モジュール java.base
パッケージ java.text

クラスDecimalFormatSymbols

java.lang.Object
java.text.DecimalFormatSymbols
すべての実装されたインタフェース:
Serializable, Cloneable

public class DecimalFormatSymbols extends Object implements Cloneable, Serializable
このクラスは、数値をフォーマットするときにDecimalFormatで必要となる記号セット(小数点、グループ化区切り文字など)を表します。 DecimalFormatクラスは、それ自体のために、ロケール・データからDecimalFormatSymbolsクラスのインスタンスを生成します。 これらの記号のどれかを変更する必要がある場合は、DecimalFormatからDecimalFormatSymbolsオブジェクトを取得して、修正することができます。

ロケールに"rg" (リージョン・オーバーライド) 「Unicode拡張」が含まれている場合、シンボルは指定されたリージョンでオーバーライドされます。

導入されたバージョン:
1.1
関連項目:
  • コンストラクタのサマリー

    コンストラクタ
    コンストラクタ
    説明
    デフォルトFORMATロケールのDecimalFormatSymbolsオブジェクトを生成します。
    指定されたロケールに対してDecimalFormatSymbolsオブジェクトを生成します。
  • メソッドのサマリー

    修飾子と型
    メソッド
    説明
    標準オーバーライドです。
    boolean
    equalsをオーバーライドします。
    static Locale[]
    このクラスのgetInstanceメソッドがローカライズされたインスタンスを返すことのできるロケールすべての配列を返します。
    DecimalFormatSymbolsが示す通貨を取得します。
    デフォルト・ロケールで、DecimalFormatSymbolsの通貨に対する通貨記号を返します。
    char
    小数点に使用する文字を取得します。
    char
    パターンで数字に使用する文字を取得します。
    仮数と指数を区切るための文字列を返します。
    char
    区切り文字のグループ化に使用される文字を取得します。
    無限大の表示に使用する文字列を取得します。
    デフォルト・ロケールのDecimalFormatSymbolsインスタンスを取得します。
    指定されたロケールのDecimalFormatSymbolsインスタンスを取得します。
    DecimalFormatSymbolsが示す通貨のISO 4217通貨コードを返します。
    char
    負符号の表示に使用する文字を取得します。
    char
    通貨桁区切り文字を返します。
    char
    通貨の区切り文字のグループ化に使用される文字を取得します。
    「非数」の表示に使用する文字列を取得します。
    char
    パターンにおいて正のサブパターンと負のサブパターンを区切るために使用する文字を取得します。
    char
    パーセント符号に使用する文字を取得します。
    char
    パーミル符号に使用する文字を取得します。
    char
    ゼロに使用する文字を取得します。
    int
    hashCodeをオーバーライドします。
    void
    DecimalFormatSymbolsが示す通貨を設定します。
    void
    デフォルト・ロケールで、DecimalFormatSymbolsの通貨に対する通貨記号を設定します。
    void
    setDecimalSeparator(char decimalSeparator)
    小数点に使用する文字を設定します。
    void
    setDigit(char digit)
    パターンで数字に使用する文字を設定します。
    void
    仮数と指数を区切るための文字列を設定します。
    void
    setGroupingSeparator(char groupingSeparator)
    区切り文字のグループ化に使用する文字を設定します。
    void
    setInfinity(String infinity)
    無限大の表示に使用する文字列を設定します。
    void
    DecimalFormatSymbolsが示す通貨のISO 4217通貨コードを設定します。
    void
    setMinusSign(char minusSign)
    負符号の表示に使用する文字を設定します。
    void
    通貨桁区切り文字を設定します。
    void
    setMonetaryGroupingSeparator(char monetaryGroupingSeparator)
    通貨の区切り文字のグループ化に使用する文字を設定します。
    void
    「非数」の表示に使用する文字列を設定します。
    void
    setPatternSeparator(char patternSeparator)
    パターンにおいて正のサブパターンと負のサブパターンを区切るために使用する文字を設定します。
    void
    setPercent(char percent)
    パーセント符号に使用する文字を設定します。
    void
    setPerMill(char perMill)
    パーミル符号に使用する文字を設定します。
    void
    setZeroDigit(char zeroDigit)
    ゼロに使用する文字を設定します。

    クラス java.lang.Objectで宣言されたメソッド

    finalize, getClass, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
  • コンストラクタの詳細

