アプリ内 – キャンペーンのデザイン
注意: 19Cリリースでは、アプリ内キャンペーン・ワークブックのインタフェースが更新され、アプリ内Campaign Designerと呼ばれるようになりました。Campaign Designerとは異なり、メッセージ・デザイナのインタフェースに加えられた主要な変更はありません。Campaign Designerは、19C以降のすべての新しいアカウント、およびControlled Availabilityの下で既存のアカウントに対して使用可能です。既存のアカウントでこの機能にアクセスするには、My Oracle Supportにログインして、サービス・リクエストを作成してください。この変更点の詳細は、アプリ内Campaign Designerの変更点を参照してください。
重要: この機能を使用できるのは、アカウントに対してこの機能が使用可能になっている場合のみです。
このステップでは、アプリ内メッセージ・デザイナを使用してメッセージを作成および編集します。アプリ内メッセージ・デザイナの説明は、「アプリ内メッセージ・デザイナの概要」をご覧ください。また、アカウントでアプリ内再デザイン機能(18D更新以降に使用可能)が有効になっている場合は、アプリ内メッセージ・デザイナとアプリ内キャンペーンでの異なる動作に気付く可能性があります。このトピックの注意事項で、これらの差異について説明しています。
HTMLメッセージのアプリ内サイズは3.5 KBを超えないようにしてください。これには参照イメージやホストされたコンテンツは含まれません。メッセージ・サイズはメッセージ・デザイナの最下部に表示され、パーソナライズされたメッセージのプレビュー時に確認することもできます。パーソナライズされたメッセージが指定の受信者に対する最大サイズを超えている場合、開始中にそのメッセージがスキップされます。
注意: アプリ内再デザイン機能がアカウントに対して有効になっている場合、Responsys Mobile App SDKバージョン6.39.0以降で構築されたモバイル・アプリに送信するときには、メッセージ長の制限は適用されません。
タスク:
メッセージ・スタイルの選択
メッセージは全画面で、またはアラートとして表示できます。全画面スタイルのメッセージはアプリを完全に覆うように表示され、アプリはバックグラウンドに表示されます。アラート・スタイルのメッセージはアプリのセンターに表示されます。
メッセージ・スタイルを選択するには、「メッセージ・スタイル」見出しで適切なスタイルをクリックします。
メッセージの作成
次のいずれかの方法で、メッセージ・コンテンツを追加できます。
![閉じた](Skins/Default/Stylesheets/Images/transparent.gif)
-
をクリックします。「コンテンツの選択」ダイアログが開きます。
- 任意のファイルを選択して「選択」をクリックします。
ヒント: ファイルをタイルとして表示するには、をクリックします。ファイルをリストで表示するには、
をクリックします。
![閉じた](Skins/Default/Stylesheets/Images/transparent.gif)
- コンピュータ上の任意の場所からキャンバスにファイルをドラッグします。
- 「アップロードの開始」をクリックします。
![閉じた](Skins/Default/Stylesheets/Images/transparent.gif)
- 「ファイルの参照」をクリックします。
「開く」ダイアログが開きます。
- 任意のファイルを選択して「開く」をクリックします。
「アップロード」ダイアログが開きます。
- (オプション)キャラクタ・セットを変更して、フォルダをアップロードします。
- 「アップロードの開始」をクリックします。
以下に留意してください。
- オーディオおよびビデオのコンテンツは外部でホストする必要があります。
- ファイル・サイズは、エラー・メッセージに示される制限を超過できません。これより大きいメッセージはスキップされます。
![閉じた](Skins/Default/Stylesheets/Images/transparent.gif)
今後のリリースとの互換性のために、アプリ内キャンペーン・メッセージ内のパーソナライズ・トークンの数を制限することをお薦めします。Oracle Responsysでは、平均的な長さのパーソナライズ・トークンと値の、5個以下のペア(それぞれ25文字)がサポートされます。アカウントでアプリ内再デザイン機能が有効になっている場合、この制限はすでに適用されています。
- メッセージをパーソナライズするには、トークンを挿入します。 トークンは、データ・ソース列の値のプレースホルダーです。
パーソナライズ・トークンを表示する位置にカーソルを置きます。
- ツール・バーの
をクリックします。
「パーソナライズの挿入」ダイアログが開きます。
- 任意の列を右側ペインにドラッグします。
ヒント: 列を追加するには、
をクリックします。
- 「OK」をクリックします。
