キー・リングとキー・ペアの作成
クラウド・サービスでSmart Grid Gatewayアダプタを使用する場合、Oracle Utilitiesクラウド・サービスとOracle Object Storageの間の接続には、API署名キーが必要です。詳細は、『Oracle Utilities Cloud Services Object Storage Setup Guide』の「API Key Management」を参照してください。
APIキー・リングとキー・ペアは、「キー・リング」ポータルで保守されます。このポータルには次のゾーンがあります。
- キー・リング: キー・リングに関する基本情報を表示します
- キー・ペア: 現在のキー・リングのキー・ペアのリストを表示します
キー・リングは、次によって定義されます。
- キー・リング: キー・リングの一意のコード
- キー・リング・クラス: 署名(デフォルト)
- ステータス: キー・リングの現在のステータス。注意: キー・ペアは、有効なキー・リングに対してのみ生成できます。キー・リングを無効化すると、そのリングのキー・ペアは作成できなくなります。
- 摘要: キー・リングの名前(「ファイルの場所」拡張可能参照で参照されます)
キー・リングが作成された後は、キー・ペアを生成して有効にする必要があります。キーの生成をクリックしてキー・リングのキー・ペアを生成します。
キー・ペアは、次によって定義されます。
- シーケンス: キー・ペアのシーケンス(キー・ペアが作成された順序)
- 作成日時: キー・ペアが作成された日時
- キー・ステータス: キー・ペアの現在のステータス。キー・ペアは最初に作成されたときは無効になっています。
- パブリック・キー: 「ビュー」をクリックして、パブリック・キーが含まれているダイアログ・ボックスを開きます。
- 処理: 「有効化」をクリックして、無効化されているキー・ペアを有効にします。
キー・リングとキー・ペアを作成した後は、Oracle Identification and Access Management (IAM)のユーザーAPIキーにキーを貼り付ける必要があります。『Oracle Cloud Infrastructure Services』ドキュメントの「Managing Object Storage」の章で、「Security and Access Management」の「User API Keys」の項を参照してください。パブリック・キーをコピーするには、「キー・ペア」ゾーンの「処理」列で「ビュー」をクリックし、「パブリック・キーの表示」ダイアログ・ボックスでテキストを選択してコピーします。
最後の手順は、キーを有効にすることです。「キー・ペア」ゾーンの「処理」列で「有効化」をクリックします。ダイアログ・ボックスが開き、次のメッセージ表示されます: 「警告: キーの有効化は、パブリック・キーを適切な第三者にすでに登録済であることが前提です。中止するには「取消」を押してください。」注意: パブリック・キーをOracle Identification and Access Managementにコピーしてから有効化してください。「OK」をクリックしてキーを有効にします。「キー・ステータス」列が「有効」に変わります。