SGGペイロード処理の拡張可能参照値の作成
使用量ペイロードおよびイベント・ペイロードの処理方法を定義するには、拡張可能参照値も作成する必要があります。
ペイロード処理構成情報は、SGGペイロード処理構成(D1-SGGPayloadProcess)拡張可能参照に取得されます。
この拡張可能参照の値は、次によって定義されます。
- 値: 拡張可能参照値の一意のコード。この値はバッチ管理パラメータ値として参照されます。
- 摘要: 参照値の摘要
- ステータス: 値の現在のステータス。これを「有効」に設定します。
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処理詳細: このセクションでは、次のようなペイロード処理の詳細を定義します。
- ペイロード・ハンドラ・クラス名: 使用する処理ハンドラのJavaクラス名。詳細は、後述の「ペイロード・ハンドラ・クラスおよびパラメータ」を参照してください。
- ヘッドエンド・システム: 構成が適用されるヘッドエンド・システム。ドロップダウン・リストから選択します。
- RAWの移入: ペイロード・データが未処理データとして移入されるかどうかを示すチェックボックス。
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ペイロード処理結果タイプ: 構成が適用されるペイロードのタイプ。次のオプションがあります。
- 設備イベント
- 初期測定
- 初期測定および設備イベント
- IMDシーダーBO(インターバル): インターバルの初期測定の作成に使用されるシーダー・ビジネス・オブジェクト。基本パッケージには、このための「IMDシーダー」(D1-IMDSeeder)ビジネス・オブジェクトが含まれています。ペイロード処理結果タイプが「初期測定」または「初期測定および設備イベント」の場合にのみ適用されます。
- IMDシーダーBO(スカラー): スカラーの初期測定の作成に使用されるシーダー・ビジネス・オブジェクト。基本パッケージには、このための「IMDシーダー」(D1-IMDSeeder)ビジネス・オブジェクトが含まれています。ペイロード処理結果タイプが「初期測定」または「初期測定および設備イベント」の場合にのみ適用されます。
- 設備イベント・シーダーBO: 設備イベントの作成に使用されるシーダー・ビジネス・オブジェクト。基本パッケージには、このための「設備イベント・シーダー」(D1-DeviceEventSeeder)ビジネス・オブジェクトが含まれています。ペイロード処理結果タイプが「設備イベント」または「初期測定および設備イベント」の場合にのみ適用されます。
- 初期測定データのフィルタ: 初期測定がフィルタされるかどうかを示すチェックボックス。ペイロード処理結果タイプが「初期測定」または「初期測定および設備イベント」の場合にのみ適用されます。詳細は、後述の「ペイロードのフィルタ」を参照してください。
- 設備イベントのフィルタ: 設備イベントがフィルタされるかどうかを示すチェックボックス。ペイロード処理結果タイプが「設備イベント」または「初期測定および設備イベント」の場合にのみ適用されます。詳細は、後述の「ペイロードのフィルタ」を参照してください。
- 動的パラメータ: 指定されたペイロード・ハンドラ・クラスに基づく、追加の処理ルールをサポートするパラメータ名と値のリスト。各アダプタでサポートされる特定のパラメータについては、後述の「ペイロード・ハンドラ・クラスおよびパラメータ」を参照してください。
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ユーザー・イグジット・インターセプタ: 着信するカスタム書式や非標準書式の使用量および設備のデータを解析して変換するときに、ユーザー・イグジット・コール経由で実行するカスタムGroovyライブラリ・スクリプトを定義します。ユーザー・イグジット・インターセプタは、次のように定義されます。
ペイロード処理ユーザー・イグジット・タイプ Groovyライブラリ・スクリプト Groovyライブラリ・メソッド パーサー取得時
解析スクリプト
getParser
トランスフォーマ取得時
変換スクリプト
getTransformer
結果リストで
ハンドラ・スクリプト
getHandler
「パーサー取得時」および「トランスフォーマ取得時」ユーザー・イグジット・インターセプタの詳細は、「アダプタ開発キットのカスタム・ペイロード処理」を参照してください。「結果リストで」ユーザー・イグジット・インターセプタの詳細は、「追加フィールドのマッピング」を参照してください。注意: 「パーサー取得時」および「トランスフォーマ取得時」ユーザー・イグジット・インターセプタは、「ペイロード・ハンドラ・クラス名」がcom.splwg.d1.domain.sgg.dg.processing.PayloadHandlerViaUserExitsに設定されている場合にのみ適用されます。