概要

Oracle Utilities Meter Data Managementは、ユーティリティの顧客が次のことを実行できるように、Oracle Utilities Customer Self Service (OUCSS)と統合できます。

  • 使用データの表示
  • セルフサービス検針の作成(つまり、独自の検針の発行)
  • 料金比較の実行(CC&BとMDMの統合により実現)

マスター構成

次のマスター構成を使用して、MDMとOUCSSの間の同期プロセスが構成されます。

マスター構成

摘要

セルフサービス・マスター構成

このマスター構成は、MDMからOUCSSへのインタフェースに関連する一般構成に使用されます。これには、温度ソース、料金比較、サポートされる使用計算グループなどの様々な構成が含まれます。

Oracle Utilities Meter Data Managementのサービスのサポート

Oracle Utilities Meter Data Managementには、Oracle Utilities Customer Self Serviceによって使用される次のサービスがあります。

サービス名

摘要

ロジック

インバウンドWebサービス

セルフサービス検針の作成

ユーザーがCustomer Self Serviceアプリケーションを使用して独自の検針を発行できます。

サービス・スクリプト:

WX-CrSSMRead

WX-CreateSelfServiceMeterRead

スカラー消費量要約の取得

Customer Self Serviceアプリケーションで消費量データを取得して表示します。

サービス・スクリプト:

WX-GetSCsum

WX-GetScalarConsumptionSummary

使用概要の取得

Customer Self Serviceアプリケーションでユーザーが指定した期間における顧客の使用の概要を取得して表示します

サービス・スクリプト:

WX-GetUsgOVw

WX-GetUsageOverview

サービス要求タイプ別複数アカウントTOU使用

「使用詳細の取得」サービスを使用して、Customer Self Serviceアプリケーションでアカウント・リストについての使用を取得して表示します。各アカウントの使用は、サービス・タイプ、単位および使用量識別子別に要約されます。

サービス・スクリプト:

WX-MulAccTOU

WX-MultipleAccountTOUUsagesByServiceType

サービス要求タイプ別複数アカウント使用

「使用詳細の取得」サービスを使用して、Customer Self Serviceアプリケーションでアカウント・リストについての使用を取得して表示します。各アカウントの使用は、サービス・タイプ、単位および使用量識別子別に要約されます。

サービス・スクリプト:

WX-MulAccCmp

WX-MultipleAccountUsagesByServiceType

複数アカウント使用ダウンロード要求

「使用詳細の取得」サービスを使用して、Customer Self Serviceアプリケーションでアカウント・リスト(使用連係ごと)についての使用を取得して表示します。

サービス・スクリプト:

WX-MulAccUsg

WX-MultipleAccountUsagesDownload

使用詳細の取得

Customer Self Serviceアプリケーションでユーザー固有の期間(年、月、日)における顧客の使用の詳細を取得して表示します

ビジネス・サービス:

WX-RETWSSTOUMapping

WX-RETWSSTOUMappingService

使用調整の取得

ユーザー指定の料金表に基づいて使用調整タイプを取得します。Customer Self Serviceアプリケーションの料金比較機能によって使用されます。

サービス・スクリプト:

WX-RetUsgAdj

WX-RetUsgAdj

または

WX-UsageAdjustmentRetrieval

これらのサービスは、前述のサービス・スクリプトとビジネス・サービスに基づいており、対応するインバウンドWebサービスによって起動されます。

Oracle Utilities Meter Data ManagementとOracle Utilities Customer Self Serviceの統合の詳細は、『Oracle Utilities Customer Self Service Implementation Guide』を参照してください。