java.lang.Object
- javafx.scene.control.SpinnerValueFactory<T>

型パラメータ:

T - この値ファクトリが処理するデータの型であり、これは値ファクトリが設定されているSpinnerの型と一致する必要があります。

直系の既知のサブクラス:

SpinnerValueFactory.DoubleSpinnerValueFactory, SpinnerValueFactory.IntegerSpinnerValueFactory, SpinnerValueFactory.ListSpinnerValueFactory
```
public abstract class SpinnerValueFactory<T>
extends Object
```
SpinnerValueFactoryはJavaFX Spinner controlの背後にあるモデルであり、値ファクトリが導入されていない場合、Spinnerは使用できません。次のようなSpinnerのほぼすべての局面を処理するのは、値ファクトリの役割です。
- valueの現在の状態を表す
- 呼び出されるたびに1ステップ以上ずつ値を増分および減分する
- (Spinnerのeditorを介して)ユーザーからのテキスト入力を変換する
- 画面表示のためにオブジェクトをユーザーが判読できる文字列に変換する
JavaFXには、次に示す一般的なタイプのSpinnerValueFactoryクラスが用意されています。
導入されたバージョン:

JavaFX 8u40

関連項目:

Spinner, SpinnerValueFactory.IntegerSpinnerValueFactory, SpinnerValueFactory.DoubleSpinnerValueFactory, SpinnerValueFactory.ListSpinnerValueFactory

プロパティのサマリー

プロパティ
Type	プロパティ	説明
`ObjectProperty<StringConverter<T>>`	`converter`	入力を`value`プロパティ経由で取得できるようにするために、(Spinnerが`editable`である場合に)ユーザーの入力をタイプTのオブジェクトに変換します。
`ObjectProperty<T>`	`value`	SpinnerValueFactoryの現在の値を表し、値が設定されていない場合はnullになります。
`BooleanProperty`	`wrapAround`	wrapAroundプロパティは、値ファクトリを循環型にするかどうかを指定するために使用します。

ネストされたクラスのサマリー

ネストされたクラス
修飾子と型	クラス	説明
`static class`	`SpinnerValueFactory.DoubleSpinnerValueFactory`	double値を反復処理するように設計された`SpinnerValueFactory`実装。
`static class`	`SpinnerValueFactory.IntegerSpinnerValueFactory`	integer値を反復処理するように設計された`SpinnerValueFactory`実装。
`static class`	`SpinnerValueFactory.ListSpinnerValueFactory<T>`	値リストを反復処理するように設計された`SpinnerValueFactory`実装。

コンストラクタのサマリー

コンストラクタ
コンストラクタ説明

SpinnerValueFactory()

メソッドのサマリー

すべてのメソッドインスタンス・メソッド抽象メソッド具象メソッド
修飾子と型	メソッド	説明
`ObjectProperty<StringConverter<T>>`	`converterProperty()`	入力を`value`プロパティ経由で取得できるようにするために、(Spinnerが`editable`である場合に)ユーザーの入力をタイプTのオブジェクトに変換します。
`abstract void`	`decrement(int steps)`	指定されたステップ数ずつの`value`の減分を試みます。
`StringConverter<T>`	`getConverter()`	プロパティconverterの値を取得します。
`T`	`getValue()`	プロパティvalueの値を取得します。
`abstract void`	`increment(int steps)`	指定されたステップ数ずつの`value`の増分を試みます。
`boolean`	`isWrapAround()`	プロパティwrapAroundの値を取得します。
`void`	`setConverter(StringConverter<T> newValue)`	プロパティconverterの値を設定します。
`void`	`setValue(T newValue)`	プロパティvalueの値を設定します。
`void`	`setWrapAround(boolean value)`	プロパティwrapAroundの値を設定します。
`ObjectProperty<T>`	`valueProperty()`	SpinnerValueFactoryの現在の値を表し、値が設定されていない場合はnullになります。
`BooleanProperty`	`wrapAroundProperty()`	wrapAroundプロパティは、値ファクトリを循環型にするかどうかを指定するために使用します。

クラス java.lang.Objectで宣言されたメソッド
clone、equals、finalize、getClass、hashCode、notify、notifyAll、toString、wait、wait、wait

- プロパティの詳細
  - value
```
public final ObjectProperty<T> valueProperty
```
    SpinnerValueFactoryの現在の値を表し、値が設定されていない場合はnullになります。
    
