マスター構成
マスター構成では、各アダプタの構成設定が定義されます。次の各項では、各Smart Grid Gatewayアダプタが提供するマスター構成の詳細を説明します。
Itron OpenWayマスター構成
「Itron – マスター構成」マスター構成では、Itron OpenWayコマンドおよびペイロード処理で使用する次の詳細が定義されます。
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Itronバージョン: 使用するItron OpenWayヘッドエンド・システムのバージョンを指定するために使用されます。
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コマンド・ステータスが変更されたURL構成: 非同期コールバック要求のURL構成を定義するために使用されます。
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ステ-タスが変更されたサ-ビスURLスクリプト: 非同期コールバックのURLを構成するサービス・スクリプトを定義するために使用されます。このスクリプトには、結果を格納する/output/applicationUrlフィールドを含める必要があります。URLを決定すると、システムでは最初に、スクリプトがこのフィールドに構成されているかどうかを確認し、構成されている場合はそのスクリプトが使用されます。このフィールドが空白(デフォルト)の場合は、「アプリケーションURLの決定」(D1-DetStChSU)スクリプトを使用してURLを作成します。
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デフォルトステ-タスが変更されたサ-ビスURL: ヘッドエンド・システムに送信されるURLの基本部分で、非同期コールバック要求を送信する場所を指定します。このベースURLは、アウトバウンド通信ビジネス・オブジェクトの送信詳細の移入アルゴリズムのアルゴリズム・パラメータとして定義されたコマンド固有のURLコンポーネントによって追加されます。
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コマンド: 非同期コールバック要求のコマンド固有のベースURL
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到達済データの保存場所: Itron DataSubscriberService、Itron EventSubscriberServiceおよびItron ExceptionSubscriberServiceインバウンドWebサービスによってペイロードおよび例外がルーティングおよび処理される方法を定義するために使用されます。
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DataArrived出力構成: Itron DataSubscriberServiceインバウンドWebサービスによってペイロードがルーティングおよび処理される方法を定義します。
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ステージングに保存: Itron DataSubscriberServiceインバウンドWebサービスによってルーティングおよび処理されたペイロードをOracle Object Storageのステージング領域に保存する必要があるかどうかを示すフラグ。オブジェクト格納のステージング領域の使用を有効にするには、これを「Yes」に設定する必要があります。
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ファイル格納: 今後の処理のためにペイロードがルーティングされるステージング場所。これは、「ファイルの場所」拡張可能参照値である必要があります。
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出力バケット/フォルダ名: ペイロードがルーティングされるファイル格納場所内の特定のオブジェクト格納バケットまたはフォルダ。
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ファイル名生成スクリプト: 着信ペイロードをステージング領域に保存するときにファイル名を構成するために使用されるサービス・スクリプトの名前。デフォルトでは、D8-DEFFNGENスクリプトが使用されます。
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EventsArrived出力構成: Itron EventSubscriberServiceインバウンドWebサービスによってイベント・ペイロードがルーティングおよび処理される方法を定義します。
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ステージングに保存: Itron EventSubscriberServiceインバウンドWebサービスによってルーティングおよび処理されたペイロードをOracle Object Storageのステージング領域に保存する必要があるかどうかを示すフラグ。オブジェクト格納のステージング領域の使用を有効にするには、これを「Yes」に設定する必要があります。
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ファイル格納: 今後の処理のためにイベント・ペイロードがルーティングされるステージング場所。これは、「ファイルの場所」拡張可能参照値である必要があります。
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出力バケット/フォルダ名: イベント・ペイロードがルーティングされるファイル格納場所内の特定のオブジェクト格納バケットまたはフォルダ。
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ファイル名生成スクリプト: 着信イベント・ペイロードをステージング領域に保存するときにファイル名を構成するために使用されるサービス・スクリプトの名前。デフォルトでは、D8-DEFFNGENスクリプトが使用されます。
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ExceptionsArrived出力構成: Itron ExceptionSubscriberServiceインバウンドWebサービスによって例外がルーティングおよび処理される方法を定義します
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ステージングに保存: Itron ExceptionSubscriberServiceインバウンドWebサービスによってルーティングおよび処理された例外をOracle Object Storageのステージング領域に保存する必要があるかどうかを示すフラグ。オブジェクト格納のステージング領域の使用を有効にするには、これを「Yes」に設定する必要があります。
