ペイロード処理

ネイティブ実装では、Oracle Smart Grid Gatewayアダプタは、バッチ処理を介して使用および設備イベント・ペイロードを処理します。ファイルは、ヘッドエンド・システムからファイル・システム(オンプレミス実装の場合)またはOracle Cloud Object Storageの場所(クラウド・サービスの場合)に送信され、バッチ・プロセスを介して処理されます。

注意: ペイロード・ファイルのファイル名の合計長(名前、デリミタ、拡張子を含む)は、96文字以下にする必要があります。

このプロセスでは、次の設定および構成が必要です。

  • キー・リングおよびキー・ペア: Oracle Cloud Object Storageの場所をOracle Utilitiesクラウド・サービスのレコードにリンクするのに使用されるレコードクラウド・サービスでのみ使用されます。
  • オブジェクト格納場所: ペイロード・ファイルがヘッドエンド・システムから送信されて処理される1つ以上のOracle Object Storageバケットクラウド・サービスでのみ使用されます。
  • ファイル格納構成の拡張可能参照値: ペイロード処理に使用されるファイルの場所を定義し、バッチ・プロセスによる参照を可能にする拡張可能参照値
  • ヘッドエンド・システム: 特定タイプのペイロード処理(初期測定および設備イベントの作成に使用するビジネス・オブジェクトなど)の処理方法を定義するレコード
  • アダプタの拡張可能参照: データ・マッピングおよび処理で使用される詳細を定義する参照値
  • SGGペイロード処理構成の拡張可能参照値: 特定のヘッドエンド・システムのペイロード処理詳細を定義する拡張可能参照値
  • ペイロード処理バッチ管理: ペイロード・プロセスで使用されるバッチ管理(基本パッケージに付属するテンプレート・バッチ管理に基づく)

これらの各詳細は、次の各項を参照してください。

注意: Itron OpenWayアダプタは、使用および設備イベント・ペイロードの処理に別の方法を使用します。詳細は、「Itron OpenWayのペイロード処理」を参照してください。