動的集計構成の概要

標準の集計処理では、所定のディメンション・セットを使用するように構成された特定のアルゴリズムを使用します。たとえば、基本パッケージの「サービス・タイプと郵便番号」集計では、ディメンション・スキャンおよび構成要素計量コンポーネントの検索に特定のアルゴリズムを使用します。

一方、動的集計ではディメンション・スキャン、構成要素の検索および集計プロセスに動的問合せを使用します。これらの動的問合せは、次のような管理データの構成に基づいています。
  • 「データ・ソース」では、集計対象のデータのソースを定義します。測定データであれば、サービス・ポイントにリンクされている使用連係、バッジ管理機器、バッジ管理外機器などがデータ・ソースになります。
  • 集計計量コンポーネント・タイプでは、集計済データの格納に使用される集計計量コンポーネントの最も重要なプロパティを定義します。
  • 「集計グループ」では、関連する一連の集計の順序付けおよび集計スケジュールを定義します。
  • 「計量コンポーネント・セット」では、集計を実行する際に使用するディメンションおよび基準を定義します。