動的比較検証

この検証ルールは、測定とその関連するサービス・ポイントの履歴統計を比較します。合計、最小、最大、平均、中位、ゼロ値件数、供給中止件数、標準偏差などの統計が保持されます。これらの計量コンポーネント統計の設定はルールを使用するための前提条件です。

ユーザーは現在の測定とこれらの統計の比較のために式を定義できます(プログラミングは不要です)。これは、ユーティリティで異常な使用パターンを検索できるようにする強力なルールです。次に例を示します。
  • これまでで最も低い/高い使用量
  • 現在の使用量が平均から3標準偏差よりも大きい
  • 予期しない使用量ゼロの検出
  • 既知のケースを除外しているときのマイナス使用量の検出
  • 異常な使用量
  • 電圧しきい値のモニタリング
注意:

このルールのロジックの追加詳細は、D2-DYNCOMCHKアルゴリズム・タイプの詳細摘要を参照してください。

特定の構成フィールドの意味については、ルールを追加または編集する際の画面にある埋込みヘルプを参照してください。

ビジネス・オブジェクト

D2-DynCompValidation

シナリオ例

このルールの構成に基づいて実行可能なシナリオの例を次に示します。

例1: 新しい最高値の検出

シナリオ例

例2: 高い使用量

シナリオ例

例3: 予期しないゼロ使用の検出(方法1)

シナリオ例

例4: 予期しないゼロ使用の検出(方法2)

シナリオ例

例5: 既知のケースを除外しているときのマイナス使用量の検出

シナリオ例

例6: 異常な使用量

シナリオ例

例7: 電圧しきい値のモニタリング

シナリオ例