    • DecimalFormatSymbols

      public DecimalFormatSymbols()
      デフォルトFORMATロケールのDecimalFormatSymbolsオブジェクトを生成します。 このコンストラクタでは、Java実行環境でサポートされているロケールについてのみ、インスタンスを構築できます。インストールされているDecimalFormatSymbolsProvider実装でサポートされているロケールについては、インスタンスを構築できません。 すべてのロケールをカバーするには、getInstanceメソッドを使用してください。

      これは、DecimalFormatSymbols(Locale.getDefault(Locale.Category.FORMAT))の呼び出しと同等です。

      関連項目:
    • DecimalFormatSymbols

      public DecimalFormatSymbols(Locale locale)
      指定されたロケールに対してDecimalFormatSymbolsオブジェクトを生成します。 このコンストラクタでは、Java実行環境でサポートされているロケールについてのみ、インスタンスを構築できます。インストールされているDecimalFormatSymbolsProvider実装でサポートされているロケールについては、インスタンスを構築できません。 すべてのロケールをカバーするには、getInstanceメソッドを使用してください。 指定されたロケールがその数体系用にLocale.UNICODE_LOCALE_EXTENSIONを含んでいる場合、インスタンスは指定された数体系で初期化されます(JRE実装がその数体系をサポートする場合)。 たとえば、
       NumberFormat.getNumberInstance(Locale.forLanguageTag("th-TH-u-nu-thai"))
       
      これは、ラテン語数体系のかわりにタイ語数体系を使用したNumberFormatインスタンスを返す場合があります。
      パラメータ:
      locale - 目的のロケール
      例外:
      NullPointerException - localeがnullである場合
  • メソッドの詳細

    • getAvailableLocales

      public static Locale[] getAvailableLocales()
      このクラスのgetInstanceメソッドがローカライズされたインスタンスを返すことのできるロケールすべての配列を返します。 返される配列は、JavaランタイムおよびインストールされているDecimalFormatSymbolsProvider実装によってサポートされているロケールの和集合を表します。 これには、Locale.USと等価なLocaleインスタンスが少なくとも1つ含まれている必要があります。
      戻り値:
      ローカライズされたDecimalFormatSymbolsインスタンスを使用可能なロケールの配列。
      導入されたバージョン:
      1.6
    • getInstance

      public static final DecimalFormatSymbols getInstance()
      デフォルト・ロケールのDecimalFormatSymbolsインスタンスを取得します。 このメソッドを使用すると、Javaランタイム自体でサポートされているロケールと、インストールされているDecimalFormatSymbolsProvider実装でサポートされているロケールの、DecimalFormatSymbolsインスタンスにアクセスできます。

      これは、getInstance(Locale.getDefault(Locale.Category.FORMAT))の呼び出しと同等です。

      戻り値:
      DecimalFormatSymbolsのインスタンス。
      導入されたバージョン:
      1.6
      関連項目:
    • getInstance

      public static final DecimalFormatSymbols getInstance(Locale locale)
      指定されたロケールのDecimalFormatSymbolsインスタンスを取得します。 このメソッドを使用すると、Javaランタイム自体でサポートされているロケールと、インストールされているDecimalFormatSymbolsProvider実装でサポートされているロケールの、DecimalFormatSymbolsインスタンスにアクセスできます。 指定されたロケールがその数体系用にLocale.UNICODE_LOCALE_EXTENSIONを含んでいる場合、インスタンスは指定された数体系で初期化されます(JRE実装がその数体系をサポートする場合)。 たとえば、
       NumberFormat.getNumberInstance(Locale.forLanguageTag("th-TH-u-nu-thai"))
       
      これは、ラテン語数体系のかわりにタイ語数体系を使用したNumberFormatインスタンスを返す場合があります。
      パラメータ:
      locale - 目的のロケール。
      戻り値:
      DecimalFormatSymbolsのインスタンス。
      例外:
      NullPointerException - localeがnullである場合
      導入されたバージョン:
      1.6
    • getZeroDigit

      public char getZeroDigit()
      ゼロに使用する文字を取得します。 アラビア語などでは異なるものを使用します。
      戻り値:
      ゼロに使用する文字
    • setZeroDigit

