クラシック・キャンペーン – キャンペーン・オプションの検証
重要: この情報は、レガシー・キャンペーン・ダッシュボードを使用するクラシックEメール・キャンペーンに適用されます。Eメール・メッセージ・デザイナの詳細を参照してください。
このステップでは、キャンペーン・オプションの指定と検証を行います。
アカウント管理者は、「アカウント管理」ページでアカウントのこれらのオプションを設定します。「オプション」ページでは、このキャンペーンのオプションをオーバーライドすることができます。
「オプション」ページを開くには、キャンペーン・ウィザードでをクリックします。
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キャンペーンを開始するには承認が必要: この機能が使用可能となり、アカウントがTeamコミュニティを持っている場合にのみ選択できます。新規キャンペーンを開始する前に承認を必要とするようにするには、このオプションを選択します。
HTMLメールの開封数のトラッキング: HTMLメールに対応している各受信者がHTML形式のEメールを開封した回数と開封時刻を送信済ログに記録します。
このオプションを選択すると、HTML対応のEメール・プログラムを使用している受信者がメッセージを開封した場合に、アカウントの特別な表に有用な情報が追加されます。このオプションは好ましくない効果が生じることはなく、ほとんどのキャンペーンで使用可能にしたほうがよいでしょう。
注意: HTML対応の受信者がマルチパート/代替Eメール・メッセージを受け取った場合、ライブ・レポートの「マルチ」列に開封したことが表示されます。受信者がHTMLのみのEメールを受け取った場合、ライブ・レポートの「HTML」列に開封したことが表示されます。
Oracle Responsysでは、HTMLメールの開封数のトラッキングを行うために、メッセージの最上部または最下部のどちらかに開封トラッキング・ピクセルが配置されます。デフォルトでは、最下部にピクセルが配置されます。最上部にピクセルを配置するように選択することもできます。
ヒント: 一部のモバイル・デバイスでは、メッセージが長すぎるとメッセージ・コンテンツが切り捨てられます。そのような場合、HTML開封ピクセルが最下部にあると、開封イベントが登録されません。このため、最上部にピクセルを配置することをお薦めします。
コンバージョン数のトラッキング: リンク・トラッキングがキャンペーンで使用可能となっている場合にのみ適用されます。このオプションを選択すると、受信者がEメールのリンクをクリックして特定のWebページ(「コンバージョン確認ページ」という)まで達した場合に、コンバージョン数をレコードします。
注意: コンバージョン確認ページには、「キャンペーンURL」ページにあるコンバージョン・トラッキングURLの1つが含まれている必要があります。コンバージョンの詳細は、「コンバージョン・トラッキングの理解」をご覧ください。リンクをトラッキングするキャンペーンでない場合は、このチェック・ボックスの下に警告が表示されます。
HTMLに対応しているか不明な場合は、テキストで送付すれば、すべてのメッセージが正しく表示されます。
通常、HTMLに対応しているか不明な受信者は、マルチパート(MIME)メッセージを受け取ります。MIMEとは、1つのEメールでEメール・メッセージのHTMLとテキスト部分を両方送付することをいいます。これを受け取ったEメール・ソフトウェアは、HTMLバージョンとプレーン・テキスト・バージョンのうち、どちらか適切なメッセージを表示します。Eメール・ソフトウェアがMIME形式Eメールを処理できない場合が、まれにあります。その場合、このオプションを選択していると、Eメールがテキストとして表示されます。
このオプションを選択する場合は、以下に留意してください。
- リストに「Eメール機能」フィールドがあることが必要です。このフィールドに値がない場合、Oracle Responsysは、受信者がHTML形式のEメールを読めるかどうか不明だと見なします。その結果、受信者が実際にはHTML形式のEメールに対応していても、プレーン・テキストのメッセージが表示されることになります。
- Oracle Responsysは、受信者のHTML形式Eメール対応状況を自動的に検出できません。
- キャンペーンには、プレーン・テキストのドキュメントを含める必要があります。そうしないと、Oracle ResponsysはHTML Eメールを送信します。
パフォーマンス・レポートの選択: パフォーマンス・レポート用にトラッキングするセグメンテーション・スキームを5つまで選択します。
「リストとデータの管理」ページを使用して作成されたセグメント・グループのみ選択できます。
セグメント・グループは、5つまでキャンペーンに割り当てることができます。キャンペーンの開始時に、Responsysは、セグメント・グループごとに受信者を相互に排他的なセグメントに分類します。
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スロットルでは、大量送信によるレスポンスの遅れを防ぐために、Eメール送信の速度をコントロールします。
開始数の制限: 特定のレコード数を開始します。
開始レートの制限: 1時間当たりに特定のレコード数を送信します。
