インストール・オプション - メイン

システム全体のインストール・オプションを定義するには、「管理」 > 「全般」 > 「インストール・オプション - フレームワーク」の順に選択します。

ページの説明

「環境ID」は、システムのこのインスタンスに割り当てられる一意のユニバーサルIDです。システムをインストールすると、6桁のランダム番号を使用した環境IDが移入されます。特定の実装で、システムの複数のインストールに同じ環境IDが割り当てられる可能性はほとんどありませんが、実装者にはインストール済製品の環境全体にわたって環境IDが一意であることを確認する責任があります。

「システム所有者」「顧客変更」になります。

「管理メニューの順序」は、様々な管理表を「管理」にグループ化する方法を制御します。

  • 「機能順」を選択した場合、各管理表は、その機能領域に対応するメニュー項目の下に表示されます。このオプションを選択した場合に使用されるメニューは、「管理」メニュー・タイプで識別されるメニューであることに注意してください。
  • 「アルファベット順」を選択した場合、各管理表は、そのローマ字の最初の文字に対応するメニュー項目の下に表示されます。たとえば、「Language」(言語)管理表は「L」メニュー項目の下に表示されます。
注意: 「アルファベット順」オプションではローマ字のみがサポートされます。ローマ字を使用しない言語については、「機能順」設定を使用するようにシステムを構成することをお薦めします。
注意: 応答時間を短縮するために、インストール・オプションはWebサーバーの起動後に初めて使用するときにキャッシュされます。「管理メニューの順序」を変更したときにキャッシュが再構築されるまで待たない場合は、キャッシュ情報を消去すると、現在の情報を使用してキャッシュが即時に再構築されます。システム・ログイン・キャッシュ(インストール・オプションが保存されるキャッシュ)の消去方法は、「キャッシュの概要」 を参照してください。

「言語」はインストール環境で使用される主言語に設定する必要があります。複数の言語がサポートされている場合、各ユーザーは自分の優先言語を定義できます。

「通貨コード」は、製品における取引のデフォルト通貨コードです。

使用している製品がそのオブジェクトのいずれかに関する発効日が指定された特性をサポートしている場合は、暗黙的な開始日のないオブジェクトで「特性デフォルト日付」として使用される日付を定義します。このフィールドに入力した日付は、これらのオブジェクトに新しい特性が追加されたときにデフォルト設定されます(ユーザーはこのデフォルト日付を上書きできます)。

「有効所有者」には、新しく追加されたシステム・データの所有者が表示されます(システム・データとは、アルゴリズム・タイプ、ゾーン、作業予定タイプなどです)。開発領域で作業している場合を除き、これは「顧客変更」になります。

「国」および「タイム・ゾーン」は、アプリケーション全体で使用されるデフォルトの国とタイム・ゾーンを表します。

注意: ほとんどの実装では、ここで定義されたタイム・ゾーンがデータベース・タイム・ゾーンと一致します。ただし、データベースのタイム・ゾーンがインストール・タイム・ゾーンと一致しないなんらかの理由がある場合は、日付を表示する際にデータベースのタイム・ゾーンからここで定義したタイム・ゾーンに自動的に変換されるように、プロパティ・ファイルの設定を構成できます。このプロパティ設定が定義されている場合、インストール・タイム・ゾーンを変更するには、変更を有効にするためにサーバーとスレッド・プール・ワーカーを再起動する必要があります。

季節時間シフト情報を定義する必要がある場合は、「季節時間シフト」をオンにします。現在、これはOracle Customer Care and Billingのインターバル請求機能にのみ適用されます。