![閉じた](Skins/Default/Stylesheets/Images/transparent.gif)
アカウント管理者によるアカウントの設定方法に応じて、メッセージ・デザイナでは、次の2つのモードのいずれかでメッセージが表示されます。
- HTMLパネルとデザイン・パネルの並列表示
このモードでは、横並びの2つのパネルにメッセージが表示されます。左側のパネルにはHTMLソースが表示され、右側のパネルには、受信者に表示されるようにメッセージが表示されます。
HTMLパネルを使用して、HTMLを直接編集できます。
ツール・バー・ボタンを使用してコンテンツを編集できます。
- 「デザイン」タブと「ソース」タブ
このモードでは、ソース・コードが表示される「ソース」タブでも、受信者に表示されるようにメッセージが表示される「デザイン」タブでもHTMLメッセージを編集できます。
ソース表示とデザイン表示を切り替えるには、「ソース」ボタンまたは「デザイン」ボタンをクリックします。
ツール・バー・ボタンを使用してコンテンツを編集できます。
![閉じた](Skins/Default/Stylesheets/Images/transparent.gif)
- 「変更」をクリックします。
「コンテンツの選択」ダイアログが開きます。
- コンテンツ・ライブラリからファイルを選択して「選択」をクリックするか、または「コンテンツのアップロード」をクリックしてファイルをアップロードし、画面に表示される手順に従います。
ヒント: コンテンツ・ライブラリ・ファイルをタイル表示するには、
をクリックします。ファイルをリスト表示するには、をクリックします
ダイナミック・コンテンツでの作業
アプリ内再デザイン機能がアカウントに対して有効になっている場合、アプリ内メッセージではダイナミック・コンテンツは使用できません。メッセージにダイナミック・コンテンツ・リージョンがある場合、Oracle Responsysによってキャンペーンが無効化されます。
必要なダイナミック・コンテンツを作成して使用するには:
- コンテンツ・リージョンを作成します。
- リージョンのダイナミック・コンテンツ・ルールを定義し、ルール条件を満たしたときに実行するアクション(ドキュメントの表示、受信者のスキップなど)を指定します。
![閉じた](Skins/Default/Stylesheets/Images/transparent.gif)
- 必要なリージョンをクリックして、
をクリックします。
「ダイナミック・リージョンの作成」ダイアログが開きます。
- 「ダイナミック・リージョン名」で、新しいリージョンの名前を入力して「作成」をクリックします。
名前に使用できる文字は、A-Z、a-z、0-9、空白、!、- = @ _ [ ] { }のみです。
![閉じた](Skins/Default/Stylesheets/Images/transparent.gif)
- 右側のペインにあるドロップダウン・リストから目的のリージョンを選択します。
をクリックします。
- 「ダイナミック・リージョン名」に新しい名前を入力して、「OK」をクリックします。
![閉じた](Skins/Default/Stylesheets/Images/transparent.gif)
- 必要なコンテンツ・リージョンをクリックします。
-
をクリックして「ダイナミック・リージョンの削除」を選択します。
確認メッセージが開きます。
- 「はい」をクリックします。
リンク・トラッキングの有効化
リンク・トラッキングでは、キャンペーンの受信者によるクリックをトラッキングできます。詳細は、「リンク表の理解」をご覧ください。
リンク・トラッキングを設定する際、既存のリンク表を使用することも、リンク表を自動的に生成することもできます。
開始する前に、次のことが必要です。
- アカウント管理者は、自動リンク表生成を使用可能にする必要があります。このオプションの有効化の詳細を参照してください。
- モバイル・アプリ・キャンペーンの場合、キャンペーンにリッチ・メッセージ(HTML)コンテンツが含まれる必要があります。
- アプリ内キャンペーンには、デフォルトでリッチ・メッセージ・コンテンツが含まれます。
- プッシュ・キャンペーンの場合、「通知アクション: : リッチ・メッセージを開く」を選択する必要があります。
キャンペーンでリンク・トラッキングを使用可能にするには:
- キャンペーンのメッセージ・デザイナでメッセージを開いた状態で、「リンク・トラッキング」をクリックします。
プッシュ・キャンペーンの場合、メッセージにリッチ・メッセージ・コンテンツを含めるオプションを選択する必要があります。これにより、「メッセージ・デザイナ」ページに「リンク・トラッキング」ボタンが表示されるようになります。
- 「リンクのトラッキング」設定が「オン」になっていることを確認します。
- オプションを選択します。
- 既存のリンク表を使用する場合は、「リンク表の選択」をクリックして、使用するリンク表を特定します。
