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JavaTM 2 Platform Standard Ed. 5.0 |
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| 前のクラス 次のクラス | フレームあり フレームなし | |||||||||
| 概要: 入れ子 | フィールド | コンストラクタ | メソッド | 詳細: フィールド | コンストラクタ | メソッド | |||||||||
java.lang.Objectjava.lang.Number
java.lang.Byte
public final class Byte
Byte クラスは、プリミティブ型 byte の値をオブジェクト内にラップします。Byte 型のオブジェクトには、byte 型の単一のフィールドがあります。
さらにこのクラスは、byte を String に、String を byte に変換する各種メソッドや、byte の処理時に役立つ定数およびメソッドも提供します。
Number,
直列化された形式| フィールドの概要 | |
|---|---|
static byte |
MAX_VALUE
byte に設定可能な最大値 (27-1) を保持する定数 |
static byte |
MIN_VALUE
byte に設定可能な最小値 (-27) を保持する定数 |
static int |
SIZE
2 の補数バイナリ形式で byte 値を表すのに使用されるビット数 |
static Class<Byte> |
TYPE
byte のプリミティブ型を表す Class インスタンス |
| コンストラクタの概要 | |
|---|---|
Byte(byte value)
指定された byte 値を表す、新しく割り当てられた Byte オブジェクトを構築します。 |
|
Byte(String s)
String パラメータで示される byte 値を表す、新しく割り当てられた Byte オブジェクトを構築します。 |
|
| メソッドの概要 | |
|---|---|
byte |
byteValue()
この Byte の値を byte として返します。 |
int |
compareTo(Byte anotherByte)
2 つの Byte オブジェクトを数値的に比較します。 |
static Byte |
decode(String nm)
String を Byte にデコードします。 |
double |
doubleValue()
この Byte の値を double として返します。 |
boolean |
equals(Object obj)
このオブジェクトを指定されたオブジェクトと比較します。 |
float |
floatValue()
この Byte の値を float として返します。 |
int |
hashCode()
Byte のハッシュコードを返します。 |
int |
intValue()
この Byte の値を int として返します。 |
long |
longValue()
この Byte の値を long として返します。 |
static byte |
parseByte(String s)
文字列の引数を符号付き 10 進数の byte 型として構文解析します。 |
static byte |
parseByte(String s,
int radix)
2 番目の引数に指定された基数をもとにして、文字列の引数を符号付き byte として構文解析します。 |
short |
shortValue()
この Byte の値を short として返します。 |
String |
toString()
この Byte の値を表す String オブジェクトを返します。 |
static String |
toString(byte b)
指定された byte を表す新規 String オブジェクトを返します。 |
static Byte |
valueOf(byte b)
指定された byte 値を表す Byte インスタンスを返します。 |
static Byte |
valueOf(String s)
指定された String により設定された値を保持する Byte オブジェクトを返します。 |
static Byte |
valueOf(String s,
int radix)
2 番目の引数で指定された基数を使用した構文解析時に、指定された String から抽出された値を保持する Byte オブジェクトを返します。 |
| クラス java.lang.Object から継承されたメソッド |
|---|
clone, finalize, getClass, notify, notifyAll, wait, wait, wait |
| フィールドの詳細 |
|---|
public static final byte MIN_VALUE
byte に設定可能な最小値 (-27) を保持する定数
public static final byte MAX_VALUE
byte に設定可能な最大値 (27-1) を保持する定数
public static final Class<Byte> TYPE
byte のプリミティブ型を表す Class インスタンス
public static final int SIZE
| コンストラクタの詳細 |
|---|
public Byte(byte value)
byte 値を表す、新しく割り当てられた Byte オブジェクトを構築します。
value - Byte によって表される値
public Byte(String s)
throws NumberFormatException
String パラメータで示される byte 値を表す、新しく割り当てられた Byte オブジェクトを構築します。文字列は、基数 10 で parseByte メソッドを使用するのと同じように byte 値に変換されます。
s - Byte に変換される String
NumberFormatException - String が構文解析可能な byte 値を含まない場合parseByte(java.lang.String, int)| メソッドの詳細 |
|---|
public static String toString(byte b)
byte を表す新規 String オブジェクトを返します。基数は 10 と見なされます。
b - 変換される byte
byte の文字列表現Integer.toString(int)public static Byte valueOf(byte b)
Byte(byte) に優先して使用されます。その理由は、このメソッドが頻繁に要求される値をキャッシュするので、操作に必要な領域や時間がはるかに少なくて済む場合が多いためです。
b - バイト値
public static byte parseByte(String s)
throws NumberFormatException
byte 型として構文解析します。文字列にある文字はすべて、10 進数でなければなりません。ただし、1 番目の文字だけは、負の値を表すためにマイナス記号の ASCII 文字「-」(「\u002D」) であってもかまいません。以上の結果生成された byte 値が返されます。これは、この引数と基数 10 が parseByte(java.lang.String, int) メソッドに引数として指定された場合とまったく同じです。
s - 構文解析対象の byte 表現を含む String
byte 値
NumberFormatException - 文字列に構文解析可能な byte 値が含まれない場合