      public void setZeroDigit(char zeroDigit)
      ゼロに使用する文字を設定します。 アラビア語などでは異なるものを使用します。
      パラメータ:
      zeroDigit - ゼロに使用する文字
    • getGroupingSeparator

      public char getGroupingSeparator()
      区切り文字のグループ化に使用される文字を取得します。 フランス語などでは異なるものを使用します。
      戻り値:
      グループ区切り文字
    • setGroupingSeparator

      public void setGroupingSeparator(char groupingSeparator)
      区切り文字のグループ化に使用する文字を設定します。 フランス語などでは異なるものを使用します。
      パラメータ:
      groupingSeparator - グループ区切り文字
    • getDecimalSeparator

      public char getDecimalSeparator()
      小数点に使用する文字を取得します。 フランス語などでは異なるものを使用します。
      戻り値:
      小数点に使用する文字
    • setDecimalSeparator

      public void setDecimalSeparator(char decimalSeparator)
      小数点に使用する文字を設定します。 フランス語などでは異なるものを使用します。
      パラメータ:
      decimalSeparator - 小数点に使用する文字
    • getPerMill

      public char getPerMill()
      パーミル符号に使用する文字を取得します。 アラビア語などでは異なるものを使用します。
      戻り値:
      パーミル符号に使用する文字
    • setPerMill

      public void setPerMill(char perMill)
      パーミル符号に使用する文字を設定します。 アラビア語などでは異なるものを使用します。
      パラメータ:
      perMill - パーミル符号に使用する文字
    • getPercent

      public char getPercent()
      パーセント符号に使用する文字を取得します。 アラビア語などでは異なるものを使用します。
      戻り値:
      パーセント符号に使用する文字
    • setPercent

      public void setPercent(char percent)
      パーセント符号に使用する文字を設定します。 アラビア語などでは異なるものを使用します。
      パラメータ:
      percent - パーミル符号に使用する文字
    • getDigit

      public char getDigit()
      パターンで数字に使用する文字を取得します。
      戻り値:
      パターンで数字に使用する文字
    • setDigit

      public void setDigit(char digit)
      パターンで数字に使用する文字を設定します。
      パラメータ:
      digit - パターンで数字に使用する文字
    • getPatternSeparator

      public char getPatternSeparator()
      パターンにおいて正のサブパターンと負のサブパターンを区切るために使用する文字を取得します。
      戻り値:
      パターン区切り文字
    • setPatternSeparator

      public void setPatternSeparator(char patternSeparator)
      パターンにおいて正のサブパターンと負のサブパターンを区切るために使用する文字を設定します。
      パラメータ:
      patternSeparator - パターン区切り文字
    • getInfinity

      public String getInfinity()
      無限大の表示に使用する文字列を取得します。 これは、ほとんどの場合変更されません。
      戻り値:
      無限大を表す文字列
    • setInfinity

      public void setInfinity(String infinity)
      無限大の表示に使用する文字列を設定します。 これは、ほとんどの場合変更されません。
      パラメータ:
      infinity - 無限大を表す文字列
    • getNaN

      public String getNaN()
      「非数」の表示に使用する文字列を取得します。 これは、ほとんどの場合変更されません。
      戻り値:
      「非数」を表す文字列
    • setNaN

      public void setNaN(String NaN)
      「非数」の表示に使用する文字列を設定します。 これは、ほとんどの場合変更されません。
      パラメータ:
      NaN - 「非数」を表す文字列
    • getMinusSign

      public char getMinusSign()
      負符号の表示に使用する文字を取得します。 負のフォーマットを明示的に指定しない場合は、正のフォーマットの前に負符号が付けられます。
      戻り値:
      負符号を表す文字
    • setMinusSign

      public void setMinusSign(char minusSign)
      負符号の表示に使用する文字を設定します。 負のフォーマットを明示的に指定しない場合は、正のフォーマットの前に負符号が付けられます。
      パラメータ:
      minusSign - 負符号を表す文字
    • getCurrencySymbol

      public String getCurrencySymbol()
      デフォルト・ロケールで、DecimalFormatSymbolsの通貨に対する通貨記号を返します。
      戻り値:
      通貨記号
      導入されたバージョン:
      1.2
    • setCurrencySymbol

      public void setCurrencySymbol(String currency)
      デフォルト・ロケールで、DecimalFormatSymbolsの通貨に対する通貨記号を設定します。
      パラメータ:
      currency - 通貨記号
      導入されたバージョン:
      1.2
    • getInternationalCurrencySymbol

