決済計算ルールの理解

決済計算ルールは、決済計算を実行する標準およびカスタムのルールです。サービス・ポイント使用量の計算、決済単位の消費量と使用量の合算、損失の適用、不明エネルギー(UFE)の割当などのルールがあります。決済計算ルールは、特定の決済計算グループに対して作成されます。たとえば、2つの決済計算グループを構成して、両方に特定の使用計算ルールを含める場合は、決済計算ルールのインスタンスを2つ(各グループに1つ)作成する必要があります。

ほぼすべての決済計算ルールでは、ルールの失敗によって決済トランザクション例外が発生するため、ルールに対して失敗の「使用トランザクション例外タイプ」を構成できます。これらの使用トランザクション例外タイプは、特定の例外重大度に設定することもできます。

  • 情報: 決済トランザクションが失敗状態になるほどではない軽度の問題をハイライト表示するために使用されます。このカテゴリの例外を使用して、致命的ではないが注意が必要な問題の頻度をレポートできます。
  • 問題: 決済トランザクションの送信を妨げる問題をレポートするために使用されます。決済トランザクションの処理中に複数の問題例外が生成されることがあります。すべてのルールの適用後に1つ以上の問題が存在する場合、決済トランザクションは、確認および承認が必要な失敗状態に遷移します。
  • 終了: 決済計算プロセスが停止する原因となり、決済トランザクションが確認および承認が必要な失敗状態にすぐに遷移する、重大な問題をレポートするために使用されます。終了例外は1つしか発行されません(最初の例外によって決済トランザクションの計算処理が停止するため)。これは、手動上書き/承認が正確ではない場合に使用する必要があります。