モジュール java.base
パッケージ java.lang

クラスError

すべての実装されたインタフェース:
Serializable
直系の既知のサブクラス:
AnnotationFormatError, AssertionError, AWTError, CoderMalfunctionError, FactoryConfigurationError, FactoryConfigurationError, IOError, LinkageError, SchemaFactoryConfigurationError, ServiceConfigurationError, ThreadDeath, TransformerFactoryConfigurationError, VirtualMachineError

public class Error extends Throwable
ErrorThrowableのサブクラスで、通常のアプリケーションであればキャッチすべきではない重大な問題を示します。 そうしたエラーの大部分は異常な状態です。 ThreadDeathエラーは「正常」な状態ですが、ほとんどのアプリケーションではキャッチすべきではないので、やはりErrorのサブクラスの1つです。

メソッドは、そのメソッドを実行する際にスローされる可能性はあってもキャッチはされないErrorのサブクラスをthrows節で宣言する必要はありません。このようなエラーは、絶対に起きてはならない異常な状態であるためです。 つまり、コンパイル時例外チェックでは、Errorとそのサブクラスは非チェック例外とみなされます。

Java言語仕様を参照してください:
11.2コンパイル時の例外検査
導入されたバージョン:
1.0
関連項目:
  • コンストラクタの詳細

    • Error

      public Error()
      詳細メッセージにnullを使用して、新しいエラーを構築します。 原因は初期化されません。Throwable.initCause(java.lang.Throwable)を呼び出すことによって、あとでこれを初期化することができます。
    • Error

      public Error(String message)
      指定された詳細メッセージを使用して、新規エラーを構築します。 原因は初期化されません。Throwable.initCause(java.lang.Throwable)を呼び出すことによって、あとでこれを初期化することができます。
      パラメータ:
      message - 詳細メッセージ。 詳細メッセージは、あとでThrowable.getMessage()メソッドで取得できるように保存されます。
    • Error

      public Error(String message, Throwable cause)
      指定された詳細メッセージおよび原因を使用して新規エラーを構築します。

      causeと関連付けられた詳細メッセージが、このエラーの詳細メッセージに自動的に統合されることはありません

      パラメータ:
      message - 詳細メッセージ(あとでThrowable.getMessage()メソッドで取得できるように保存される)。
      cause - 原因(あとでThrowable.getCause()メソッドで取得できるように保存される)。 (null値が許可されており、原因が存在しないか不明であることを示す。)
      導入されたバージョン:
      1.4
    • Error

      public Error(Throwable cause)
      指定された原因と詳細メッセージ(cause==null ? null : cause.toString())を持つ新しいエラーを構築します(これには通常、causeのクラスと詳細メッセージが含まれる)。 このコンストラクタは、エラーがほかのスロー可能オブジェクトのラッパーである場合に有用です。
      パラメータ:
      cause - 原因(あとでThrowable.getCause()メソッドで取得できるように保存される)。 (null値が許可されており、原因が存在しないか不明であることを示す。)
      導入されたバージョン:
      1.4
    • Error

      protected Error(String message, Throwable cause, boolean enableSuppression, boolean writableStackTrace)
      指定された詳細メッセージ、原因、抑制の有効化または無効化、書込み可能スタック・トレースの有効化または無効化に基づいて、新しいエラーを構築します。
      パラメータ:
      message - 詳細メッセージ。
      cause - 原因。 (null値が許可されており、原因が存在しないか不明であることを示す。)
      enableSuppression - 抑制を有効化するか、それとも無効化するか
      writableStackTrace - スタック・トレースを書込み可能にするかどうか
      導入されたバージョン:
      1.7