      public String getInternationalCurrencySymbol()
      DecimalFormatSymbolsが示す通貨のISO 4217通貨コードを返します。
      戻り値:
      通貨コード
      導入されたバージョン:
      1.2
    • setInternationalCurrencySymbol

      public void setInternationalCurrencySymbol(String currencyCode)
      DecimalFormatSymbolsが示す通貨のISO 4217通貨コードを設定します。 通貨コードが有効な場合(Currency.getInstanceで定義される)は、対応するCurrencyインスタンスに対する通貨属性と、DecimalFormatSymbolsのロケールでの通貨記号に対する通貨記号属性も設定します。 通貨コードが無効の場合は、通貨属性はnullに設定され、通貨記号属性は変更されません。
      パラメータ:
      currencyCode - 通貨コード
      導入されたバージョン:
      1.2
      関連項目:
    • getCurrency

      public Currency getCurrency()
      DecimalFormatSymbolsが示す通貨を取得します。 通貨記号属性が、有効なISO 4217通貨コード以外の値にあらかじめ設定された通貨記号属性の場合は、nullになります。
      戻り値:
      使用される通貨またはnull
      導入されたバージョン:
      1.4
    • setCurrency

      public void setCurrency(Currency currency)
      DecimalFormatSymbolsが示す通貨を設定します。 通貨記号属性を、DecimalFormatSymbolsのロケールでの通貨の記号に設定し、国際通貨記号属性を通貨のISO 4217通貨コードに設定します。
      パラメータ:
      currency - 使用する新しい通貨
      例外:
      NullPointerException - currencyがnullである場合
      導入されたバージョン:
      1.4
      関連項目:
    • getMonetaryDecimalSeparator

      public char getMonetaryDecimalSeparator()
      通貨桁区切り文字を返します。
      戻り値:
      通貨桁区切り文字
      導入されたバージョン:
      1.2
    • setMonetaryDecimalSeparator

      public void setMonetaryDecimalSeparator(char sep)
      通貨桁区切り文字を設定します。
      パラメータ:
      sep - 通貨桁区切り文字
      導入されたバージョン:
      1.2
    • getExponentSeparator

      public String getExponentSeparator()
      仮数と指数を区切るための文字列を返します。 例1.23x10^4の「x10^」、1.23E4の「E」。
      戻り値:
      指数区切り文字列
      導入されたバージョン:
      1.6
      関連項目:
    • setExponentSeparator

      public void setExponentSeparator(String exp)
      仮数と指数を区切るための文字列を設定します。 例1.23x10^4の「x10^」、1.23E4の「E」。
      パラメータ:
      exp - 指数区切り文字列
      例外:
      NullPointerException - expがnullである場合
      導入されたバージョン:
      1.6
      関連項目:
    • getMonetaryGroupingSeparator

      public char getMonetaryGroupingSeparator()
      通貨の区切り文字のグループ化に使用される文字を取得します。 一部のロケール(オーストリアのドイツ語など)では、grouping separatorと異なる場合があります。
      戻り値:
      通貨グループ・セパレータ
      導入されたバージョン:
      15
    • setMonetaryGroupingSeparator

      public void setMonetaryGroupingSeparator(char monetaryGroupingSeparator)
      通貨の区切り文字のグループ化に使用する文字を設定します。 このメソッドを呼び出しても、通常のgrouping separatorには影響しません。
      パラメータ:
      monetaryGroupingSeparator - 通貨グループ・セパレータ
      導入されたバージョン:
      15
      関連項目:
    • clone

      public Object clone()
      標準オーバーライドです。
      オーバーライド:
      clone、クラスObject
      戻り値:
      このインスタンスの複製。
      関連項目:
    • equals

      public boolean equals(Object obj)
      equalsをオーバーライドします。
      オーバーライド:
      equals、クラスObject
      パラメータ:
      obj - 比較対象の参照オブジェクト。
      戻り値:
      このオブジェクトがobj引数と同じである場合はtrue、それ以外の場合はfalse
      関連項目:
    • hashCode

      public int hashCode()
      hashCodeをオーバーライドします。
      オーバーライド:
      hashCode、クラスObject
      戻り値:
      このオブジェクトのハッシュ・コード値。
      関連項目: