```
public interface ExtensionInstallerService
```
ExtensionInstallerServiceは、JNLPクライアントと通信を行うために拡張インストーラにより使用されます。また、次のような種類の機能を提供します。
- 推奨インストール場所およびその他JNLPクライアントに関する情報へのアクセス
- JNLPクライアントのダウンロード画面の操作
- インストールされたコードを使ってJNLPクライアントを更新するためのメソッド
インストーラのイベントの通常のシーケンスは次のとおりです。
1. ServiceManager.lookup("javax.jnlp.ExtensionInstallerService")を使ってサービスを取得する。
2. インストールの進行に応じて、状態、見出し、進捗を更新する(setStatus、setHeadingおよびupdateProgress)。
3. JREがインストールされているか、ライブラリがインストールされているかに応じて、setJREInfoまたはsetNativeLibraryInfoを呼び出す。
4. 成功であればinstallSucceededを呼び出し、そうでない場合はinstallFailedを呼び出す。
導入されたバージョン:

1.4.2

メソッドのサマリー

すべてのメソッドインスタンス・メソッド抽象メソッド
修飾子と型	メソッド	説明
`URL`	`getExtensionLocation()`	インストールされる拡張の位置を返します。
`String`	`getExtensionVersion()`	インストールされる拡張のバージョンを返します。
`String`	`getInstalledJRE(URL url, String version)`	指定されたJREの実行可能ファイルへのパスを返します。
`String`	`getInstallPath()`	インストーラが拡張をインストールするように推奨されているディレクトリを返します。
`void`	`hideProgressBar()`	進捗バーを非表示にします。
`void`	`hideStatusWindow()`	状態ウィンドウを非表示にします。
`void`	`installFailed()`	インストールが失敗したときに、このメソッドを呼び出す必要があります。
`void`	`installSucceeded(boolean needsReboot)`	インストーラは、拡張機能が正常にインストールされたときにこれを呼び出す必要があります。
`void`	`setHeading(String heading)`	進行状況ウィンドウの見出しテキストを更新します。
`void`	`setJREInfo(String platformVersion, String jrePath)`	JREの実行可能ファイルへのパスをJNLPクライアントに通知します。これがJREのインストーラの場合、このJREが実装するプラットフォーム・バージョンについて通知します。
`void`	`setNativeLibraryInfo(String path)`	ネイティブ・ライブラリを検索する必要があるディレクトリをJNLPクライアントに通知します。
`void`	`setStatus(String status)`	進行状況ウィンドウのステータス・テキストを更新します。
`void`	`updateProgress(int value)`	進捗バーを更新します。

- メソッドの詳細
  - getInstallPath
```
String getInstallPath()
```
    インストーラが拡張をインストールするように推奨されているディレクトリを返します。このディレクトリへのインストーラによるインストールは必須ではなく、単に推奨パスです。
    
    戻り値:
    
    インストーラが拡張機能のインストールを推奨するディレクトリ
  - getExtensionVersion
```
String getExtensionVersion()
```
    インストールされる拡張のバージョンを返します。
    
    戻り値:
    
    インストールされている拡張機能のバージョン
  - getExtensionLocation
```
URL getExtensionLocation()
```
    インストールされる拡張の位置を返します。
    
    戻り値:
    
    拡張機能がインストールされているロケーション
  - hideProgressBar
```
void hideProgressBar()
```
    進捗バーを非表示にします。 updateProgressへの以降の呼出しにより、進捗バーは強制的に可視になります。
  - hideStatusWindow
```
void hideStatusWindow()
```
    状態ウィンドウを非表示にします。インストールの進捗に関してユーザーに独自のフィード・バックを提供する場合だけ、このメソッドを呼び出す必要があります。
  - setHeading
```
void setHeading(String heading)
```
    進行状況ウィンドウの見出しテキストを更新します。
    
    パラメータ:
    
    heading - 見出しテキスト
  - setStatus
```
void setStatus(String status)
```
    進行状況ウィンドウのステータス・テキストを更新します。
    
    パラメータ:
    
    status - ステータス・テキスト
  - updateProgress
```
void updateProgress(int value)
```
    進捗バーを更新します。
    
    パラメータ:
    
    value - 進捗バーの値(0-100)。
  - installSucceeded
```
void installSucceeded(boolean needsReboot)
```
    インストーラは、拡張機能が正常にインストールされたときにこれを呼び出す必要があります。これにより、JNLPクライアントは再度制御を獲得し、通常どおり操作を続行します。
    
    パラメータ:
    
    needsReboot - trueの場合、再起動が必要
  - installFailed
```
void installFailed()
```
    インストールが失敗したときに、このメソッドを呼び出す必要があります。 JNLPクライアントは操作を続行し、インストールが失敗したことをユーザーに通知します。
  - setJREInfo
```
void setJREInfo(String platformVersion,
                String jrePath)
```
    JREの実行可能ファイルへのパスをJNLPクライアントに通知します。これがJREのインストーラの場合、このJREが実装するプラットフォーム・バージョンについて通知します。
    
    パラメータ:
    
    platformVersion - このJRE実装のプラットフォーム・バージョン
    
    jrePath - JREの実行可能ファイルへのパス
  - setNativeLibraryInfo
```
void setNativeLibraryInfo(String path)
```
    ネイティブ・ライブラリを検索する必要があるディレクトリをJNLPクライアントに通知します。
    
    パラメータ:
    
    path - ネイティブ・ライブラリの検索パス
  - getInstalledJRE
```
String getInstalledJRE(URL url,
                       String version)
```
    指定されたJREの実行可能ファイルへのパスを返します。このメソッドは、指定されたJREに関して情報を検索したり、指定されたJREを強化する必要がある拡張で使用できます。
    
    パラメータ:
    
    url - JREの製品の位置
    
    version - JREの製品バージョン
    
    戻り値:
    
    指定されたJREの実行可能ファイルへのパス、JREがインストールされていない場合はnull。

インタフェースExtensionInstallerService

メソッドのサマリー

メソッドの詳細

getInstallPath

getExtensionVersion

getExtensionLocation

hideProgressBar

hideStatusWindow

setHeading

setStatus

updateProgress

installSucceeded

installFailed

setJREInfo

setNativeLibraryInfo

getInstalledJRE