機能構成

基本パッケージには、汎用の「活動キュー管理」機能構成タイプが用意されています。このタイプの機能構成を設定すると、組織に固有のビジネス・ルールをサポートする作業予定管理関連のオプションを定義できます。

たとえば、基本パッケージには、ビジネス慣行の例を示す次のプラグインが用意されており、これらのプラグインでは、作業予定登録は、その作業に必要な適切なスキル・レベルがあるユーザーにのみ割り当てられます。

  • 基本の「作業予定後処理」作業予定タイプ・アルゴリズムであるF1-VAL-SKILLは、ユーザーに指定の作業予定登録での作業に必要なスキル・レベルがあることを検証します。
  • 基本の「次の作業予定割当」インストール・オプション・アルゴリズムであるF1-NEXT-TDSKは、作業予定登録をその作業に必要な適切なスキルがあるユーザーに割り当てることができます。このプラグインを適用できるのは、要求に応じた作業配分を組織で実行している場合です。

前述の基本パッケージ・プラグインのいずれかを使用する場合は、このような「活動キュー管理」機能構成を設定する必要があります。

次に、基本パッケージに付属している様々なオプション・タイプを示します。

  • 「スキル」。このオプションは、スキル・カテゴリへの参照を提供します。たとえば、特性を使用してスキル・カテゴリを表していた場合は、このオプションを使用して各特性タイプを参照する必要があります。

  • 「上書きスキル」。このオプションは、特定のメッセージに対する上書きスキル情報参照を提供します。たとえば、作業予定タイプ特性を使用して特定のメッセージ・カテゴリ/番号に対する上書きスキル・カテゴリとレベルを指定していた場合は、このオプションを使用してこの特性を参照します。

注意: スキルの設定。スキル・レベル情報の設定方法の詳細は、前述の基本パッケージ・アルゴリズムの説明を参照してください。
注意: 追加のオプション。実装によっては、追加のオプション・タイプを定義できます。これを実行するには、参照フィールド「F1QM_​OPT_​TYP_​FLG」に新しい参照値を追加します。
注意: 1つのみ。定義する「活動キュー管理」機能構成は1つのみにする必要があります。