BPELプロセス

これらのプロセスによって、Oracle Utilities書式からMultiSpeak 3.0書式への変換の実行、プロセス・コールアウトの起動、設備イベントのトリガーのためのリモート・エンドポイントの起動が行われます。

OnDemandReadコンポジット・プロセス: 現在値読取イベントをトリガーするために、リモート・エンドポイントを起動します。検針が到着すると、非同期的な返信がOUAFレイヤーに応答します。

ConnectDisconnectコンポジット・プロセス: 接続/切断イベントをトリガーするために、リモート・エンドポイントを起動します。要求されたイベントの確認が到着すると、非同期的な返信がOUAFレイヤーに応答します。

CommissionDecommissionコンポジット・プロセス: コミッションまたはデコミッション・イベントをトリガーするために、リモート・エンドポイントを起動します。同期コールが完了した後、次の第2ビジネス・コールアウト・サービスのいずれかが起動され、関連する受信済コールアウトまたは完了コールアウトを実行する必要があるかどうかが判別されます。

  • isExecutingCommissionReceivedCallout

  • isExecutingCommissionCompletedCallout

  • isExecutingDecommissionReceivedCallout

  • isExecutingDecommissionCompletedCallout

  • isExecutingAddMeterToInventoryReceivedCallout

  • isExecutingAddMeterToInventoryCompletedCallout

  • isExecutingMeterExchangeNotificationReceivedCallout

  • isExecutingMeterExchangeNotificationCompletedCallout

CIMOnDemandReadコンポジット・プロセス: CIM現在値読取イベントをトリガーするために、リモート・エンドポイントを起動します。検針が到着すると、非同期的な返信がOUAFレイヤーに応答します。

CIMDeviceStatusCheckコンポジット・プロセス: このプロセスは、CIM OndemandRead BPELプロセスと同様です。SGGでは、現在値読取コマンドの結果を使用して、メーターのステータスを識別します。検針が正常に返された場合、メーターは正常に動作しています。そうでない場合、メーターは無効であるか、機能していないとみなされます。

DemandResetコンポジット・プロセス: 需要再設定イベントをトリガーするために、リモート・エンドポイントを起動します。検針が到着すると、非同期的な返信がOUAFレイヤーに応答します。

LGProcessCalloutコンポジット: このビジネス・コールアウトでは、顧客および実装者がカスタム・ビジネス・ロジックおよび変換を組み込むことができるポイントを提供します。このコンポジットには、すべてのMultiSpeakプロセス用のWSDLおよび処理ロジックが含まれています。各メソッドのデフォルト実装は、入力の直接リターンです。

Webサービス

これらのWebサービスは、すべてLandis+Gyrヘッドエンド・システムで定義されます。WSDLがOUAFのメタ・データ・ストレージ(MDS)レイヤーに追加されており、WSDLへのすべての参照は、このメタ・データ・ストレージの場所を指します。

Webサービス

関連BPELプロセス

摘要

MR_​CB

OnDemandRead

CommissionDecommission

DemandReset

このWebサービスは、Landis+Gyrヘッドエンド・システムのMR_​Serverの実装によって定義されます。

WSDLは、ヘッドエンド・システムから検針を要求するためのインタフェースを定義します。

実際の定義は、L&Gから取得するか、multispeak.orgからダウンロードできます。MultiSpeakから取得する場合は、ビルド3.0aaが適切です。

構成でデフォルト・エンドポイントを変更する必要があります(http://demo.turtletech.com/Multispeak/webapi/MR_​CB.asmx)

CD_​CB

ConnectDisconnect

このWebサービスは、Landis+GyrによるCB_​CDの実装によって定義されます。

WSDLは、ヘッドエンド・システムにおけるメーターの接続または切断を要求するためのインタフェースを定義します。

このWebサービスは、ヘッドエンド・システムによる接続または切断をレポートするためのインタフェースを定義します。

このWebサービスは、ヘッドエンド・システムによってのみ起動され、OUAFによっては起動されません。

CDStateChangedNotification Webメソッドのみがコンポジットに実装されます。

構成でデフォルト・エンドポイントを変更する必要があります(http://demo.turtletech.com/Multispeak/webapi/CD_​CB.asmx)

CIMService

CIMOnDemandRead

CIMDeviceStatusCheck

このWebサービスは、L+GヘッドエンドによるAMIRequestサーバーの実装によって定義されます。

WSDLは、ヘッドエンド・システムから検針を要求するためのインタフェースを定義します。

実際の定義は、L&Gから取得するか、L&G SDK for CIM 2.0からダウンロードする必要があります。

LGProcessCallout

OnDemandRead

ConnectDisconnect

CommissionDecommission

LGProcessCalloutコンポジットからインポートされます

構成でデフォルト・エンドポイントを変更する必要があります(http://127.0.0.1:8000/soa-infra/services/default/LGProcessCallout/LGProcessCallout)

Landis+Gyr Command Center Webサービス

次の表に、Oracle Utilities Smart Grid Gatewayコマンド・メッセージで使用される、Land+Gyr Command Center Webサービスおよび操作の説明を示します。

Smart Grid Gatewayコマンド

AMIアダプタ・ビジネス・オブジェクト

Landis+Gyr Webサービス

Landis+Gyrの操作

設備コミッション

D3-MeterAddNotificationMultiSp

MR

MeterAddNotification

設備デコミッション

D3-MtrRmvNotifMultiSpeak

MR

MeterRemoveNotification

リモート接続/リモート切断

D3-InitiateConnectDisconnect

CD

InitiateConnectDisconnect

現在値読取

D3-InitiateMRByMtrNbr

MR

InitiateMeterReadByMeterNumber

現在値読取(CIM)

D3-CIMGetLPData

D3-CIMMeterOnDemandRead

CIMService

ScheduleDemandRead

需要再設定

D3-ScheduleDemandReset

MR

CIM