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ファイル格納: 今後の処理のために例外がルーティングされるステージング場所。これは、「ファイルの場所」拡張可能参照値である必要があります。
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出力バケット/フォルダ名: 例外がルーティングされるファイル格納場所内の特定のオブジェクト格納バケットまたはフォルダ。
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ファイル名生成スクリプト: 例外をステージング領域に保存するときにファイル名を構成するために使用されるサービス・スクリプトの名前。デフォルトでは、D8-DEFFNGENスクリプトが使用されます。
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Landis+Gyrマスター構成
「L+G - マスター構成」マスター構成では、Landis+Gyrコマンドおよびペイロード処理で使用する次の詳細が定義されます。
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コマンド・ステータスが変更されたURL構成: 非同期コールバック要求のURL構成を定義するために使用されます
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ステ-タスが変更されたサ-ビスURLスクリプト: 非同期コールバックのURLを構成するサービス・スクリプトを定義するために使用されます。このスクリプトには、結果を格納する/output/applicationUrlフィールドを含める必要があります。URLを決定すると、システムでは最初に、スクリプトがこのフィールドに構成されているかどうかを確認し、構成されている場合はそのスクリプトが使用されます。このフィールドが空白(デフォルト)の場合は、「アプリケーションURLの決定」(D1-DetStChSU)スクリプトを使用してURLを作成します。
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デフォルトステ-タスが変更されたサ-ビスURL: ヘッドエンド・システムに送信されるURLの基本部分で、非同期コールバック要求を送信する場所を指定します。このベースURLは、アウトバウンド通信ビジネス・オブジェクトの送信詳細の移入アルゴリズムのアルゴリズム・パラメータとして定義されたコマンド固有のURLコンポーネントによって追加されます。
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コマンド: 非同期コールバック要求のコマンド固有のベースURL
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AMIイベント構成: CIM AMIEventインタフェースの設定を定義するために使用されます
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ステージング領域に保存?: 着信データをOracle Object Storageなどのステージング領域に保存するか、直接処理するかを示すフラグ
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処理構成値: AMIEventペイロードをすぐに処理する場合に使用される「SGGペイロード処理構成」拡張可能参照
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Sensusマスター構成
「Sensusマスター構成」マスター構成では、Sensusコマンドおよび供給中止イベントで使用する次の詳細が定義されます。
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コマンド・ステータスが変更されたURL構成: 非同期コールバック要求のURL構成を定義するために使用されます
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ステ-タスが変更されたサ-ビスURLスクリプト: 非同期コールバックのURLを構成するサービス・スクリプトを定義するために使用されます。このスクリプトには、結果を格納する/output/applicationUrlフィールドを含める必要があります。URLを決定すると、システムでは最初に、スクリプトがこのフィールドに構成されているかどうかを確認し、構成されている場合はそのスクリプトが使用されます。このフィールドが空白(デフォルト)の場合は、「アプリケーションURLの決定」(D1-DetStChSU)スクリプトを使用してURLを作成します。
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デフォルトステ-タスが変更されたサ-ビスURL: ヘッドエンド・システムに送信されるURLの基本部分で、非同期コールバック要求を送信する場所を指定します。このベースURLは、アウトバウンド通信ビジネス・オブジェクトの送信詳細の移入アルゴリズムのアルゴリズム・パラメータとして定義されたコマンド固有のURLコンポーネントによって追加されます。
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コマンド: 非同期コールバック要求のコマンド固有のベースURL
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供給中止イベント・ヘッドエンド・システム: ODEventNotificationインタフェースを介して供給中止イベントが送信されることを想定しているヘッドエンド・システムを定義するために使用されます
Silver Spring Networksバージョン・マスター構成
「SSN – バージョン・マスター構成」マスター構成では、システムが通信しているSilver Spring Networksヘッドエンド・システムのバージョンが指定されます。
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SSNバージョン: Silver Spring Networksヘッドエンド・システムのバージョンを定義するのに使用されます。次のオプションがあります。
- SSNバージョン4.4
- SSNバージョン4.7
- SSNバージョン4.10 注意: SSNバージョン4.10は、ネイティブ実装でサポートされているSilver Spring Networksアダプタの唯一のバージョンです。
- SSN - ジョブ・ステータス構成の取得: アウトバウンド通信によって送信されるジョブ・ステータスの取得要求の「再試行制限」および「待機時間(秒数)」を指定するのに使用されます。