ペイロード処理バッチ管理の作成
最後の手順は、「ペイロード処理モニター・テンプレート」(D1-PLPRM)テンプレートに基づいて、ペイロード処理モニター・バッチ管理を作成することです。各ヘッドエンド・システムまたは特定のペイロード・タイプに対して、あるいはその両方の組合せに対して個別のバッチ管理を作成できます。たとえば、Itron OpenWayの使用量ペイロードと設備イベント・ペイロードに対して個別のバッチ管理を作成できます。特定のバッチ管理を作成して、ペイロード処理のバッチ・プロセスのスケジューリングを設定する際の制御を強化できます。たとえば、使用量ペイロード処理は1時間ごとに実行し、設備ペイロード処理は2時間ごとに実行する必要がある場合があります。
ペイロード処理モニター・バッチ管理を作成するには、「ペイロード処理モニター・テンプレート」(D1-PLPRM)バッチ管理を検索して「複製」を入力し、複製のバッチ管理に一意のコードを入力して「OK」をクリックします。
この新しいバッチ管理を使用して、ヘッドエンド・システムから受信したペイロードを処理できます。
ペイロード処理バッチ管理のパラメータ
ペイロード処理のバッチ処理は、次のパラメータで制御されます。
パラメータ名 |
摘要 |
詳細摘要 |
必須 |
---|---|---|---|
includeFiles |
含めるファイル |
ポーリング時に取得するファイルのタイプのパターン。パラメータでは、ワイルドカード文字を使用するためのglob構文をサポートしています。 |
○ |
fileLocation |
ファイルの場所 |
ファイルのポーリング元オブジェクト格納バケット。これは、適切なバケット(使用量またはイベント)の「ファイルの場所」拡張可能参照値の値である必要があります。 |
○ |
processingConfiguration |
処理構成 |
「SGGペイロード処理構成」拡張可能参照値の値 |
○ |
errorLocation |
エラーの場所 |
ペイロードの欠陥部分および関連する拒否の詳細を格納するオブジェクト格納バケット。これは、適切なエラー・バケットの「ファイルの場所」拡張可能参照値の値である必要があります。 |
○ |
postProcessingAction |
後処理の処理 |
ファイルが処理された後にすること(削除(デフォルト)、アーカイブまたは名前変更)を定義します。「アーカイブ」を選択した場合は、アーカイブ・バケットを指定する必要があります。 |
× |
archiveLocation |
アーカイブの場所 |
処理されたファイルの移動先オブジェクト格納バケット。「後処理の処理」が「アーカイブ」の場合に必要です。これは、適切なアーカイブ・バケットの「ファイルの場所」拡張可能参照値の値である必要があります。 |
× |
processedFileExtension |
処理済ファイル拡張子 |
ファイルが処理された後に、ファイル名に追加されるテキスト。デフォルトはPROCESSEDです。 |
× |
maxRaiseSize |
最大発生サイズ |
このパラメータは、各ポーリング・サイクルでバッチ・プログラムが処理のために発行する最大ファイル数を定義します。デフォルトは最大数なしです。 |
× |
DIST-THD-POOL |
スレッド・プール |
デフォルト・スレッド・プールを希望しない場合に使用するスレッド・プール名。 |
× |