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メッセージ・フッター領域にオプトアウト・ボタンは配置しない: すべてのアカウントで使用できるわけではありません。このオプションを選択する場合は、別のオプトアウト・メカニズム(通常はメッセージ本文内のリンク)を自分で用意する必要があります。
オプトアウト・ボタンを標準シングル・クリック配信停止アクションにリンク: 受信者のEメール・アドレスは表に保存されます。この表を、将来のキャンペーンの抑制リストとして使用してください。
注意:別の表を選択すると、その変更はただちに実行されます。このため、実施中のキャンペーンを編集すると、変更前に届いたオプトアウト・リクエストは元の表に残り、変更後に届いたオプトアウト・リクエストは新しく選択した表に保存されます。
次のフォームにオプトアウト・ボタンをリンク: 受信者がオプトアウト・ボタンをクリックすると、選択したフォームが開きます。
受信者には、パーソナライズした事前入力バージョンのフォームが表示されます。
通常、このフォームは受信者に適したオプトイン/オプトアウトの選択肢セットを提供し、受信者のプリファレンスと将来のキャンペーンの一致性が高まります。
警告: 複数のキャンペーンが、配信停止の処理用に同じフォローアップ・キャンペーンにリンクしている場合、特定のオプトアウト・リクエストの元となるキャンペーンがどれか判断できません。
配信停止リストのEメール・ヘッダーをメッセージに挿入: Eメール・ヘッダーに配信停止ボタンを追加します。
配信停止リストのEメール・ヘッダーをメッセージに挿入すると、迷惑メール数が減り、対応しているISP Eメール・クライアントのデリバラビリティが向上します。
注意: ある受信者がリストにない受信者にEメールを自動送信し、その2番目の受信者が配信停止ボタンをクリックした場合、元の受信者は配信停止されます。
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次のオプションから1つ選択してキャンペーンのクローズ時期を指定してください。
- オートクローズなし: キャンペーンは、手作業でクローズするまで無期限に実施されます
- オートクローズ(開始後の日数): 開始後、指定の日数が経過すると自動的にキャンペーンをクローズします
- オートクローズ(最後のレスポンス後の日数): 受信者からレスポンスが来なくなってから指定の日数が経過すると自動的にキャンペーンをクローズします
- 指定日にオートクローズする—指定日に自動的にキャンペーンをクローズします
- クローズ済キャンペーンのリダイレクト先URL—クローズしたキャンペーンのメッセージのリンクをクリックした受信者をリダイレクトします。
リダイレクトURL、または $prefilledform()$
などのビルトイン関数を指定して、別のキャンペーンまたはフォームを表示できます。
注意: デフォルトでは、受信者がクローズしたキャンペーンのメッセージのリンクをクリックすると、Oracle Responsysは「レスポンスの受付は終了しています」というメッセージを表示します。
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Xヘッダーを使用すると、Eメール・メッセージにトラッキング情報を追加することができます。Xヘッダーは、認証サービスから受信箱モニタリング・サービスまで、様々な状況で必要となることがあります。
Xヘッダーは、Eメールの送信元と返信先ヘッダーに似ていますが、自分のニーズに合わせてカスタマイズします。
Xヘッダーを追加するには
- 「Xヘッダー名」フィールドにXヘッダーの名前を入力します。
- 「Xヘッダー値」フィールドにXヘッダーの値を入力します。
- Xヘッダーを追加するには、「さらに追加」をクリックします。
次のステップ
- このステップのエラーを確認するには、「保存」してから、
をクリックします。
「エラー」ウィンドウが開き、各ステップのエラーを表示します。「エラー」ウィンドウをクローズするには、をクリックします。
- 「保存」をクリックして変更を保存してから、「テスト&開始」—>「ダッシュボードのレビュー」を選択して、次のステップである「プルーフ・テストの送信」に進みます。
関連項目
- キャンペーン – キャンペーンの一般的な特徴を定義する
- キャンペーン – 受信者の選択
- キャンペーン – プルーフ・リストとシード・リストの選択
- キャンペーン – 追加データ・ソースの選択
- キャンペーン – メッセージ・コンテンツの設定
- キャンペーン – ダイナミック・コンテンツの選択
- キャンペーン – 外部トラッキングの有効化
- キャンペーン – リンク・トラッキングの設定
- キャンペーン – 添付ファイルの選択
- キャンペーン – デフォルト値と変数の設定
- キャンペーン – キャンペーン・ダッシュボードの確認
- キャンペーン – ドキュメントとフォームのプレビュー
- キャンペーン – リンクのテスト
- キャンペーン – デリバラビリティ・テストの実行
- キャンペーン – プルーフ・テストの送信
- キャンペーン – キャンペーンの開始
- キャンペーン・ダッシュボード
- キャンペーン・ウィザードの概要