    関連項目:
    
    getValue()、setValue(T)
  - converter
```
public final ObjectProperty<StringConverter<T>> converterProperty
```
    入力をvalueプロパティ経由で取得できるようにするために、(Spinnerがeditableである場合に)ユーザーの入力をタイプTのオブジェクトに変換します。
    
    関連項目:
    
    getConverter()、setConverter(StringConverter)
  - wrapAround
```
public final BooleanProperty wrapAroundProperty
```
    wrapAroundプロパティは、値ファクトリを循環型にするかどうかを指定するために使用します。たとえば、integerベースの値モデルを最大値から最小値に(およびその逆に)増分するかどうかを指定します。
    
    関連項目:
    
    isWrapAround()、setWrapAround(boolean)
- コンストラクタの詳細
  - SpinnerValueFactory
```
public SpinnerValueFactory()
```
- メソッドの詳細
  - decrement
```
public abstract void decrement(int steps)
```
    指定されたステップ数ずつのvalueの減分を試みます。
    
    パラメータ:
    
    steps - 値に対して実行する減分の数。
  - increment
```
public abstract void increment(int steps)
```
    指定されたステップ数ずつのvalueの増分を試みます。
    
    パラメータ:
    
    steps - 値に対して実行する増分の数。
  - getValue
```
public final T getValue()
```
    プロパティvalueの値を取得します。
    
    プロパティの説明:
    
    SpinnerValueFactoryの現在の値を表し、値が設定されていない場合はnullになります。
  - setValue
```
public final void setValue(T newValue)
```
    プロパティvalueの値を設定します。
    
    プロパティの説明:
    
    SpinnerValueFactoryの現在の値を表し、値が設定されていない場合はnullになります。
  - valueProperty
```
public final ObjectProperty<T> valueProperty()
```
    SpinnerValueFactoryの現在の値を表し、値が設定されていない場合はnullになります。
    
    関連項目:
    
    getValue()、setValue(T)
  - getConverter
```
public final StringConverter<T> getConverter()
```
    プロパティconverterの値を取得します。
    
    プロパティの説明:
    
    入力をvalueプロパティ経由で取得できるようにするために、(Spinnerがeditableである場合に)ユーザーの入力をタイプTのオブジェクトに変換します。
  - setConverter
```
public final void setConverter(StringConverter<T> newValue)
```
    プロパティconverterの値を設定します。
    
    プロパティの説明:
    
    入力をvalueプロパティ経由で取得できるようにするために、(Spinnerがeditableである場合に)ユーザーの入力をタイプTのオブジェクトに変換します。
  - converterProperty
```
public final ObjectProperty<StringConverter<T>> converterProperty()
```
    入力をvalueプロパティ経由で取得できるようにするために、(Spinnerがeditableである場合に)ユーザーの入力をタイプTのオブジェクトに変換します。
    
    関連項目:
    
    getConverter()、setConverter(StringConverter)
  - setWrapAround
```
public final void setWrapAround(boolean value)
```
    プロパティwrapAroundの値を設定します。
    
    プロパティの説明:
    
    wrapAroundプロパティは、値ファクトリを循環型にするかどうかを指定するために使用します。たとえば、integerベースの値モデルを最大値から最小値に(およびその逆に)増分するかどうかを指定します。
  - isWrapAround
```
public final boolean isWrapAround()
```
    プロパティwrapAroundの値を取得します。
    
    プロパティの説明:
    
    wrapAroundプロパティは、値ファクトリを循環型にするかどうかを指定するために使用します。たとえば、integerベースの値モデルを最大値から最小値に(およびその逆に)増分するかどうかを指定します。
  - wrapAroundProperty
```
public final BooleanProperty wrapAroundProperty()
```
    wrapAroundプロパティは、値ファクトリを循環型にするかどうかを指定するために使用します。たとえば、integerベースの値モデルを最大値から最小値に(およびその逆に)増分するかどうかを指定します。
    
    関連項目:
    
    isWrapAround()、setWrapAround(boolean)

クラスSpinnerValueFactory<T>

プロパティのサマリー

ネストされたクラスのサマリー

コンストラクタのサマリー

メソッドのサマリー

クラス java.lang.Objectで宣言されたメソッド

プロパティの詳細

value

converter

wrapAround

コンストラクタの詳細

SpinnerValueFactory

メソッドの詳細

decrement

increment

getValue

setValue

valueProperty

getConverter

setConverter

converterProperty

setWrapAround

isWrapAround

wrapAroundProperty