モジュール java.corba

インタフェースServerRequestInfoOperations

  • すべてのスーパー・インタフェース:
    RequestInfoOperations
    既知のすべてのサブインタフェース:
    ServerRequestInfo

    public interface ServerRequestInfoOperations
    extends RequestInfoOperations
    サーバー側の要求インタセプタがアクセスできる要求情報です。

    ServerRequestInfoに対する一部の属性や操作は、すべての遮断点で有効であるとは限りません。 次の表に、各属性または操作の有効性を示します。 有効でない属性や操作にアクセスしようとすると、標準マイナー・コード14が設定されたBAD_INV_ORDERがスローされます。

    各属性または操作の有効性を示します
    receive_request_
    service_contexts
    receive_request send_reply send_exception send_other
    RequestInfoから継承される:
    request_id はい はい はい はい はい
    operation はい はい はい はい はい
    arguments いいえ はい1 はい いいえ2 いいえ2
    exceptions いいえ はい はい はい はい
    contexts いいえ はい はい はい はい
    operation_context いいえ はい はい いいえ いいえ
    result いいえ いいえ はい いいえ いいえ
    response_expected はい はい はい はい はい
    sync_scope はい はい はい はい はい
    reply_status いいえ いいえ はい はい はい
    forward_reference いいえ いいえ いいえ いいえ はい2
    get_slot はい はい はい はい はい
    get_request_service_context はい いいえ はい はい はい
    get_reply_service_context いいえ いいえ はい はい はい
    ServerRequestInfo固有:
    sending_exception いいえ いいえ いいえ はい いいえ
    object_id いいえ はい はい はい3 はい3
    adapter_id いいえ はい はい はい3 はい3
    server_id いいえ はい はい はい はい
    orb_id いいえ はい はい はい はい
    adapter_name いいえ はい はい はい はい
    target_most_derived_interface いいえ はい いいえ4 いいえ4 いいえ4
    get_server_policy はい はい はい はい はい
    set_slot はい はい はい はい はい
    target_is_a いいえ はい いいえ4 いいえ4 いいえ4
    add_reply_service_context はい はい はい はい はい
    1. ServerRequestInforeceive_requestに渡されるときは、各引数のリストにin、inout、outのどれかのエントリがあります。 しかし、使用できるのはinとinoutの引数だけです。
    2. reply_status属性がLOCATION_FORWARDでない場合は、この属性にアクセスすると、標準マイナー・コード14が設定されたBAD_INV_ORDERがスローされます。
    3. サーバント・ロケータによって位置転送が行われたか、例外がスローされた場合、この属性/操作がこの遮断点で使用できなくなる可能性があります。 使用できない場合は、標準マイナー・コード1が設定されたNO_RESOURCESがスローされます。
    4. 必要な情報がターゲット・オブジェクトのサーバントにアクセスする必要があるのに、ORBがこれ以上そのサーバントを使用できない可能性があるため、この操作はこの遮断点で使用できません。 たとえば、オブジェクトのアダプタがServantLocatorを使用するPOAである場合、ORBはServantLocator.postinvoke()を呼び出したあとでこの遮断点を呼び出します。
    関連項目:
    ServerRequestInterceptor
    • メソッドの詳細

      • object_id

        byte[] object_id()
        オペレーション呼出しのターゲットを表している不透明なobject_idを返します。
      • adapter_id

        byte[] adapter_id()
        オブジェクト・アダプタの不透明な識別子を返します。
      • server_id

        String server_id()
        -ORBServerId引数を使用してORB::initで指定されたサーバーIDを返します。
      • orb_id

        String orb_id()
        ORBを作成するのに使用されたIDを返します。
      • adapter_name

        String[] adapter_name()
        この要求を処理中のオブジェクト・アダプタ・インスタンスを識別する一連の文字列を返します。
      • target_most_derived_interface

        String target_most_derived_interface()
        サーバントの最上位の派生インタフェースのリポジトリIDを返します。
      • get_server_policy

        Policy get_server_policy​(int type)
        この操作に有効な指定されたポリシー型のポリシーを返します。 返されたCORBA.Policyオブジェクトは、register_policy_factoryを介して型が登録されている唯一のポリシーです。
        パラメータ:
        type - 返されるポリシーを指定するCORBA.PolicyType
        戻り値:
        指定のポリシーの型を使って取得されたCORBA.Policy
        例外:
        INV_POLICY - 指定された型のポリシーがregister_policy_factoryを介して登録されていなかった場合、標準マイナー・コード2でスローされる。
        関連項目:
        ORBInitInfoOperations.register_policy_factory(int, org.omg.PortableInterceptor.PolicyFactory)
      • set_slot

        void set_slot​(int id,
                      Any data)
               throws InvalidSlot
        インタセプタが、リクエストの範囲内にあるPortableInterceptor.Currentにスロットを設定できるようにします。 そのスロットにデータがすでに存在する場合、既存のデータは上書きされます。
        パラメータ:
        id - スロットのID。
        data - そのスロットに格納するany形式のデータ。
        例外:
        InvalidSlot - このIDによって割当て済みのスロットが定義されていない場合にスローされる。
        関連項目:
        Current
      • target_is_a

        boolean target_is_a​(String id)
        サーバントが指定されたリポジトリIDである場合はtrueを返し、そうでない場合はfalseを返します。
        パラメータ:
        id - 呼出し側では、サーバントがこのリポジトリIDであるかどうかを確認する必要がある。
        戻り値:
        サーバントが指定されたRepositoryIdであるか
      • add_reply_service_context

        void add_reply_service_context​(ServiceContext service_context,
                                       boolean replace)
        インタセプタがサービス・コンテキストを要求に追加できるようにします。

        サービス・コンテキストの順序の宣言はありません。 このため、追加された順に表示される場合も表示されない場合もあります。

        パラメータ:
        service_context - 応答に追加するIOP.ServiceContext
        replace - 指定されたIDを持つサービス・コンテキストがすでに存在しているときのこのオペレーションの動作を示す。 falseの場合は、標準マイナー・コード15が設定されたBAD_INV_ORDERがスローされる。 trueの場合は、既存のサービス・コンテキストが新しいものに置換される。
        例外:
        BAD_INV_ORDER - replaceがfalseであるときに、指定されたIDのサービス・コンテキストがすでに存在する場合、標準マイナー・コード15でスローされる。