サンプル・メーター・ファイル

アダプタ開発キットには、テスト・ハーネスで使用する1つ以上のメーターの構成に使用できるXMLファイルおよびスキーマが含まれています。metersdb.xmlファイルはTest/DGTestHarnessディレクトリにあり、XML Spyなどの適切なXMLエディタで編集できます。この項では、metersdb.xmlファイル内の属性について説明します。

meterdb.xmlファイルには、次の属性を持つ1つ以上のメーター要素が含まれています。

メーター属性

定義

id

メーター識別子。この値は、Oracle Utilities Application FrameworkのamiDeviceID設定と一致している必要があります。

utility

これは情報提供のみです。

serviceType

これは情報提供のみです。

ServiceType

スキーマで記述されている列挙。

isCommissioned

メーターがコミッション済であるかデコミッション済であるかを示すブール値。関連するMultiSpeakコマンドは、MeterAddNotificationおよびMeterRemoveNotificationです。

loadActionCode

この値は、接続および切断コマンド用であり、スキーマで記述されている列挙値があります。値はCDStatesChangedNotification MultiSpeakコマンドで返されます。

outageEventType

この値はDeviceStatusCheckで使用され、ODEventNotificationコールで返されるステータスを付与します。スキーマで記述されている列挙値。

executionStatus

この値にはMultiSpeakコマンドは反映されませんが、かわりに操作の状態を付与します。4つの有効な値があります。

Success: メーターがこのステータスの場合、操作はエラーなく完了します。

ResponseTimeout: メーターがこのステータスの場合、非同期的な返信は到着しません(コミッション/デコミッション・コマンドには無関係)。

SyncOperationFailure: メーターがこのステータスの場合、シミュレートされたヘッドエンド・システムへの初期通信でエラーが発生します。

AsyncOperationFailure: メーターがこのステータスの場合、ヘッドエンド・システムからの非同期コールバックが到着しますが、エラーは示されません(コミッション/デコミッション・コマンドには無関係)。

メーターには次の要素も含まれる場合があります。

  • Comment: 参照専用のフィールドで、メーターの目的を示します。

  • Channels: 現在値読取コマンド用で検針に使用されます。チャネルには次の属性が含まれています。

チャネル属性

定義

uomCode

メーターの検針時に返す必要がある単位コード。

uomName

メーターの検針時に返す必要がある単位名。

description

長いフォーム。メーターの検針時に、この値用にランダム番号が生成されます。

decimals

ランダム番号の小数点以下の桁数を示す値。