初期測定アルゴリズムの構成

IMD処理の動作を調整するには、ライフサイクルの複数のキー・アルゴリズムのパラメータを更新します。

注意: これは、初期測定処理ライフサイクルでカスタマイズできるすべてのアルゴリズムおよびアルゴリズム・パラメータのリストではありません。影響が大きい一部のパラメータを抜粋しています。

IMDシーダー・アルゴリズム

  • サービス・プロバイダおよび計量コンポーネントの導出(D1-DER-SPRMC):
    • スタンドアロン計量コンポーネント検索を有効にすると、設備識別子なしでIMDを処理できます。このことは、プロファイルまたは温度データがIMDシーダーを介してロードされ、計量コンポーネント識別子のみに基づいて照合する必要がある場合に役立ちます。
    • 同じ設備の計量コンポーネント間で計量コンポーネント識別子を繰り返すことができる場合は、計量コンポーネントの重複検出のエラーを無効にできます。このことは、チャネル識別子が同じチャネルが複数ある特定のヘッドエンド・システムで役立ちます。重複が検出されると、適切な計量コンポーネントを識別するために、検索は他の方法にフォールバックされます。
  • 日時調整およびアンダーカウント/オーバーカウント・チェックの実行(D1-DODTTMADJ):
    • アンダーカウント検証を完全に無効にするか、有効のままにしておくことができます。有効のままにしておくと、自動ギャップ埋めを個別に無効にできます。
    • オーバーカウント・チェックを無効にできます。
    • インターバル境界に対する個々のインターバル日時の自動調整を有効にできます。
注意:

実装で、タイム・ゾーンが明示的に指定されていない日時および標準時での設備レポート日時を含むIMDを受信する場合は、次の構成を追加する必要がある場合があります。

  • 「管理」 > 「統合」 > 「メッセージ・オプション」にナビゲートします
  • XAI準拠オプションに、xsd:strict:dstGapInStandardTimeというテキストが入力されていることを確認します

これにより、サマータイムが入力されている日の時間が欠落する、標準時でレポートされる日時が誤って解釈されることがなくなります。

特定のIMDアルゴリズム

  • 測定の標準化(一致する既存の測定の上書き) (D1-NORM-IMD):
    • IMDに既存の最終測定と完全に一致する測定が含まれている場合は、これらを上書きするか、スキップできます。
    • 最終測定に対する変更のロギングが必要な場合は、このアルゴリズムでそのように指定する必要があります。初期ロードなどの高ボリュームのIMDでは、これを無効にしておくことをお薦めします。詳細は、「測定ロギングの構成」を参照してください。
注意: 特定のIMDアルゴリズムで調整可能なその他のパラメータについては、「消費量同期の構成」を参照してください。