モジュール java.desktop
パッケージ javax.swing

クラスJCheckBoxMenuItem

すべての実装されたインタフェース:
ImageObserver, ItemSelectable, MenuContainer, Serializable, Accessible, MenuElement, SwingConstants

@JavaBean(description="A menu item which can be selected or deselected.") public class JCheckBoxMenuItem extends JMenuItem implements SwingConstants, Accessible
選択または選択解除できるメニュー項目です。 選択されている場合、通常はメニュー項目の横にチェック・マークが表示されます。 選択されていないか、あるいは選択が解除された場合、メニュー項目はチェック・マークなしで表示されます。 通常のメニュー項目と同じように、チェックボックス・メニュー項目は、関連付けられたテキストまたはグラフィック・アイコン、またはこの両方を持つことができます。

isSelectedsetSelected、またはgetStatesetStateを使用して、メニュー項目の選択状態を判定または指定できます。 isSelectedおよびsetSelectedメソッドの方をお薦めします。これらは、すべてのメニューとボタンで機能します。 getStateおよびsetStateメソッドは、他のコンポーネント・セットとの互換性のために用意されています。

メニュー項目は構成可能であり、Actionを使用してある程度制御できます。 メニュー項目でActionを使用することは、メニュー項目を直接構成するのと比べて多くの利点があります。 詳細は「ActionをサポートするSwingコンポーネント」を参照してください。さらに、Java チュートリアルActionsの使用方法のセクションに詳細が説明されています。

1つのメニューから複数のチェック・ボックス・メニュー項目を選択する必要がある場合があります。 この場合、1つのチェック・ボックス・メニュー項目をクリックしてもメニューは閉じないと便利です。 このような動作は、クライアントJComponent.putClientProperty(java.lang.Object, java.lang.Object)またはLook&Feel UIManager.put(java.lang.Object, java.lang.Object)プロパティ"CheckBoxMenuItem.doNotCloseOnMouseClick"のいずれかによって制御できます。 デフォルト値はfalseです。 プロパティをtrueに設定すると、マウスでメニューをクリックしたときにメニューが閉じなくなります。 クライアント・プロパティが設定されている場合、その値は常に使用されます。それ以外の場合は、L&Fプロパティを問い合せます。 ノート: L&Fによっては、このプロパティが無視される場合があります。 すべての組込みL&Fは、この動作を継承します。

チェックボックス・メニュー項目の使用方法の詳細と例については、『The Java Tutorial』の「How to Use Menus」を参照してください。

警告: Swingはスレッドに対して安全ではありません。 詳細は、「Swing's Threading Policy」を参照してください。

警告: このクラスの直列化されたオブジェクトは、今後のSwingリリースと互換ではなくなる予定です。 現在の直列化のサポートは、短期間の格納や、同じバージョンのSwingを実行するアプリケーション間のRMIに適しています。 1.4では、すべてのJavaBeansの長期ストレージのサポートがjava.beansパッケージに追加されました。 XMLEncoderを参照してください。

導入されたバージョン:
1.2
  • コンストラクタの詳細

    • JCheckBoxMenuItem

      public JCheckBoxMenuItem()
      初期状態で選択されていない、テキストおよびアイコンなしのチェックボックス・メニュー項目を生成します。
    • JCheckBoxMenuItem

      public JCheckBoxMenuItem(Icon icon)
      初期状態で選択されていない、アイコン付きのチェックボックス・メニュー項目を生成します。
      パラメータ:
      icon - JCheckBoxMenuItemのアイコン。
    • JCheckBoxMenuItem

      public JCheckBoxMenuItem(String text)
      初期状態で選択されていない、テキスト付きのチェックボックス・メニュー項目を生成します。
      パラメータ:
      text - JCheckBoxMenuItemのテキスト
    • JCheckBoxMenuItem

      public JCheckBoxMenuItem(Action a)
      指定されたActionからプロパティを取得するメニュー項目を生成します。
      パラメータ:
      a - JCheckBoxMenuItemの動作
      導入されたバージョン:
      1.3
    • JCheckBoxMenuItem

      public JCheckBoxMenuItem(String text, Icon icon)
      初期状態で選択されていない、指定されたテキストおよびアイコン付きのチェックボックス・メニュー項目を生成します。
      パラメータ:
      text - JCheckBoxMenuItemのテキスト
      icon - JCheckBoxMenuItemのアイコン
    • JCheckBoxMenuItem

      public JCheckBoxMenuItem(String text, boolean b)
      指定されたテキストおよび選択状態を持つチェックボックス・メニュー項目を生成します。
      パラメータ:
      text - チェックボックス・メニュー項目のテキスト。
      b - チェックボックス・メニュー項目の選択状態
    • JCheckBoxMenuItem

      public JCheckBoxMenuItem(String text, Icon icon, boolean b)
      指定されたテキスト、アイコン、および選択状態を持つチェックボックス・メニュー項目を生成します。
      パラメータ:
      text - チェックボックス・メニュー項目のテキスト
      icon - チェックボックス・メニュー項目のアイコン
      b - チェックボックス・メニュー項目の選択状態
  • メソッドの詳細

    • getUIClassID

      @BeanProperty(bound=false) public String getUIClassID()
      このコンポーネントをレンダリングするL&Fクラスの名前を返します。
      オーバーライド:
      getUIClassID、クラスJMenuItem
      戻り値:
      文字列"CheckBoxMenuItemUI"
      関連項目:
    • getState

      public boolean getState()
      項目の選択状態を返します。 このメソッドは、AWTの互換性のためだけに用意されています。 新しいコードでは、代わりにisSelected()を使用します。
      戻り値:
      項目が選択されている場合はtrue
    • setState

      @BeanProperty(bound=false, hidden=true, description="The selection state of the check box menu item") public void setState(boolean b)
      項目の選択状態を設定します。 このメソッドは、AWTの互換性のためだけに用意されています。 新しいコードでは、代わりにsetSelected()を使用します。
      パラメータ:
      b - 項目の選択状態を示すboolean値。項目が選択されている場合はtrue
    • getSelectedObjects

      @BeanProperty(bound=false) public Object[] getSelectedObjects()
      チェックボックス・メニュー項目のラベルを格納する配列(長さ1)を返します。チェックボックスが選択されていない場合はnullを返します。
      定義:
      getSelectedObjects、インタフェースItemSelectable
      オーバーライド:
      getSelectedObjects、クラスAbstractButton
      戻り値:
      項目が選択されている場合は、メニュー項目のテキストである1個のオブジェクトを含む配列。そうでない場合はnull
    • paramString

      protected String paramString()
      このJCheckBoxMenuItemの文字列表現を返します。 このメソッドはデバッグ専用であり、返される文字列の内容および形式は実装によって異なる可能性があります。 返される文字列は空でもかまいませんが、nullにはできません。
      オーバーライド:
      paramString、クラスJMenuItem
      戻り値:
      このJCheckBoxMenuItemの文字列表現。
    • getAccessibleContext

      @BeanProperty(bound=false) public AccessibleContext getAccessibleContext()
      このJCheckBoxMenuItemに関連付けられたAccessibleContextを取得します。 JCheckBoxMenuItemの場合、AccessibleContextはAccessibleJCheckBoxMenuItemの形式を取ります。 必要に応じて新規のAccessibleJCheckBoxMenuItemインスタンスが生成されます。
      定義:
      getAccessibleContext、インタフェースAccessible
      オーバーライド:
      getAccessibleContext、クラスJMenuItem
      戻り値:
      このAccessibleJCheckBoxMenuItemのAccessibleContextとして機能するAccessibleJCheckBoxMenuItem