- 新しいリンク表を生成する場合は、「リンク表の生成」をクリックします。Oracle Responsysにより、HTMLコンテンツ内のリンクに基づいてリンク表が生成されます。
リンク表を選択または生成した後、キャンペーン・メッセージ・デザイナからリンク表を管理できます。リンク表を置換したり、リンクを編集したり、既存のリンク表を更新できます。
外部トラッキングの有効化
外部トラッキングでは、トラッキング・パラメータがリンクURLに自動的に追加されます。第三者Web分析サービスを使用する場合、外部トラッキングを使用可能にすることができます。
開始する前に、次のことが必要です。
外部トラッキングを使用可能にする前に、アカウント管理者は、外部トラッキングパラメータを定義する必要があります。これらのアカウント設定の詳細を参照してください。
外部トラッキングを使用可能にするには
- キャンペーン・メッセージ・デザイナで、「リンク・トラッキング」をクリックします。
- 「外部トラッキング」を選択します。
- 「オン」をクリックします。
- 使用可能なパラメータのリストで、追加するパラメータを選択し、各パラメータの値を選択または指定します。
必須パラメータはデフォルトで選択され、削除できません。
- 「完了」をクリックします。
外部トラッキングを使用可能にした後、リンク表内の「外部トラッキング」列を使用して、個々のリンクについて外部トラッキング設定を管理します。
メッセージのプレビュー
メッセージを作成している間、アプリ内・メッセージ・デザイナの右側ペインには、パーソナライズなしのテキストが表示されます。
パーソナライズを含むメッセージをプレビューするには、「プレビュー」をクリックします。
プレビュー画面にはアプリ・チャネル・リストの最初の25レコードが表示されます。デバイスでメッセージをプレビューするには、「デバイスで表示」をクリックします。
ツール・バー・ボタンの使用
メッセージを作成または編集するときは、ツール・バー・ボタンを次のように使用します。
操作 | 使用するボタン | 注意 |
---|---|---|
パーソナライズ・フィールドを挿入します。 | ![]() | このボタンをクリックすると、「パーソナライズの挿入」ダイアログが開きます。
|
リンクのクリックのトラッキング(リンク・トラッキングが使用可能になっている場合) | ![]() |
|
キャンバスからの全コンテンツの削除 | ![]() | |
直近のアクションを元に戻します。 | ![]() | |
直近のアクションをやり直します。 | ![]() | |
選択した部分を切り取ります。 | ![]() | |
選択した部分をコピーします。 | ![]() | |
選択した部分をペーストします。 | ![]() |
次のステップ
- キャンペーンをいつトリガーするか、およびアプリ・ユーザーにいつ表示するかを指定します。
リッチHTMLコンテンツを使用するモバイル・アプリ・キャンペーンの追加のガイドライン
リッチHTMLコンテンツを使用するモバイル・アプリ・キャンペーンをデザインし、かつ、そのキャンペーンが、メッセージ・センターに送信されるか、アカウントに対してアプリ内再デザイン設定をオンに設定して作成されたアプリ内キャンペーンである場合は、次のことを考慮する必要があります。
- パーソナライズの制限: 今後のリリースとの互換性のために、リッチHTMLコンテンツ・キャンペーン・メッセージ内のパーソナライズ・トークンの数を制限することをお薦めします。Oracle Responsysでは、平均的な長さのパーソナライズ・トークンと値の、5個以下のペア(それぞれ25文字)がサポートされます。
- ダイナミック・コンテンツ・リージョンの互換性なし: 前述の条件を満たすキャンペーンでは、ダイナミック・コンテンツ・リージョン(DCR)の使用は許可されません。このようなキャンペーンでのダイナミック・コンテンツ・リージョン(DCR)の使用は、今後の更新で無効になります。このことが発生すると、このようなキャンペーンに対してスケジュールした開始は機能しなくなります。ダイナミック・コンテンツ・リージョン(DCR)を使用するキャンペーンを開始すると、このようなキャンペーンは無効になるか、オラクル社によってクローズされます。
- 開始されたキャンペーンの編集: モバイル・アプリのエンド・ユーザーに対してすでに開始されたキャンペーンを編集または削除すると、受信者に元のコンテンツではなく、変更されたコンテンツが表示される場合があります。キャンペーンの変更が必要な場合は、かわりに新しいキャンペーンを作成して開始します。
- SDKバージョン: (アプリ内キャンペーンを作成して開始するときにアプリ内再デザイン機能が有効になっているアカウントの場合。)Responsys Mobile App SDKバージョン6.39.0以降を使用するバージョンにモバイル・アプリをアップグレードしていない受信者には、3.5 KBを超えるメッセージはスキップされます。モバイル・アプリをアップグレードしたユーザーにのみ送信するには、フィルタ(SDK_VERSION_が6.39.0以上)を追加します。