添付の概要

次の各トピックでは、添付機能に関する追加情報を示します。

添付タイプ

システムでは、次のような様々な添付コンテンツ・タイプをサポートしています。

  • PDFドキュメント

  • Excelスプレッドシート

  • JPEGイメージ

  • テキスト・ドキュメント

添付データ自体がテキストまたはバイナリである場合があります。ただし、アプリケーションにデータを保存する場合、そのデータはテキスト情報としてのみ保存されます。その結果、バイナリ・タイプの添付をアップロードする場合は、データを保存する前に変換する必要があります。添付を表示すると、データが表示用に再度変換されます。

添付の各タイプは、添付ビジネス・オブジェクトを使用して定義します。ビジネス・オブジェクトには、サポートされるファイル拡張子、データがバイナリかどうか、および添付するデータのタイプを表すコンテンツ・タイプを定義する構成が含まれます。

注意: 基本製品に付属している添付ビジネス・オブジェクトを表示するには、「管理」 > 「システム」 > 「ビジネス・オブジェクト」 > 「検索」を使用してナビゲートし、添付のメンテナンス・オブジェクト(F1-ATCHMT)に関連するビジネス・オブジェクトを検索します。

所有添付

添付は、所有添付または共通添付にできます。所有添付は、特定のレコードに関連付けられている添付です。たとえば、指定されたデバイスの特定のテスト結果をアップロードし、デバイスまたはそのテスト・レコードにリンクできます。これらのタイプの添付は、通常、それを所有するオブジェクトを介してアップロードおよび保守されます。

共通添付

共通添付は、システム内のトランザクションに関係なくアップロードされる添付です。汎用システムまたは会社情報に使用できます。または複数のトランザクションにリンクできます。たとえば、特定のタイプのタスクの実行に関する指示を添付としてアップロードし、その指示が関連するタスクにリンクできます。これらのタイプの添付は、添付ポータルで一元的にアップロードおよび保守されます。添付を参照するオブジェクトによって、特性またはその他の適切なメカニズムを介して添付がリンクされることがあります。

Eメール添付

システムでは、Eメールを送信するシステム処理によって使用できるビジネス・サービスをサポートしています。ビジネス・サービスF1-EmailServiceでは、1つ以上の添付のIDを入力パラメータとして受信できます。

詳細は、「Eメールの送信」を参照してください。

外部参照

外部システムから添付レコードを追加でき、その場合は、外部システムに取得のための参照IDがある場合があります。添付を内部的に追加する場合は、添付に外部参照IDを含めることができます。

マルウェア・スキャン

システムには、添付ファイルをスキャンしてマルウェアの有無を調べるためのステップを構成できる、プラグイン・スポットが用意されています。アルゴリズムが指定されている場合は、添付コンテンツが追加されるたびにコールされます。