仕様の概要

仕様は、一連の資産に関する製造業者、モデルおよびその他の情報を定義するのに使用されます。

  • 仕様には、仕様の定義を補助したり、製造業者からの実際の仕様を提供する添付を追加できます。
  • 仕様には、仕様にリンクされている資産またはコンポーネントのデフォルトのサービス開始およびサービス停止保守スケジュールが含まれる場合もあります。仕様が資産またはコンポーネントに関連付けられると、関連する保守スケジュールが資産またはコンポーネントに対して有効になります。

仕様は、次によって定義されます。

  • 資産タイプ: 仕様に関連付けられている資産タイプ。これによって仕様が資産にリンクされます(指定された資産タイプの資産が現在の仕様を参照します)。
  • 製造業者: 仕様に関連付けられている製造業者。
  • 詳細: 仕様に関する追加の詳細。詳細には次の情報を指定できます
    • モデル: 仕様のモデル番号。機器の仕様で使用されます。
    • 構成マッピング: この仕様を参照する資産に基づいて設備(メーター機器または通信コンポーネント)を作成する際に使用されるテンプレート設備の詳細。これには次の内容が含まれます。
      • 構成: 構成のタイプ
      • 設備識別子タイプ: テンプレート設備の識別に使用される設備識別子タイプ(資産ID、バッジ番号、シリアル番号など)
      • 識別子の値: テンプレート設備の識別に使用される、指定された設備識別子タイプの値(たとえば、テンプレート設備のバッジ番号)
  • ファームウェア情報: 仕様に関連付けられているファームウェア仕様に関する詳細(アナログ・メーター仕様では使用されません)

基本パッケージには、それぞれ異なるビジネス・オブジェクトに基づいて次の仕様が含まれています。次の表に、基本パッケージの各仕様およびビジネス・オブジェクトを示します。

仕様 ビジネス・オブジェクト

アナログ・メーター仕様

W2-ManualMeterSpecification

機器仕様

W1ItemSpecification

通信コンポーネント仕様

W2-CommunicationComponentSpec

通信リレー仕様

W2-CommunicationRelaySpec

ファームウェア仕様

W2-FirmwareSpecification

アナログ・メーター仕様

W2–ManualMeterSpecification

スマート・メーター仕様

W2-SmartMeterSpecification