペーンには、プレーン・テキストのドキュメントを含める必要があります。そうしないと、Oracle ResponsysはHTML Eメールを送信します。

  • インライン・メディアを使用可能にする – インライン・メディアを送信する機能を追加します

配信停止オプション

受信者に配信停止オプションが提示されるように、次のいずれかのオプションを選択します。

  • メッセージ・フッター領域にオプトアウト・ボタンは配置しない(受信者のオプトアウトに関する規定に、主要なメッセージとして十分に記載しておく必要があります。) - すべてのアカウントで使用できるわけではありません。このオプションを選択する場合は、別のオプトアウト・メカニズム(通常はメッセージ本文内のリンク)を自分で用意する必要があります。

  • オプトアウト・ボタンを標準シングル・クリック配信即停止アクションにリンク - 受信者のEメール・アドレスは表に保存されます。マーケタは、この表を将来のキャンペーンの抑制リストとして使用します。

  • 次のフォームにオプトアウト・ボタンをリンク - 受信者がオプトアウト・ボタンをクリックすると、選択したフォームが開きます。通常、このフォームは受信者に適したオプトイン/オプトアウトの選択肢セットを提供し、受信者のプリファレンスと将来のキャンペーンの一致性が高まります。

「配信停止リストのEメール・ヘッダーをメッセージに挿入」チェック・ボックスを選択して、Eメール・ヘッダーに配信停止ボタンを追加します。配信停止リストのEメール・ヘッダーをメッセージに挿入すると、迷惑メール数が減り、対応しているISP Eメール・クライアントのデリバラビリティが向上します。

注意: ある受信者がリストにない受信者にEメールを自動送信し、その2番目の受信者が配信停止ボタンをクリックした場合、元の受信者は配信停止されます。

キャンペーン・クローズ・オプション

次のいずれかのデフォルトのオートクローズ動作を選択します。

  • オートクローズなし - キャンペーンは、手作業でクローズするまで無期限に実施されます。
  • オートクローズ(開始後の日数) - キャンペーンが開始後にオートクローズするまでライブのままであるデフォルトの日数を指定します。
  • オートクローズ(最後のレスポンス後の日数) - 受信者からのレスポンスがないまま待機するデフォルトの日数を指定します。これを過ぎると、キャンペーンがクローズします。

「リダイレクト先URL」チェック・ボックスを選択し、所定のフィールドにURLを入力します。このリンクは、クローズしたキャンペーンのメッセージのリンクをクリックした受信者をリダイレクトします。デフォルトのリダイレクトURLを設定しない場合、クローズしたキャンペーンのメッセージのリンクを受信者がクリックすると、受信者は、レスポンスの受付けは終了していることを示す通知を受け取ります。

カスタムXヘッダー

Xヘッダーを使用すると、Eメール・メッセージにトラッキング情報を追加することができます。Xヘッダーは、認証サービスから受信箱モニタリング・サービスまで、様々な状況で必要となることがあります。

Xヘッダーは、Eメールの送信元と返信先ヘッダーに似ていますが、自分のニーズに合わせてカスタマイズします。

カスタムXヘッダーを追加するには:

  1. 「Xヘッダー名」フィールドにXヘッダーの名前を入力します。
  2. 「Xヘッダー値」フィールドにXヘッダーの値を入力します。
  3. Xヘッダーを追加するには、「さらに追加」をクリックします。

関連項目