ファイル格納の拡張可能参照値の作成

ペイロード処理には、ファイル格納場所の詳細の定義が必要です。これらは、ペイロード・ファイルが処理のために保存されるファイル・システムまたはオブジェクト格納場所です。ファイル格納構成情報は、「ファイル格納構成」(F1-FileStorage)拡張可能参照の値として取得されます。これらのレコードは、ペイロードを処理するバッチ管理によって参照されます。

この拡張可能参照の値は、次によって定義されます。

  • : 拡張可能参照値の一意のコード。この値はバッチ管理パラメータ値として参照されます。
  • 摘要: 拡張可能参照値の摘要
  • ステータス: 値の現在のステータス。「有効」を選択します。
  • ファイル格納詳細: このセクションでは、次のようなファイル格納場所の詳細を定義します。
    • ファイル・アダプタ: 場所のファイル・アダプタのタイプ。次のオプションがあります。
      • ネイティブ・ファイル格納: オンプレミス実装に使用されます。このタイプのアダプタのその他の詳細は次のとおりです。

        • ファイル・パス: ペイロード・ファイルが検出されるファイル・システム上のファイルの場所への有効なファイル・パス

      • Oracle Cloud Object Storage: Oracle Utilitiesクラウド・サービスで使用されます。このタイプのアダプタのその他の詳細は次のとおりです。

        • ユーザー: オブジェクト格納場所のユーザーOracle Cloud ID (ODIC)
        • テナンシ: オブジェクト格納場所のテナンシOracle Cloud ID (ODIC)
        • コンパートメント: オブジェクト格納場所のコンパートメントOracle Cloud ID (ODIC)
        • ネームスペース: オブジェクト格納場所のネームスペース
        • キー・リング: 前に作成したキー・リング
        • リージョン: 接続に対するオブジェクト格納テナンシのリージョン(このフィールドの値はF1_​REGION_​FLG参照で定義されます)。
        • バケット名プリフィクス: オブジェクト格納バケット構成で使用されるプリフィクス

クラウド・サービス実装でのOracle Object Storageの使用の詳細は、『Oracle Utilities Application Framework管理ユーザー・ガイド』「外部ファイル格納」およびOracle Utilities Cloud Services Object Storage設定ガイドを参照してください。