計量コンポーネント統計の構成
計量コンポーネント・タイプ
計量コンポーネント統計の生成を開始するには、計量コンポーネント・タイプに2つの異なる構成が存在する必要があります。
- チャネル統計タイプ・ビジネス・オブジェクトを使用する新しい計量コンポーネント・タイプが構成されている必要があります。これらは、計量コンポーネント統計が計算される期間として設定されている必要があります。たとえば、統計期間として先月、昨年および過去13か月間を参照できるようにする場合、異なる3つのチャネル統計タイプを設定する必要があります。次のように設定できます。
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- 「先月」チャネル統計タイプ:
- 計算ラグ日数 = 0
- 計算範囲日数 = 30
- 「昨年の同月」チャネル統計タイプ:
- 計算ラグ日数 = 365
- 計算範囲日数 = 395
- 「過去13か月」チャネル統計タイプ:
- 計算ラグ日数 = 0
- 計算範囲日数 = 395
注意: チャネル統計タイプの「統計保持モード」を「最新レコードのみを保持」に設定して、Oracle Utilities Meter Data Managementに保存されるデータ量を削減することをお薦めします。
- 「インターバル・チャネル・タイプ」または「指針 - 自動検針タイプ」を使用する物理計量コンポーネント・タイプの場合、「関連統計計量コンポーネント・タイプ」セクションに、物理計量コンポーネント用に作成する適切なタイプを入力する必要があります。
VEEルール
VEEに計量コンポーネント統計を使用する場合は、「動的比較検証」のVEEルールに関する項を参照する必要があります。この項には、このルールの実装方法を示す詳細例も多数提供されています。
関連するバッチ管理
計量コンポーネント統計には次のバッチが直接関連します。
- 計量コンポーネントの履歴統計(D1-MCHS): このバッチは、有効な統計計量コンポーネントをモニターし、新しい履歴統計セットを計算するためのロジックを実行します。
- 統計計量コンポーネントの作成(D1-STMCC): このバッチは、このモジュールを構成する前に作成された物理計量コンポーネントに統計計量コンポーネントを作成するために使用します。これは特に、すべての設備に統計計量コンポーネントを実装したい既存の顧客に有用です。
注意: 詳細は、「計量コンポーネント統計の理解」を参照してください。