public static byte parseByte(String s,
int radix)
throws NumberFormatException
byte として構文解析します。文字列にある文字はすべて、指定された基数の桁に使う数字でなければなりません。これは、Character.digit(char, int) が負ではない値を返すかどうかによって調べることができます。ただし、1 番目の文字だけは、負の値を表すためにマイナス記号の ASCII 文字「-」(「\u002D」) であってもかまいません。以上の結果生成された byte 値が返されます。
以下に挙げる状況のどれかが発生した場合に、NumberFormatException 型の例外がスローされます。
null であるか、長さゼロの文字列である
Character.MIN_RADIX よりも小さいか、Character.MAX_RADIX よりも大きい
-」(「\u002d」) であってもかまわない
byte 型の値ではない
s - 構文解析対象の byte 表現を含む Stringradix - s の構文解析時に使用する基数
byte 値
NumberFormatException - 文字列に構文解析可能な byte 値が含まれない場合
public static Byte valueOf(String s,
int radix)
throws NumberFormatException
String から抽出された値を保持する Byte オブジェクトを返します。最初の引数は、2 番目の引数で指定された基数内の符号付き byte として解釈されます。これは、引数が parseByte(java.lang.String, int) メソッドに渡された場合とまったく同じです。結果は、文字列により指定された byte 値を表す Byte オブジェクトになります。
つまり、このメソッドが返す Byte オブジェクトの値は、次の値に等しくなります。
new Byte(Byte.parseByte(s, radix))
s - 解析される文字列radix - s の解釈に使用する基数
Byte オブジェクト
NumberFormatException - String が構文解析可能な byte 値を含まない場合
public static Byte valueOf(String s)
throws NumberFormatException
String により設定された値を保持する Byte オブジェクトを返します。引数は、符号付き 10 進数の byte として解釈されます。これは、引数が parseByte(java.lang.String) メソッドに渡された場合とまったく同じです。結果は、文字列により指定された byte 値を表す Byte オブジェクトになります。 つまり、このメソッドが返す Byte オブジェクトの値は、次の値に等しくなります。
new Byte(Byte.parseByte(s))
s - 解析される文字列
Byte オブジェクト
NumberFormatException - String が構文解析可能な byte 値を含まない場合
public static Byte decode(String nm)
throws NumberFormatException
String を Byte にデコードします。以下の文法の 10 進数、16 進数、および 8 進数を指定できます。
DecimalNumeral、HexDigits、および OctalDigits は、『Java 言語仕様』の §3.10.1 で定義されています。
- DecodableString:
- Signopt DecimalNumeral
- Signopt
0xHexDigits- Signopt
0XHexDigits- Signopt
#HexDigits- Signopt
0OctalDigits
- Sign:
-
負の符号 (オプション) と基数指示子のどちらかまたはその両方に続く文字シーケンス (「0x」、「0X」、「#」、または先頭のゼロ) は、指定された基数 (10、16、または 8) で Byte.parseByte メソッドを使う場合と同じように構文解析されます。この文字シーケンスは正の数でなければならず、そうでない場合は NumberFormatException がスローされます。指定された String の最初の文字が負の符号である場合、生成された結果は否定されます。String に空白文字を指定することはできません。
nm - デコード対象の String
nm により表される byte 値を保持する Byte オブジェクト
NumberFormatException - String が構文解析可能な byte 値を含まない場合parseByte(java.lang.String, int)public byte byteValue()
Byte の値を byte として返します。
Number 内の byteValuebyte 型に変換した値public short shortValue()
Byte の値を short として返します。
Number 内の shortValueshort 型に変換した値public int intValue()
Byte の値を int として返します。
Number 内の intValueint 型に変換した値public long longValue()
Byte の値を long として返します。
Number 内の longValuelong 型に変換した値public float floatValue()
Byte の値を float として返します。
Number 内の floatValuefloat 型に変換した値public double doubleValue()
Byte の値を double として返します。
Number 内の doubleValuedouble 型に変換した値public String toString()
Byte の値を表す String オブジェクトを返します。値は、符号付きの 10 進数表現に変換され、文字列として返されます。これは、byte 値が toString(byte) メソッドの引数として指定された場合とまったく同じです。
Object 内の toStringpublic int hashCode()
Byte のハッシュコードを返します。
Object 内の hashCodeObject.equals(java.lang.Object),
Hashtablepublic boolean equals(Object obj)
true になるのは、引数が null ではなく、このオブジェクトと同じ byte 値を含む Byte オブジェクトである場合だけです。
Object 内の equalsobj - 比較対象のオブジェクト
true、そうでない場合は falseObject.hashCode(),
Hashtablepublic int compareTo(Byte anotherByte)
Byte オブジェクトを数値的に比較します。
Comparable<Byte> 内の compareToanotherByte - 比較対象の Byte
Byte が引数 Byte と等しい場合は値 0。この Byte が引数 Byte より小さい数値の場合は 0 より小さい値。この Byte が引数 Byte より大きい数値の場合は 0 より大きい値 (符号付きの比較)
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JavaTM 2 Platform Standard Ed. 5.0 |
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