キーに関する注意事項

ステージング・データベース内の表の主キーは、システムに割り当てられたランダム番号か、それ以外のいずれかです。システムに割り当てられたランダム番号を持たない表は、親の主キーと1つ以上の追加フィールドを連結したキーを保持します。システムに割り当てられたランダム番号が主キーである各表には、そのキーを管理する関連表があり、この2次表をキー表と呼びます。

キー表の詳細は、次のとおりです。

  • キー表は、新キーを割り当てるプログラムで使用されます。たとえば、新しいキーが割り当てられる前に、そのキーが存在するかどうかキー割当プログラムが対応するキー表をチェックします。
  • キー表には、次の2つの列しかありません。
    • オブジェクトのキー。
    • 環境ID。環境IDは、オブジェクトが存在するデータベースを識別します。
  • キー表には、主表と同じ名前が付けられ、サフィックス「_K」が付きます。例: CI_​ACCTのキー表は、CI_​ACCT_​Kです。
  • 主キーがシステム割当である表のキー表は、表定義レコードで定義されています。
  • システムに割り当てられたキーを持つ表に行を移入するとき、関連キー表にも行を移入する必要があります。たとえば、CI_ACCTに行を挿入する場合、CI_ACCT_Kにも行を挿入する必要があります。これらの行の環境IDは、このデータベースのインストール・レコード上の環境IDと同じである必要があります。
  • このレコードを外部キーとして参照する表に行を移入するとき、適切なキーを使用して正しいデータ関係を確保する必要があります。たとえば、前述のアカウントのCI_SAに行を挿入する場合、ACCT_ID列に一時アカウント・キーが含まれている必要があります。
  • ステージング・データベースに行を挿入するとき、キーはシステムに割り当てられたランダムな番号である必要はありません。一意でありさえすればよいです。後続の本番キーの割当プロセスが、本番に移入される前にシステムに割り当てられたランダムなのキーを割り当てます。